あるクリニックの予約の際「以前と住所が変わりました。入り口が少しわかりにくいのでご注意ください」と言われました。
わざわざ伝えるくらいですから、迷う人が多いのでしょう。
強調して伝えている印象がありました。
入り口がわかりにくいとのことだったので、念のため普段より早めに家を出ました。
案の定、迷いました。
目的のビルまではすぐ行けたのですが、そこからが問題でした。
クリニックは13階にあるのですが、1階エレベーターの案内板には8階までしか表示されていません。
「おかしいな? ビルは合っているはずなのにな」と疑問に思いながら、ビル周辺を20分ほどうろうろしていたのです。
「もたもたして遅刻してはいけない」と思い、もう一度クリニックに電話して、ようやく正しい行き方がわかりました。
大きなビルなのですが「商業施設用エレベーター」と「オフィス用エレベーター」が別にあるのです。
しかもそれぞれの距離も少し離れていました。
そのクリニックは、オフィス用エレベーターでしかアクセスできません。
私が見ていたのは商業施設用エレベーターで、だから8階までしか表示がなかったのです。
しかもオフィス用の入り口もエレベーターもこぢんまりしていて、わかりにくかったことも原因でした。
大きな入り口があると、ついそちらに目が向き、小さな入り口は見落としがちです。
予約時間にはぎりぎり間に合ったものの、久しぶりに焦った出来事でした。
行き方がわかれば迷わず簡単なのですが、初めての人にとっては少々トリッキーです。
「迷いやすいとはこういう意味だったのか。ちょっとした罠のようだ」と思ったのです。
そのとき思ったのは「アドバイスに従っておいて良かった。早めに家を出ておいて良かった」ということでした。
わざわざ受付の人が念を押して伝えることには、何か理由があります。
人のアドバイスには、素直に従っておくのがいいのです。