執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

25

キーマンを見つけて、人脈を開拓する。

キーマンを見つけて、人脈を開拓する。 | 段取り力を高める30の方法

私がアメリカに留学していたころの話です。

もともと1人で行動する私は、よく1人で買い物や散歩などしていました。

友人がいないわけでもありませんでしたが、これといって、友人も多いわけでもありませんでした。

そんなある日、将樹君という友人に出会います。

彼と出会ってから、不思議な現象が起こり始めました。

彼と出会ってからまもなく、短期間のうちに、爆発的に人脈が広がりました。

理由は簡単です。

彼には友人が多く、会うたびに、彼の友人を紹介してもらえたからです。

私と将樹君は、もともと性格が合っていたので、いろいろなことで助け合っていました。

将樹君と一緒にいると、なぜかそのほかのたくさんの人と出会えます。

会うたびに、新しい友人を1人、あるいは複数人、紹介してくれました。

紹介してくれた人が、また新しい人を紹介してくれる好循環です。

将樹君と会うまでは、人脈なんて縁のなかった私です。

しかし、将樹君というキーマンと出会うことで、人脈が広がり、急に生活が明るくなりました。

つまり彼は、人脈のキーマンでした。

キーマンは、人脈のハブ的な役割を持っています。

たくさんの人間関係に属しているキーマンを見つければ、さまざまな人と出会えます。

あなたは友人を作るとき、どのような工夫をしていますか。

特に考えもなく、運命に身を任せて、ただ行き当たりばったりで人と出会っているのではないでしょうか。

たしかに人生には、そういう出会い方もあります。

環境に身を任せて、出会うという自然な出会いも悪くはありません。

しかし、友人作りを効率よくしようと思うなら、キーマンから仲良くなることです。

中心的な人物と知り合うことで、人脈は容易に何倍も広げることができるのです。

段取り力を高める方法(25)
  • 人脈のキーマンと友人になる。
段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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