タスクがたくさんあるときに役立つのは「ToDoリスト」です。
頭の中でそれぞれのタスクを覚えて整理するのは大変です。
紙にタスクを書き出してリスト化することで、やらなければいけない仕事が目に見える形になります。
ど忘れを防いだり優先順位を考えやすくなったりして便利です。
ビジネスパーソンにとってToDoリストの作成は基本です。
ToDoリストの作成が当たり前の習慣になっている人も多いのではないでしょうか。
さて、ここで1つ疑問があります。
タスクが1つのときは、ToDoリストに書いたほうがいいのでしょうか。
タスクが1つだけなら、優先順位は関係ありません。
タスクが1つしかないなら、うっかり忘れることも少なく、わざわざリストに書く必要はないと思うかもしれません。
しかし、油断は禁物です。
正解は「書いたほうがいい」です。
理由は3つあります。
タスクが1つであっても、目に見える形にすることは重要です。
リストに目を向けると「私が取り組むのはこの仕事だ!」という意識になります。
やるべきことが明確になることで、集中力を高める効果が得られ、高いパフォーマンスを発揮しやすくなります。
タスクが1つだけであれば、失念の心配がないように思われますが、絶対ないとは言いきれません。
仕事中に電話や来客があって、一時中断しなければいけないときがあるでしょう。
用事が済んで仕事を再開しようとしたとき、何をやっていたのかスムーズに思い出せないことはありえます。
きちんとToDoリストにタスクを書いていれば、すぐ思い出せ、仕事の再開がしやすくなります。
タスクが完了したときは、快感があります。
仕事が完了したとき、チェックマークを入れたり横線を引っ張ったりすれば、それもまた目に見える形となり、達成感が倍増します。
仕事の達成を噛み締めることで、自己肯定感を上げたり、仕事のモチベーションにつながったりします。
タスクが1つであっても、仕事は仕事です。
自分の頭を過信せず、きちんと書いておくことで、精神衛生上も良くなります。
タスクが1つしかないときも、きちんとToDoリストに書くことをおすすめします。