「あなたのためを思って」
そんな言葉をかけてくる人はいませんか。
「あなたのためを思って」という一言を前置きとして「こうしたほうがいい、ああしたほうがいい」と言ってきます。
こちらが「教えてほしい」とお願いしていないにもかかわらず、いろいろなアドバイスをしてくることも少なくありません。
一見、親切な人のように思えますが、実際はどうでしょうか。
むしろこういう人には注意してください。
「こうしたほうがいい、ああしたほうがいい」と言いつつ、自分の思いどおりにコントロールしようとしている場合があるからです。
「あなたのためを思って」と言いながらも、そうとは限りません。
実際は「自分のため」になっていることも少なくありません。
自分の希望を押し付けているだけの場合があります。
自分に都合のいいように、相手を変えようとしているのです。
「感謝の押し付け」というケースも見られます。
「こんなに良いアドバイスをしたのだから、私に感謝しなさい」と遠回しに言っているように感じることもあるでしょう。
感謝を強要しているようにも感じられ、良い印象を受けないのです。
こういう人と関わっていると、いつの間にか自由が奪われ、相手の考えに振り回されてしまうでしょう。
「あなたのためを思って」と言ってくる人がいれば、あまり深く関わらず、距離を置くのがおすすめです。
本当に相手を思いやる人は、むやみに自分の考えを押し付けません。
優しい目で見守ります。
相手のやり方に文句は言わず、相手の意思を尊重します。
どうしてもアドバイスをしたくなることもあるかもしれません。
そんなときでも「あなたのためを思って」という言い方はしません。
自分の考えを押し付けるような言い方はせず、やんわりと提案するような言い方をします。
「こういう方法もありますよ」
「私はこんなふうにしていますよ」
「もし良かったらいかがですか」
相手に選択を委ねる言い方をすれば、悪い印象を与えにくいでしょう。
相手は「なるほど」と思ってもらいやすくなるのです。