「忙しくて○○する時間がない」という人がいます。
○○にはいろいろな言葉が当てはまります。
「忙しくて遊ぶ時間がない」
「忙しくて寝る時間がない」
「忙しくて会う時間がない」
「忙しくて電話をする時間がない」
「忙しくて掃除をする時間がない」
「忙しくて運動する時間がない」
「忙しくて勉強する時間がない」
それは本当でしょうか。
いいえ、きっと誤解です。
忙しくてできないと思い込んでいるだけです。
悪い暗示にかかっているだけです。
「忙しい」と言っている時点で、本当に忙しいとは言えません。
本当に忙しいなら「忙しい」と言う暇すらないはずです。
「忙しいと言いながら実は時間があります」と公言しているようなもの。
「忙しい、忙しい」と言う人は、そう思い込んでいるだけです。
忙しいことをアピールすれば、いかにも「仕事ができる人」という感じがいます。
「求められている感」も出て、気持ちがいいのです。
忙しくても、その気になれば、時間はできます。
早めに出社すれば、時間ができます。
仕事を断れば、時間ができます。
もっと段取りをよくすれば、時間ができます。
余計な仕事や無駄な会議をやめれば、時間ができます。
会社の飲み会や友人とのランチを断れば、時間ができます。
休憩や昼休みを取らなければ、時間ができます。
趣味や遊びの時間を削れば、時間ができます。
納期を延ばしてもらえば、時間ができます。
移動時間や隙間時間を使えば、時間はできます。
有休を使えば、時間ができます。
まとまった時間がほしいなら、週末や連休を使えばいいことです。
連休になるよう有休を取ればいいだけの話です。
会社近くに引っ越せば、通勤時間が短縮され、時間ができるはずです。
まだまだできる方法はあるはずです。
「睡眠時間を削って時間を作る」以外でも、たくさんの方法があります。
睡眠時間を削って時間を作る方法は、最後の手段です。
「忙しい、忙しい」という人は、本当に忙しいのか、いま一度自分を振り返ってみることが大切です。
「忙しくて○○する時間がない」という人にお勧めの言葉があります。
「忙しくても時間はある」です。
そう言い聞かせてください。
「忙しくて○○する時間がない」と思い込めるなら、逆に「忙しくても時間はある」と思い込めるはずです。
忙しくてもいいのです。
忙しくても時間を作ればいいことです。
「忙しくても時間はある」と思えば、手段はたくさんあることに気づかされるのです。