日常では時折、有名人と会う機会に恵まれることがあります。
コンサートで会うこともあるでしょう。
サイン会や握手会で会って、直接話をすることもあるかもしれません。
撮影現場で目撃することもあるはずです。
たまたま街で歩いているところを見かけることもあるかもしれません。
そんなとき有名人とのつながりを誇示しているなら注意が必要です。
もちろんちょっと話題に出す程度ならいいのです。
「そういえば、街で○○さんを見かけたよ」
「コンサート会場で○○さんを近くで見た」
会話ネタとして会話に出すくらいなら何の問題もありません。
珍しい話に盛り上がることでしょう。
しかし、有名人とのつながりを誇示するのはよくありません。
それはただの自慢です。
品格と出会い運の両方を下げてしまいます。
有名人とのつながりを誇示するのはよくありません。
「知り合いに、有名人の○○さんがいる」
「その気になれば○○さんと連絡が取れる」
「何度も会ったことがある。一緒に食事をしたこともある」
あたかもその有名人と親しい関係であるような言い方です。
有名人とのつながりを誇示する様子があれば、ひんしゅくを買うでしょう。
「どうだ、すごいだろ!」と自慢しているようなもの。
有名人とつながっていることに、自分のステータスを感じているだけです。
「すごい」と思われるために、有名人をネタにするのは上品ではありません。
知り合いに有名人がいることで、自分のランクが上がっていると勘違いしている様子が痛々しい。
流行に流されやすく、ミーハーな感じが強くなり、自分の品格を下げてしまいます。
「単なる知り合いだよね。親しい友人というわけではないよね」と心の中で笑われるのがオチです。
自分では有名人のことを「仲のいい関係」と思っていても、有名人からは「何でもない人」と思われているでしょう。
一方的に自分が友人と勘違いしているだけです。
そもそも覚えてもらっていないことも少なくありません。
「私はすごい人でないと受け付けません」と言っているようにも聞こえます。
有名人とのつながりを誇示すればするほど、紹介する気がなくなります。
「はいはい、すごいですね」とあしらわれます。
「そんなすごい人は知り合いにいません」「私の出番はありませんね」という流れになり、誰も紹介されなくなります。
有名人とのつながりがあっても誇示しないことです。
「話の流れがあったとき、話題に出す」という程度にしておくのが賢明です。