大きなことにチャレンジをするとき、助走をしてばかりの人がいます。
留学、就職、転職、起業、開業。
「しっかり助走がしなければいけない。もっと助走をつけなければいけない」
仕事をするときは、ToDoリストです。
タスクを頭の中だけで考えるのは良くありません。
頭の中だけで考えていると、記憶が曖昧になったり、うっかり忘れたりするのがオチです。
大きな仕事や複雑な仕事に取り組むとき必要なのは、なんと言っても「計画」です。
もちろん一瞬で終わる小さな仕事であれば、いちいち計画は不要ですが、大きな仕事や複雑な仕事では計画が欠かせません。
無計画で進めるのは、失敗をしに行くようなもの。
完璧な準備は必要ありません。
そもそも完璧な準備は非現実的と考えてください。
完璧な準備を考え始めると、あらゆる事態を想定しなければいけなくなります。
「時間がない」と言いつつ、きちんと定時で帰っている人がいます。
これはおかしい。
毎日遅くまで残業であればわかりますが、定時で帰っているなら普通に時間はあるはずです。
「やる気が出てから取りかかろう」
「もう少したってから取りかかろう」
「今見ているテレビ番組が終わってから取りかかろう」
あなたの日常では、メリハリがついていますか。
メリハリをつけないと、仕事と休憩の境目があやふやになり、だらだらしてしまいます。
なかなか仕事に集中できなかったり、きちんと休憩ができなかったりするのです。
無駄な時間が発生しやすいのは、買い物のシーンです。
買い物の買い忘れを一度もしたことがないという人はいないでしょう。
買い物に行って自宅に戻ってから「しまった、○○を買うのを忘れた!」と慌てることがあるもの。
職場で上司や先輩から仕事のやり方を教えてもらうことがあるでしょう。
仕事のやり方を教えてもらうときは「メモ帳」が欠かせません。
一度聞いただけで完璧に覚えるのは難しい。
無駄な時間をなくしたいなら、仕事のマルチタスクに注意してください。
もともとマルチタスクとは「複数の処理を同時に実行する」というコンピューター用語ですが、ビジネスシーンでもよく使われます。
仕事ができる人は、マルチタスクで複数の仕事を一挙に進めているイメージがあるのではないでしょうか。
ぐだぐだ言い訳をする人がいます。
遅刻をしたとき、言い訳をします。
「電車が遅延が発生したので……」
上司から依頼されたとき、とっさに「はい、わかりました」と答える人がいます。
過去にやったことがある仕事なら即快諾で決まりですが、初めての仕事で進め方がよくわからないときもあります。
初めての仕事で進め方がわからないにもかかわらず、とっさに「はい、わかりました」と答えてしまうのは要注意です。
無駄な時間の1つが、落ち込んでいる時間です。
人は感情を持った生き物です。
嫌なことや悲しいことがあると、気分が沈んで落ち込んでしまいます。
いらいらしそうになったら、自分にこう言い聞かせてください。
「いらいらするだけ時間の無駄」と。
いらいらしたところで、何かいいことはあるでしょうか。
使い終わったものは、元の場所に戻しましょう。
「片付けるのが面倒」「片付ける時間がもったいない」といって出したままにしている人がいます。
たしかにいちいち片付けるのはちょっとだけ手間暇がかかります。
未来のことを考えては、不安を募らせる人がいます。
「試験に落ちたらどうしよう」
「就活に失敗したらどうしよう」
プレゼンの発表会で前提条件を伝えると、文句を言う人がいます。
「持ち時間は5分です」と言われると「短すぎます。もっと時間をください。せめて10分は欲しいです」とぶつぶつ文句を言います。
もちろん前提条件に不公平があるなら別です。
書店に足を運んで店内を見て回っていると、面白そうな本を見つけました。
ところがここで購入を迷います。
「面白そうだな。買ってみようかな。でも読み切れるかなあ。値段がちょっとなあ。でもやっぱり読んでみたいなあ……」
体の調子が悪いのに、なかなか病院に行こうとしない人がいます。
「別にたいしたことはない」
「これくらい我慢できる」
数学の勉強の際、解けない問題に行き詰まり、ずっとうなっている人がいます。
問題文をじっと見つめ、解けない問題に延々と時間を費やし、時計の針だけが進んでいるのです。
もちろん諦めずに考えることは大事なことです。
時間を無駄にしたくない人にありがちなのは、睡眠時間の削減です。
睡眠時間を8時間から6時間に減らせば、2時間の時間が生まれます。
睡眠時間を8時間から5時間に減らせば、3時間の時間が生まれます。
行きたいお店があるなら、今すぐ予約を取りましょう。
善は急げです。
もたもたしているうちに、どんどん予約が埋まります。
無駄な時間を減らすなら「水回り」に注目です。
キッチン、シンク、浴室、洗面所、トイレ。
それぞれどのようなタイミングで掃除をしているでしょうか。
新しいことを学ぼうとするとき、最初から分厚い本に手をつける人がいます。
分厚い本のほうが情報量が多く、網羅されている感じがあります。
分厚い本を持って読んでいる人がいれば、知的でかっこいい印象を受けるでしょう。
私たちの生活で意外と時間を使っているのが、買い物です。
一言で「買い物の時間」と言っても、細かな時間が集まっています。
お店に行く時間、商品を探す時間、見比べて選ぶ時間、レジの待ち時間、自宅まで運ぶ時間。
時間を無駄にしたくないからといって、さっとシャワーで済ませる人がいます。
たしかに湯船に浸かると、それだけ時間が奪われます。
湯船にお湯をためるだけでも一定時間がかかります。
レストランでメニューを選ぶとき、注文を決めるのが遅い人がいます。
「これもおいしそうだな。おや、これもおいしそうだな。迷ってしまうな」
食欲をかき立てる料理がたくさんあると目移りしてしまい、決めるのに時間がかかりますね。
ロールプレーイングゲームでは、キャラクターのレベルを上げなければいけない場面があります。
いわゆる「レベル上げ」です。
レベル上げは退屈な作業です。
いじめが社会問題になっています。
自分より弱い立場にいる人を、肉体的・精神的な苦痛を与えることで苦しめます。
言葉、暴力、無視、強要、仲間外れ。
やる気が出ない。
なかなか重い腰が上がらない。
やらなければいけないとわかっているのに、面倒くさくて手をつけられない。
大きなことにチャレンジをするとき、助走をしてばかりの人がいます。
留学、就職、転職、起業、開業。
「しっかり助走がしなければいけない。もっと助走をつけなければいけない」
自分の助走に満足できず、ひたすら走り続けています。
「そろそろジャンプしたらどう?」と促しても「まだ助走が足りない、もっと助走が必要」の一点張りで聞く耳を持ちません。
少しでも素晴らしいスタートを切るために、徹底的に助走をしているのです。
たしかに新しいステージに進むときには、助走が欠かせません。
いきなりジャンプすると、勢いが足りず、良いスタートが切れません。
大きなチャレンジであればあるほど、必要な準備も増えて時間もかかるでしょう。
助走期間を設けることは、不要な失敗を避けるために大切なのは間違いありません。
しかし、助走をするのはいいのですが、しすぎには注意してください。
助走をしすぎると、ぜえぜえ息切れを起こします。
そこで体力を使い切ってしまい、肝心のジャンプがうまくいかなくなります。
必要以上の助走は、かえって時間の無駄を生んでしまうのです。
助走をしている段階では、まだ始めたことになっていません。
あくまで準備であり、前段階です。
延々と助走をするわけにはいきません。
助走を続けているばかりでは次のステップに進めません。
思いきってジャンプをしてこそ、本当のスタートです。
助走をするなら、前もって量と期間を決めておきましょう。
どこかで区切りをつけて、踏ん切りをつけなければいけません。
適度な助走を見極めてください。
助走に上限を設けましょう。
ある程度勢いがつけば、ジャンプです。
大きなことであればあるほど、助走も長く必要になりますが、きちんと上限を決めておくことが大切です。
仕事をするときは、ToDoリストです。
タスクを頭の中だけで考えるのは良くありません。
頭の中だけで考えていると、記憶が曖昧になったり、うっかり忘れたりするのがオチです。
タスクが複数あるときは、きちんと紙に書き出して、ToDoリストをつくることが役立ちます。
リストに一つひとつやるべきことを書き出すことで、タスクの見える化を実現できます。
どれだけ頭の悪い人でも、リストに書き出せば、一目瞭然です。
消さないかぎり消えることはありません。
取り組むべきタスクが明確になることで、優先順位も考えやすくなって実行しやすくなるのです。
意識の高いあなたであれば、日頃からToDoリストを利用して仕事をしているに違いありません。
さて、ToDoリストを作った後、よくあるオチがあります。
作ったことに満足して、肝心の実行がおそろかになる、ということです。
「よし、つくり終わった! 立派なリストができた!」と、満足して終わりです。
ToDoリストをつくると、なんとなくそこで一仕事を終えた気になります。
自分の中で達成感を覚え、ほっとしてしまい、実行しないまま終わるのです。
これではToDoリストをつくって意味がありません。
本を買っただけで読んだ気になってしまい、結局読まないまま積ん読で終わるのと同じことです。
笑ってしまう話ですが、少なくありません。
どれだけ見やすかろうと、どれだけ優先順位がうまく考えられていようと、実行に移さなければ無意味です。
ToDoリストを作ったら、そこで満足するのではなく、きちんと実行に移しましょう。
優先順位の高いものから一つひとつ取り組むことです。
ToDoリストは、つくってからが本番なのです。
大きな仕事や複雑な仕事に取り組むとき必要なのは、なんと言っても「計画」です。
もちろん一瞬で終わる小さな仕事であれば、いちいち計画は不要ですが、大きな仕事や複雑な仕事では計画が欠かせません。
無計画で進めるのは、失敗をしに行くようなもの。
これほど恐ろしいことはありません。
行き当たりばったりで取り組むと、無駄な時間が発生します。
仕事が終わるたびに「次の仕事は何をしようか」と考えることになり、スムーズに進みません。
二度手間になったり余計なことをしたりすることも増え、無駄な時間を生んでしまうのです。
「そんなことは当たり前のことだ」
そんな声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。
基本的なことで当たり前のことですが、軽視できません。
大切なことは「知っているかどうか」ではなく「できているかどうか」です。
いま一度きちんとできているか振り返ってみてください。
頭ではわかっていても、意外と見落としていることが多いのではないでしょうか。
特に大きなプロジェクトや複雑な仕事の場合、計画は必須です。
計画を立てることで「次はどの仕事をしたらいいのか?」を迷うことがなくなります。
仕事の段取りが良くなり、業務効率や生産性の向上につながります。
計画を立てれば「やるぞ!」とやる気も出て、モチベーションも上がります。
ミスやトラブルを減らすことにも役立つので、無駄な時間もなくなるのです。
大きな仕事も複雑な仕事も、計画があれば怖くありません。
計画を立てるとき、完璧な計画は必要ありません。
細かいところまで考えると、考えることが膨大になります。
いざ仕事を始めると、思わぬトラブルや想定外が発生するのは日常茶飯事です。
はっきりしないところは、臨機応変な対応でフレキシブルにいきましょう。
大ざっぱな計画や起こりやすいトラブルに絞れば十分です。
大きな仕事や複雑な仕事に取り組む際は、きちんと計画を立ててから取り組みましょう。
計画を立てるのに時間はかかりますが、無駄ではありません。
費やした時間以上に得られるものがあります。
計画に時間がかかっても、スムーズに仕事を進めば、十分回収でき、最終的には時間短縮にもつながります。
計画は、無駄な時間をなくすための投資なのです。
完璧な準備は必要ありません。
そもそも完璧な準備は非現実的と考えてください。
完璧な準備を考え始めると、あらゆる事態を想定しなければいけなくなります。
考えなければいけないことが膨大になるため大変です。
低い可能性でも、無視できません。
それぞれの細かな状況に応じた準備が必要になるため、必要な時間・お金・労力がどんどん膨らみ、準備の負担が大きくなります。
完璧な準備を目指すと、果てしない道のりとなり、いつまでたっても行動できないのです。
行動力をつけるにはどうするか。
「完璧な準備」を心がけるのではありません。
「7割の準備」を心がけましょう。
7割の準備であれば、すぐできます。
もちろん命や健康が関わるものであれば別ですが、たいていのことは7割の準備でカバーできます。
計画全体を見渡して、可能性の大きいものだけピックアップして、それに対応した準備で十分と考えます。
7割の準備ができればゴーサインを出して、さっさと動き出せばいいのです。
7割の準備でよしとすれば、終わりのない準備は避けられます。
残りの3割は、行動しながら準備していくようにしましょう。
実際に動き始めれば、思いもよらない事態が出てきます。
実際に行動を始めたほうが、具体的な準備が見えてくるようになります。
「そのときはそのとき」という臨機応変な対応で間に合うことも少なくありません。
仕事は、スピードが大切です。
もたもたしていると、できることもできなくなり、得られるチャンスも得られなくなります。
「7割の準備でよし」と考え、少しでも早い行動を心がけましょう。
「時間がない」と言いつつ、きちんと定時で帰っている人がいます。
これはおかしい。
毎日遅くまで残業であればわかりますが、定時で帰っているなら普通に時間はあるはずです。
むしろ毎日定時で帰れているなら、快適なホワイト企業であり、恵まれた職場と言えるでしょう。
「時間がない」と言いつつ「2次会は断っているんですけどねえ」と言う人がいます。
これもおかしい。
2次会を断っているということは、1次会には出席しているということです。
1次会を断れば、その分だけ時間を確保できます。
「時間がない」と言いつつ、スマホでゲームやSNSに何時間も費やしている人がいます。
これもおかしい。
スマホの時間を減らせば、その分時間を確保できるはずです。
ゲームもSNSも、本人さえその気になれば、すぐやめられるはずです。
笑ってしまう話ですが、意外と多いのです。
世の中とは面白いものです。
時間がないという人に限って、削れる時間があります。
本人は時間がなくていっぱいいっぱいと思っていますが、それは幻想です。
時間がないと思い込んでいるだけのこと。
客観的に見ると、時間を確保できるケースがあります。
しかも意外と多くあるものです。
本当に時間がなければ「時間がない」と言う暇すらありません。
時間がないという人に限って、自分が何に時間を費やしているか気づいていないのです。
あなたも「時間がない」と思うことがあるかもしれません。
「時間がない」と言いそうになったら、本当にそうなのか、一度立ち止まって考えてみてください。
時間がないと思い込んでいるだけかもしれません。
「時間がない」という口癖があるだけかもしれません。
自分では忙しくて時間がないと思っても、冷静に振り返ってみると、削れる時間があるのではないでしょうか。
「ここに無駄な仕事があるね。ここで要領の悪い行動をしているなあ」と思う点が見つかるに違いありません。
そこを改善すれば、時間はできます。
無駄な仕事も要領の悪い行動も、削るなり直すなりして改善していきましょう。
工夫を凝らして改善すれば、時間がない状態から時間が余る状態になることも夢ではありません。
冷静に生活を振り返ってみると、意外とまだまだ時間はあるのです。
「やる気が出てから取りかかろう」
「もう少したってから取りかかろう」
「今見ているテレビ番組が終わってから取りかかろう」
ぐだぐだのろのろしていて、なかなか重い腰が上がりません。
重い腰を上げるのが遅いとき、無駄な時間が生まれています。
たしかにやる気や元気が出ないと、重い腰を上げるのにも時間がかかるもの。
腰に重りでもついているかのような感覚を覚えることがあるでしょう。
この「もたもたしている時間」が無駄です。
仕事をしているわけでも休んでいるわけでもない、実に中途半端な時間です。
あれこれ言い訳をすることで仕事の着手を先延ばしにしていて、これが無駄な時間になっているのです。
仕事の着手が遅くなるにつれて、仕事の完了も遅くなります。
無駄な時間をなくしたいなら、さっと仕事に取りかかることです。
「私はスロースターターだから」と思う人も、そう思い込んでいるだけです。
余計な先送りはしません。
やるべきことがあるなら、余計な言い訳をせず、さっと取りかかりましょう。
理想は「ゼロ秒の着手」です。
「やろう」と思った瞬間に取りかかるのがベストです。
日頃から意識を高め、重い腰をさっと上げる習慣を心がけましょう。
重い腰を上げるのが早ければ早いほど、時間の無駄がなくなります。
やる気や元気は、なくてもいいのです。
やる気や元気が出るまで待つ必要はありません。
やる気も元気も、実際に動き始めれば、自然と生まれるからです。
「作業興奮の原理」といって、手や体を動かし始めると、脳内にドーパミンが放出され、やる気や元気が出てくる仕組みがあります。
嘘だと思うなら試してみればわかります。
やる気や元気がなくても、ゆっくりでもいいのでとりあえず動いていれば、じわじわやる気や元気が出てきます。
気づくと、すっかり仕事の調子が出ているのです。
あなたの日常では、メリハリがついていますか。
メリハリをつけないと、仕事と休憩の境目があやふやになり、だらだらしてしまいます。
なかなか仕事に集中できなかったり、きちんと休憩ができなかったりするのです。
仕事中に遊びのことを考えたり、休憩中に仕事のことを考えたりするのはNGです。
メリハリをつけないと、仕事も休憩も中途半端になります。
無駄な時間をつくらないためにも、しっかり抑揚のあるメリハリを心がけましょう。
仕事をするときは、しっかり仕事をする。
休憩をするときは、しっかり休憩をする。
何事もメリハリが大切です。
弛緩と緊張をつくって強弱をはっきりさせることで、シーソーのようにバランスを取って、それぞれが良いリズムを生み出すのです。
メリハリをつけるにはどうすればいいのでしょうか。
自分の中に「オンオフのスイッチ」を持つようにしてください。
照明ライトのスイッチと同じイメージです。
自分の中にもオンオフを切り替えるスイッチを取り入れましょう。
たとえば、仕事や勉強するときは、オンに切り替えます。
交感神経の働きが高まって、目の前のことに集中力が高まります。
「さあ、今からやるぞ」と思えば、一瞬で仕事モード・勉強モードのスイッチがオンになります。
途中で趣味や遊びなど、余計なことを考えそうになったら「今はオンの時間だ!」を自分に言い聞かせ、邪念を振り払いましょう。
だらけた気持ちがしゃきっとして、仕事に集中できます。
仕事や勉強が終わったら、心や体をオフにして、休憩やリラックスを楽しみます。
自律神経の働きが弱まる一方、副交感神経の働きが強まって、スムーズに疲れが癒やされます。
オフのときには、しっかりオフを楽しみます。
リフレッシュやストレス解消など、たっぷり弛緩を楽しみましょう。
自分の中でオンオフのスイッチを持つことで、物事の切り替えがうまくいくようになり、メリハリをつけやすくなるのです。
ここでひとつ大切なルールがあります。
「オンオフは混在させない」というルールです。
仕事と休憩の両方を同時にオンにはしません。
「オンでもないオフでもない」という中途半端な状態は、スイッチの切り替えがうまくいかなくなります。
仕事をオンにしたら休憩はオフにして、休憩をオンにしたら仕事はオフにしましょう。
オンとオフのサイクルは人によって異なります。
定番としては「45分仕事をしたら10分休憩をする」「60分仕事をしたら10分休憩をする」などのサイクルがあります。
何度かオンオフの調整を試しながら、自分に合ったサイクルを見つけておくといいでしょう。
ただし、オンの時間は、最大で90分をおすすめします。
人が集中力をキープできるのは、最大で90分が限度と言われているためです。
オンの時間は90分以内に設定するのが、上手にメリハリをつけるコツなのです。
無駄な時間が発生しやすいのは、買い物のシーンです。
買い物の買い忘れを一度もしたことがないという人はいないでしょう。
買い物に行って自宅に戻ってから「しまった、○○を買うのを忘れた!」と慌てることがあるもの。
買い忘れたものに気づき、それが料理に必要な具材であれば、もう一度買いに行かなければいけなくなります。
日頃から気をつけていても、うっかりすることがあるもの。
自分の記憶力が悪いことに気づかされ、われながら情けないと感じてしまうこともあるかもしれません。
「うっかりしちゃった」と笑って済ませることもできますが、そこに無駄が発生しているのは事実です。
車を使うなら、ガソリン代も2倍かかります。
徒歩や自転車でも、余計な体力を消耗し、疲れをためてしまいます。
たかが買い物とはいえ、油断すると、時間の無駄を生んでしまうのです。
買い物の買い忘れを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
あなたなら、もうすでにご存じですね。
「買い物リストをつくってから買い物に行く」
これに尽きるのです。
基本中の基本であり「そんなことはわかっている」という声が聞こえてきそうですが、いま一度しっかり心がけておきたい。
頭ではわかっていても、きちんとできていないことがあります。
買い物リストの作成は少し手間かもしれませんが、それを超えるメリットは十分あります。
買い物リストさえあれば、うっかり忘れることはありません。
店内をうろちょろする余計な動きも減るので、買い物の効率が良くなり、時間短縮にもつながります。
自分の記憶力に自信があったとしても、過信は禁物です。
記憶力が良いはずの10代20代でも、買い物の買い忘れは珍しくありません。
買い物の買い忘れに記憶力は関係ないのです。
頼るべきは「記憶」より「記録」です。
自分の記憶に頼るのではなく、きちんと記録に頼りましょう。
買い物の品目が多いときはもちろんですが、品目が少なくても、きちんと買い物リストをつくるのが安心です。
たとえ1品目でも、買い物リストをつくりましょう。
ど忘れに品目数は関係ありません。
スーパーまで来ておきながら「あれ、何を買いに来たんだっけ?」となることがあります。
自分の記憶力を過信せず、謙虚な姿勢でありたい。
買い物リストの作成が習慣になれば、いつも買い物を一度で済ませられます。
二度手間を減らすためにも、買い物の効率を上げるためにも、買い物リストは有効なのです。
職場で上司や先輩から仕事のやり方を教えてもらうことがあるでしょう。
仕事のやり方を教えてもらうときは「メモ帳」が欠かせません。
一度聞いただけで完璧に覚えるのは難しい。
どんなに記憶力のいい人でも、うっかり忘れることがあるものです。
一発で覚えられ、しかも完全に記憶できるのは、一部の天才だけです。
記録は消さない限り残り続けます。
記憶力に自信がなくても、きちんとメモを取っておけば安心です。
きちんとメモを取っておけば、あとから何度でも復習できます。
仕事のやり方を教えてもらうときは、メモ帳の準備が欠かせませんね。
仕事のできるあなたであれば、きっとすでにできているでしょう。
さて、そんなメモ帳ですが、ときどき取り出すのが遅い人がいます。
相手の話を聞いていて、重要なポイントが出てから慌ててメモ帳を取り出すのです。
「あっ、ちょっと待ってください」と相手の話を中断させ、わざわざ自分の机までメモ帳を取りに行く人もいます。
大切な話が始まってからメモ帳を取り出すのでは遅い。
ワンテンポ、間が空きます。
話の流れを止めてしまうだけではありません。
「すみません。もう一度言ってもらえますか」となります。
相手はもう一度同じ説明しなくてはならなくなり、二度手間をかけることになります。
「同じことを何度も言わせないでほしい」と叱られる原因になるのです。
仕事を教わるときは、先にメモ帳を準備しておくことです。
「これから教えます」という雰囲気になったら、すぐメモ帳を取り出して、いつでも書き留められるよう構えましょう。
のんびり取り出すのではなく、さっと取り出して構えるのです。
メモ帳の準備はスピードが重要です。
メモ帳を手に持って構え、前のめりの傾聴姿勢を見せれば、先輩もその熱意を感じ取ってくれるでしょう。
「役立つことを教えてあげよう」という気になり、プラスアルファの情報を教えてもらいやすくなります。
さっとメモ帳を構えることは、メモを取りこぼさないだけでなく、より有益な情報を引き出す工夫でもあるのです。
無駄な時間をなくしたいなら、仕事のマルチタスクに注意してください。
もともとマルチタスクとは「複数の処理を同時に実行する」というコンピューター用語ですが、ビジネスシーンでもよく使われます。
仕事ができる人は、マルチタスクで複数の仕事を一挙に進めているイメージがあるのではないでしょうか。
複数の仕事を同時に進めるマルチタスクは、一見効率が良さそうに思えますが、実際は違います。
マルチタスクというと聞こえはいいですが、実際は短期間で切り替えながら同時進行に見せている状態です。
それぞれの仕事を行ったり来たりすることになり、そのたびに「頭の切り替え」が発生します。
この頭の切り替えが侮れません。
仕事の切り替えるたびに余計な負荷がかかり、無駄な時間を生んでいるのです。
たとえば、2時間かかる仕事が3つあって同時に取り組むとします。
単純に計算すると、3つの仕事を完了するのに計6時間かかるはずですが、実際はもっと時間がかかります。
複数の仕事をしていると、頭を切り替える手間暇が加わります。
「どこまで進めたか。どこから再開するか」という確認が必要になり、時には準備も必要となり、これが余計な遅延を生むのです。
忙しい場合、複数の仕事を掛け持ちしなければいけないときもあるでしょう。
無駄な時間を減らすなら、マルチタスクよりシングルタスクで進めるのが得策です。
先ほどの例の場合、1つの仕事に集中して終わらせた後、もう1つの仕事に取り組むという進め方がいいでしょう。
「Aの仕事が終わればBの仕事」というように、1つずつ仕事に取り組んでいけば、頭の切り替えを最小限に抑えられます。
またシングルタスクで仕事をすると、目の前の一点に集中できるため、ミスが減るうえ、仕事のクオリティー向上にもつながります。
無駄な時間を減らすなら、マルチタスクよりシングルタスクです。
複数の仕事がある場合、基本的にシングルタスクでやるほうが、最速で終わらせることができるでしょう。
ただし、ここまで話したことをひっくり返すようですが、これには例外があります。
「クリエイティブな仕事は例外」と考えてください。
Aの仕事でひらめいたアイデアがBの仕事に生かされ、Bの仕事でひらめいたアイデアがCの仕事に生かされるケースがあります。
マルチタスクで進めることで、さまざまな情報に触れる機会が増えるため「アイデアの化学反応」が起こりやすくなります。
結果として仕事がスムーズに進むことが少なくありません。
クリエイティブな仕事の場合、あえてマルチタスクで進めるほうが、より素晴らしい結果をもたらしてくれるのです。
ぐだぐだ言い訳をする人がいます。
遅刻をしたとき、言い訳をします。
「電車が遅延が発生したので……」
「目覚まし時計が鳴らなかったので……」
仕事でミスをしたとき、言い訳をします。
「睡眠不足で頭が回らなくて……」
「書類のテンプレートが古くて……」
納期が遅れたとき、言い訳をします。
「ほかの仕事の対応に追われていたので……」
「家庭の事情でばたばたしていたせいで……」
言い訳をする人に限って、ぐだぐだ長いのが特徴です。
言い訳は責任逃れでしかありません。
少しでも自分の評価を落としたくないため、自然と言い訳が長くなってぐだぐだするのです。
言い訳は、されて気持ちのいいものではありません。
露骨な保身が見えるので、相手は眉をひそめます。
言い訳は、さらに自分の評価を下げるだけ。
言い訳をすればするほど、相手に不誠実な印象を与えてしまうことになります。
ましてや「あの人のせいです」「相手のせいです」など責任転嫁をしようものなら、ますます悪印象です。
言い訳をしたところで、相手はすんなり納得してくれません。
「保身だね。責任から逃れたいんだね」と相手にうんざりされ、不快にさせてしまいます。
言い訳をしたところで、かえって自分の評価も印象も悪くなるだけです。
相手はなかなか非を認めないことにいらだちを覚え、ますます評価を落とすことになります。
自分に非があれば、まず謝ることが第一です。
言い訳をするくらいなら、さっさと謝ればいいのです。
そこに迷いもためらいもありません。
素直に自分の非を認め、すぐ頭を下げます。
自分の評価が落ちるとしても、自分に非があるなら仕方ないことです。
言い訳をしないで謝ったほうが、評価は落ちるとしても、素直さや誠実さは伝わります。
ぐだぐだ余計な言い訳はせずすぐ謝ったほうが、時間の無駄がありません。
傷は浅く済み、相手の怒りが収まるのも早くなるのです。
上司から依頼されたとき、とっさに「はい、わかりました」と答える人がいます。
過去にやったことがある仕事なら即快諾で決まりですが、初めての仕事で進め方がよくわからないときもあります。
初めての仕事で進め方がわからないにもかかわらず、とっさに「はい、わかりました」と答えてしまうのは要注意です。
方法も方向も、とんと見当がつかないまま引き受けると、悩み時間が生まれます。
「わからない。どうしよう。これでいいのかな。違っていたらどうしよう……」
頭を抱えることになってしまい、うんうん1人でうなる時間が増えるうえ、余計なストレスまで抱えてしまいます。
自分の勝手な思い込みで仕事を進めたら、十中八九、失敗します。
上司から「そうではない」と叱られ、最初からやり直しを命じられ、ますます無駄な時間が生まれることになるのです。
何でもかんでも「はい、わかりました」と快諾すればいいわけではありません。
自分の判断で適当にやると、まったく違った方法や方向で仕事を進めてしまう可能性があります。
当てずっぽうで仕事を進めると、あとから痛い目に遭うのが相場と決まっています。
初めての仕事で方法や方向がわからなければ、依頼された時点で聞くことです。
そんなことは当たり前だと思うかもしれませんが、頭でわかっていても、反射的に快諾をしてしまうことが少なくありません。
ありがちなのは、怖い上司の場合です。
怖くて怒りっぽい上司には、威圧感があって、質問しにくい雰囲気を出しています。
質問すると叱られるのではないかという不安があるため、わからないにもかかわらず、反射的に快諾してしまうことがあるのです。
そこでためらっていては、進め方がわからないままです。
当てずっぽうで仕事を進めたところで「そうではない!」と結局叱られるのは同じです。
たとえ怖い上司でも、依頼された仕事の進め方がわからなければ、依頼された時点ですぐ聞くのが得策です。
ここでわざわざ時間を置いてしまうのは良くありません。
最初にきちんと詳細を聞いておかないと、頭を抱えて悩む時間が過ぎるばかりで、仕事を進めようにも進められません。
仕事を依頼されたとき、詳しい進め方がわからないときは、その場で詳細を聞くようにしましょう。
無駄な時間の1つが、落ち込んでいる時間です。
人は感情を持った生き物です。
嫌なことや悲しいことがあると、気分が沈んで落ち込んでしまいます。
落ち込んでいる時間は、しっかり活動しているわけでもなければ、しっかり休んでいるわけでもありません。
落ち込まないようにするのがベストですが、なかなかそうもいきません。
私たちの生活から落ち込む機会を減らすのは困難です。
もともと性格的に落ち込みやすい人もいるでしょう。
日常生活を送っていると、どうしても気が沈んでしまうことがあるものですね。
くよくよしてしまう時間は無駄です。
くよくよしていると、どんどん時間が過ぎていくばかりか、立ち直るのも遅くなります。
いつの間にか貴重な時間を失っているのです。
大切なことは「落ち込みからいかに早く立ち直るか」です。
あらかじめ落ち込んだときのルーティンを決めておけばいいのです。
元気が出るようなことであれば何でもかまいません。
できるだけ手軽で取り組みやすい方法を見つけておくといいでしょう。
人によっては「お笑い番組を見る」「推しのライブDVDを見る」という方法もあるでしょう。
何が良いかは人によって異なるので、自分に合った方法を見つけてみてください。
あらかじめ落ち込んだときのルーティンを決めておけば、さっと取りかかれます。
落ち込んでいる時間を最小限に抑えられ、無駄な時間を減らせるのです。
いらいらしそうになったら、自分にこう言い聞かせてください。
「いらいらするだけ時間の無駄」と。
いらいらしたところで、何かいいことはあるでしょうか。
いいえ、何もありません。
元気を奪われるだけです。
ストレスを感じるだけです。
表情が悪くなるだけです。
いらいらするのは、時間の無駄、エネルギーの無駄、そして命の無駄です。
単なるいらいらも、ひどいケースとなると、寿命を縮めることもあるのですから侮れません。
どうでもいいことに、いらいらしないでください。
どうでもいいことはどうでもいいのですから、いちいち気にする必要はなし。
貴重な時間をいらいらするのに使うことほど愚かなことはありません。
いらいらしそうになったら「いらいらするだけ時間の無駄」と言い聞かせ、普段の自分を取り戻してください。
少し意識すれば、できます。
いらいらしているときは呼吸が浅くなっているので、深呼吸が有効です。
大きな深呼吸を何度か繰り返して、落ち着きを取り戻しましょう。
たっぷり新鮮な酸素を取り込むことで、脳が正常な働きを取り戻します。
深呼吸をするたびに興奮が収まっていき、自律神経の働きも整い、冷静な思考もできるようになります。
別のことに取り組んで気を紛らわせるのもおすすめです。
家事でも仕事でも勉強でも、やるべきことに打ち込みましょう。
やるべきことに集中していれば、いらいらする暇はなくなるうえ、有意義な時間を過ごせます。
長い行列に並んでいるときは、順番が回ってくるまで暇つぶしをしましょう。
本を読んだりスマホでニュースをチェックしたりなど時間を有効に使えば、いらいらすることはありません。
むしゃくしゃした気持ちを吹き飛ばしてくれる音楽を聴くのもアイデアです。
生活をしていくうえで、無神経な人がいたり嫌な出来事があったりするものです。
いらいらさせられることもあるかもしれませんが、さっさと忘れるのがいちばん。
いらいらするだけ損です。
わざわざ嫌な過去を振り返り、不快な出来事を思い出す必要はありません。
自分で自分をコントロールしてください。
思い出しそうになれば、何か楽しいことや面白いことをして、気を紛らわせましょう。
使い終わったものは、元の場所に戻しましょう。
「片付けるのが面倒」「片付ける時間がもったいない」といって出したままにしている人がいます。
たしかにいちいち片付けるのはちょっとだけ手間暇がかかります。
出しては片付け、出しては片付け、を繰り返すのはおっくうです。
楽しいことでも面白いことでもありません。
気が向いたときにときに片付けようと考える人も多いのではないでしょうか。
もちろんまたすぐ使うなら出したままもありですが、しばらく使うことがないならきちんと元の場所に戻すのが良い。
出したままにしていると、机の上や部屋の中がどんどん散らかります。
落ち葉のように散らかっていても美しく見えればいいですが、残念ながら、それはありません。
ほうっておくと、どんどん散らかっていき、見苦しくなる一方です。
再び必要になったとき、いつもの場所になくて、そこら中を探すことになります。
探し物の時間が増えることで仕事のスピードが遅くなりますが、困るのはそれだけではありません。
探すとき、引き出しを開けたり、キャビネットの中身を取り出したりするので、探しているうちにますます散らかります。
散らかるからますます探すのに手間暇がかかる、という悪循環が待ち受けているのです。
だからこそ、使い終わったものは、元の場所に戻すのです。
少々面倒でも、こまめに戻すのが良い。
「使い終わったものは、元の場所に戻す」
特別難しいことではなく、片付けの基本を心がけるだけです。
日々の習慣として取り入れ、夢の中でもできるようにしておきたい。
探し物の時間は、少なければ少ないほどいい。
私たちは住所があるように、物にも住所をつくってあげましょう。
それぞれの物に定位置が決まっていれば、探す手間がありません。
頭の中で「これはここにある」というイメージが出来上がっていれば、必要になったとき、一発で取り出せます。
元の場所に戻すことが、無駄な時間を減らすことにつながるのです。
未来のことを考えては、不安を募らせる人がいます。
「試験に落ちたらどうしよう」
「就活に失敗したらどうしよう」
「仕事で失敗したらどうしよう」
「地震が来たらどうしよう」
若いにもかかわらず、今から老後の心配までする人すらいます。
これでは不安のデパート状態です。
私たちには未来を想像する力があります。
もちろん人間ですから、未来の嫌なイメージが頭に浮かぶこともあるでしょう。
良い未来をイメージして明るい気持ちになることもある一方、悪い未来をイメージして暗い気持ちになることもあるものです。
しかし、ちょっと待ってください。
いくら不安を募らせたところで、まだ現実に起こっていないことです。
まだ起こっていないことを心配したところで仕方ありません。
アメリカのミシガン大学が行った研究に興味深い発表があります。
それによると、私たちが抱く心配事の80%は、実際には起こらないとされています。
さらに残りの20%のうち16%は、きちんと対策ができていれば、対応可能であることも明らかになっています。
つまり、心配事の大半は、実際に起こらないことが判明しているのです。
まだ起こってもないことに不安を募らせていると、時間を無駄にするばかりか、エネルギーも消耗します。
ため息が止まらなくなり、生きる力まで失われていくのです。
悪いのはそればかりではありません。
思考には現実化させる力があるため、悪い未来をイメージしていると、悪い未来を引き寄せてしまいます。
まだ起こってもないことにくよくよしないことです。
私たちにとって、あるのは「今」だけです。
正確な未来を予想するのは、不可能です。
まだ起こってもないことに不安を募らせるのは時間の無駄。
まだ起こってもないことを、あれこれ考えるのはやめましょう。
未来が不安でたまらないとき、やるべきことは1つ。
目の前のことに集中することです。
「試験に落ちたらどうしよう」と思ったら、とにかく勉強です。
「就活に失敗したらどうしよう」と思ったら、目の前の就活にしっかり取り組むことです。
「仕事で失敗したらどうしよう」と思ったら、目の前の仕事に全力を尽くすことです。
目の前のことに集中していれば、そのことで頭がいっぱいになり、落ち込む暇も余計なことを考える暇もなくなります。
「地震が来たらどうしよう」と不安になったら、今から備えをしておけばいいのです。
防災グッズを持つくらいならできるはずです。
ネットで防犯グッズを探せばいくらでも出てきます。
くよくよ不安に苦しむくらいなら、具体的なアクションを起こしたほうがまだ建設的です。
不安をゼロにできなくても、小さくすることならできるはずです。
目の前に集中すれば、おのずと未来が切り開けます。
プレゼンの発表会で前提条件を伝えると、文句を言う人がいます。
「持ち時間は5分です」と言われると「短すぎます。もっと時間をください。せめて10分は欲しいです」とぶつぶつ文句を言います。
もちろん前提条件に不公平があるなら別です。
他の人は10分で自分だけ5分なら明らかに不公平なので、不平不満を伝えることも必要でしょう。
しかし、公平な前提条件であるなら、ぶつぶつ文句を言わないことです。
みんな同じ条件なのですから、素直に受け入れるのがベストです。
ぶつぶつ文句を言ったところで前提条件は変わりません。
余計なエネルギーを消耗してしまい、無駄な時間も増えるばかり。
あまりうるさく言っていると、悪印象につながります。
要注意人物として目をつけられ、発表前から評価を下げられかねないのです。
前提条件に文句を言ったところで仕方ありません。
みんな同じ条件なら「はい、わかりました」と素直に飲み込み、さっと始めるほうがいい。
前提条件が厳しいものでもいいのです。
限られた条件の中だからこそ、できる工夫があります。
「5分」という前提条件があるなら、言葉の一言一言、資料の1ページ1ページに力を入れられるでしょう。
たった5分でも、濃密なプレゼンができれば、聞く人をあっと驚かせたり感動させたりできます。
素直に前提条件を受け入れるほうが、無駄な時間がないうえ、逆手に取った策を受けるのです。
書店に足を運んで店内を見て回っていると、面白そうな本を見つけました。
ところがここで購入を迷います。
「面白そうだな。買ってみようかな。でも読み切れるかなあ。値段がちょっとなあ。でもやっぱり読んでみたいなあ……」
迷っているうちに、気づくと5分も10分も時間がたっていることはありませんか。
まったく時間の無駄です。
迷っている時間がもったいない。
面白そうな本があれば、その場ですぐ買いましょう。
迷っているということは、読みたいと思っている証拠です。
延々と迷っているということは、読みたくてたまらないと思っている証拠です。
本音では読みたいと思っているのに、理性で抑えようとしています。
何かと言い訳を並べて、我慢しようとしています。
これほど惜しいことはありません。
心のコンパスに従うことです。
書店には膨大な数の本が並んでいます。
山のようにたくさんある本の中から、その1冊と巡り会えたことは奇跡です。
面白そうな本を見つけたことは、宝物を見つけたのと同じことです。
貴重な発見・素晴らしい出会いをスルーするのはもったいない。
そこでためらっていると、学びのチャンスを失うことになります。
本との出会いを大切にしましょう。
運命の1冊になるかもしれません。
人生を変える1冊になるかもしれません。
それでもいいのです。
ハズレだとしても、失うお金はたかだか1,500円程度で、ダメージは知れています。
少なくとも「新しい本を買って読む」というチャレンジをしたことになるので、未来を切り開いたことになります。
買ってすぐ読み始めればいいのです。
本は、買った日がいちばん楽しく読める絶好のタイミングです。
迷ったら「買う」でいきましょう。
本を買おうか迷う暇があれば、さっさと買って読み始めるのがいいのです。
体の調子が悪いのに、なかなか病院に行こうとしない人がいます。
「別にたいしたことはない」
「これくらい我慢できる」
「ほうっておけばそのうち治るだろう」
もちろん軽い症状であれば、しばらくすればそのうち収まることもあるでしょう。
睡眠不足のせいで、一時的に体調が悪くこともあります。
ちょっとした腹痛のように、時間がたてば自然と治ることもあります。
しかし、ずっと調子の悪い状態が続いたり、日に日に症状が悪くなったりしているにもかかわらず、放置するのは良くありません。
「とりあえず様子見」が癖になっていると、病院に行くことが後回しになりがちですが、これが油断というものです。
病気の自己判断は危険です。
自分では大したことがないと思っていても、実際は重い病気の兆候もしれません。
気づかないところでどんどん病が進行している可能性があります。
病気は、気合や根性では治るものではありません。
「これはさすがにおかしい」と思ってから病院に行くと、大変なことになっていて、治療に大きな時間がかかってしまいます。
何度も病院に通う必要が出てきたり、時には入院が必要になったりして、時間のロスを生んでしまう結果となるのです。
治療が長引けば長引くほど、医療費の額も膨らんでいき、出費が大きくなるのです。
これは歯についても同じです。
歯に痛みがあるにもかかわらず、変な根性を出して、なかなか歯医者に行かない人がいるものです。
自然と虫歯が治ることはありません。
歯が痛いのを我慢していると、どんどん虫歯が進行します。
痛みに耐えきれなくなってから歯医者に行くと、医者から「歯を抜くしかありません」と言われ、大きなことになります。
何度も歯医者に通う必要となり、大きな治療が必要となります。
余計な時間を生んでしまい、仕事の停滞を招いてしまうのです。
むやみに様子見しないことです。
様子見にも限度があります。
体の調子に異変を感じたら、さっと病院に行きましょう。
早めに病院に行けば、早めに治療できます。
病院に行くくらい、半休を取れば簡単にできることです。
仕事から手が離せないと思いますが、健康があっての仕事です。
仕事をするうえで体は資本ですから、大切にしてもしすぎることはありません。
半休を取ってでもいいので、きちんと病院に行くのが得策です。
「休日や夜間に診療を行っている病院に行く」という選択肢もあります。
何事も早めの対処が重要です。
何も問題なければ、それはそれでいいのです。
安心して仕事に打ち込めます。
何事も早めが肝心です。
病院に行く時間は無駄な時間ではありません。
自分を大切にする時間なのです。
数学の勉強の際、解けない問題に行き詰まり、ずっとうなっている人がいます。
問題文をじっと見つめ、解けない問題に延々と時間を費やし、時計の針だけが進んでいるのです。
もちろん諦めずに考えることは大事なことです。
「なんとか問題を解いてやろう」と粘っているうちに、忘れかけていた用語や公式を思い出すことがあります。
ぱっと良い解き方が浮かぶ可能性があります。
しかし、いくら考えてもわからないなら話は別です。
手も足も出ない問題で、どうしても解けないにもかかわらず、延々と考え続けるのは良くありません。
解けない問題に時間をかけたところで何の得にもなりません。
知らない用語や公式が突然浮かぶことはありません。
誰かが耳元で解答をささやいてくれるわけでもありません。
解けない問題をどれだけ考えたところで、ただ無駄な時間が過ぎるばかり。
知らないものは知らないし、わからないものはわかりません。
時間も、使いすぎると、浪費です。
時間を無駄にするだけでなく、ストレスもたまります。
さっと解答をチェックすればいいのです。
大切なのは「解き方」です。
解答を確認して、じっくり解説を読んで理解しましょう。
解説を熟読すれば、問題の解き方がわかります。
「なるほど、答えはこうなんだね。こう解けばいいんだね」と納得できて、ストレスもありません。
再び同じ問題が出たとき、すらすら解けるようになるのです。
最初は自分の頭で考えることが必要ですが、どうしても解けない問題であれば、むやみに時間を費やすのは無駄と心得てください。
わからないものはわからないと潔く諦め、素直に解答と解説をチェックするほうが、時間の有効性を高められます。
これは数学に限ったことではありません。
国語でも理科でも何でも、考えてわからなければ、さっさと解答と解説をチェックしましょう。
考えることは必要ですが「どうしてもわからない」と限界を感じたら、潔く諦め、解答と解説をチェックするのが得策です。
考えるのは、長くても3分です。
3分考えてもわからないなら、潔くギブアップして、解答と解説をチェックしましょう。
時間の無駄がなく、スムーズに勉強が進みます。
時間を無駄にしたくない人にありがちなのは、睡眠時間の削減です。
睡眠時間を8時間から6時間に減らせば、2時間の時間が生まれます。
睡眠時間を8時間から5時間に減らせば、3時間の時間が生まれます。
寝ている時間がもったいないと考え、安易に睡眠を削る人がいます。
たしかに睡眠時間は、非生産的に思えるかもしれません。
睡眠中は何も活動できず、仕事も勉強もできません。
目をつぶり、ただベッドで横になっているだけの時間です。
寝ることに罪悪感を覚える人もいるようです。
しかし、時間を無駄にしたくないからといって、安易に睡眠時間を削るのは要注意です。
睡眠不足のため、日中の活動がおろそかになります。
頭がぼうっとしたり、眠気でうとうとしたりすることが増え、なかなか仕事に集中できません。
集中力の低下によって仕事の生産性を下げてしまい、かえって無駄な時間を増やしてしまうのです。
注意力も著しく低下するため、ミスが発生する可能性も急上昇します。
ミスが発生したら、リカバリーに時間を取られることになり、踏んだり蹴ったりとなるのです。
そもそも睡眠時間は、無駄な時間ではなく、心と体をメンテナンスする大切な時間です。
また起きている記憶を定着させる働きがあることでも知られています。
無駄な時間を減らしたいなら、しっかり睡眠を取ることが欠かせません。
寝ている時間がもったいないという考えは誤りです。
睡眠時間は、無駄な時間ではなく、必要な時間です。
睡眠は、人の3大欲求の1つですから、日頃から十分取っておくことが大切です。
健康維持に必要な睡眠時間は「7時間から8時間30分」と言われています。
少なくとも6時間は確保しておかないと、日中の活動に支障を来すと考えてください。
たっぷり寝ることができれば、朝から幸せな気分に包まれます。
日中は高いパフォーマンスを発揮できるので、仕事も勉強もはかどります。
無駄な時間を減らしたければ、睡眠時間を削るのではなく、むしろ十分に取るのが得策なのです。
行きたいお店があるなら、今すぐ予約を取りましょう。
善は急げです。
もたもたしているうちに、どんどん予約が埋まります。
「予約を取ったほうがいいかな」
「どうせ予約でいっぱいに決まっている」
「どのくらい先の予約になるかな」
「電話しても、ずっと先まで予約が埋まっているに違いない」
あれこれ考える必要はありません。
迷っている時間がもったいない。
行きたいお店があるなら、早く予約を入れるのが良い。
人気店であれば、予約が埋まるのが早い。
なかなか予約が取れない人気店は「行こうかどうしようか」と迷っているうちに、どんどん予約が埋まります。
今この瞬間にも、新しい予約が入っている最中かもしれません。
電話しても、希望日はいっぱいかもしれませんが、数週間先・数カ月先ならチャンスがあるでしょう。
なかなか予約が取れないお店ほど、いち早く電話して予約しておくことです。
人気のお店はなかなか予約が取れません。
それでもいいのです。
なかなか予約が取れないと言いますが、本当に予約が取れないわけではありません。
一見さんお断りや紹介制のお店であれば別ですが、そうでなければ、諦めることはありません。
「どうせ予約が取れない」と思って、最初から諦める人がいますがもったいないことです。
お店の予約は、抽選ではなく、先着順です。
早い者勝ちなのです。
直近で予約が取れないというだけであり、数週間先・数カ月先であれば、予約が取れるはずです。
半年後や1年後になったとしても、予約が取れるだけありがたいことです。
そもそも予約はずっと先になると思われがちですが、実際はわかりません。
たまたま空きがあって、意外とすんなり予約が取れることがあります。
「今日なら空いています」と言われることもあるかもしれません。
可能性は低いですが、ゼロではないのです。
自分の正直な気持ちに素直になりましょう。
人生では、ダメ元でチャレンジすることが大切です。
何もしないで最初から諦めるより、とりあえず動いてみるほうがいい。
行きたいと思った日を吉日と考え、今すぐ予約の連絡を入れましょう。
無駄な時間を減らすなら「水回り」に注目です。
キッチン、シンク、浴室、洗面所、トイレ。
それぞれどのようなタイミングで掃除をしているでしょうか。
定期的に掃除をしている人がほとんどでしょうが、そうでない人もいるかもしれません。
無駄な時間を増やす原因は、ここに潜んでいます。
汚れがあっても、あとからきれいに掃除をすればいいと思いますが、これが良くありません。
キッチンやシンクの水あか・油汚れは、放置時間が長くなるにつれて落ちにくくなります。
水回りの汚れは、1日でも放置すると、こびりつくのが特徴です。
水回りの汚れは、細菌のお城です。
水回りは、細菌が繁殖しやすい環境のため、放置するのは良くありません。
しっかりこびりついた汚れは、取るのに苦労させられます。
あまり長時間放置すると石灰化が進み、石のように硬くなります。
ひとたび石灰化すると、通常の洗剤ではきれいに落としきれません。
ごしごしこすってもぴくりともせず、四苦八苦することになります。
汚れ落としに多くの時間を費やすことになり、結果として無駄な時間を増えてしまうのです。
だからこそ「汚れたらすぐ拭く」が大切です。
汚れてすぐ拭けば、きれいにできます。
いちいち汚れるたびに拭くのは手間暇がかかって非効率に思うかもしれませんが、誤解です。
長い目で見ると、掃除時間が短く済み、実は効率的なのです。
水回りは、汚れたらすぐ拭くことを習慣にしておきましょう。
風水でも、水回りはこまめに拭いて汚れを蓄積させないことが、運気アップにつながるとされています。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、日々の習慣にしておけば、体が勝手に動くようになります。
水回りをきれいな状態に維持できるので、いつも気持ちよく使え、精神衛生上も快適です。
新しいことを学ぼうとするとき、最初から分厚い本に手をつける人がいます。
分厚い本のほうが情報量が多く、網羅されている感じがあります。
分厚い本を持って読んでいる人がいれば、知的でかっこいい印象を受けるでしょう。
新しいことを学ぶとき「早く習得したい」「早くレベルを上げたい」と意欲に燃える人も多いはずです。
見栄を張りたい気持ちがあって、分厚い本に手を出したいこともあるかもしれません。
「どうせ買うなら、網羅されている1冊を買えば十分」と思うところですが、ここが落とし穴です。
分厚い本は、応用レベルです。
応用レベルの本は、難解な用語が注釈なしで出てきたり、基礎をわかっている前提で話が進んだりします。
応用から始めると「意味がわからない」「話についていけない」の連続となります。
ページも多いので1冊読み切るのに時間がかかり、途中で挫折することになります。
結局基礎から学び直すことになり、時間の無駄が生まれるのです。
近道のつもりで最初から応用レベルの本に手を出すと、かえって遠回りを招いてしまうのは皮肉な話です。
新しい分野を学ぶときは、まず基礎レベルの薄い本から始めましょう。
かっこつけて分厚い本に手を出しません。
すでに基礎知識があるなら別ですが、まったくの初学であれば、基礎レベルの薄い本から始めるのがベターです。
基礎レベルの本は、ゼロの状態でも安心です。
易しい文章やわかりやすい図があるので、スムーズに理解できます。
薄い本はページ数も少ないので、挫折することなく読み切れます。
基礎があっての応用です。
基礎レベルの薄い本から始めたほうが着実に知識を身につけられるので、時間の無駄がありません。
基礎を身につけてから応用レベルの分厚い本に進んだほうが、スムーズにステップアップしていけます。
欲を出さない、見栄を張らない、周りの目を気にしない。
挫折を防ぐだけでなく、無駄な時間を減らすことにもつながるのです。
私たちの生活で意外と時間を使っているのが、買い物です。
一言で「買い物の時間」と言っても、細かな時間が集まっています。
お店に行く時間、商品を探す時間、見比べて選ぶ時間、レジの待ち時間、自宅まで運ぶ時間。
一つひとつの時間は短くても、積み重なると大きくなります。
時間だけでなく労力もかかって大変です。
その都度買いに行くのもいいですが、できるだけ楽をしたい人も多いはずです。
この買い物の負担を少しでも軽くするなら「定期配送サービス」が役立ちます。
その名の通り、指定商品を定期的に届けてくれるサービスです。
定期配送サービスを利用することで、買い物にかかる時間をぐっと減らせます。
自分の買い物を振り返り、定期的に購入しているものをピックアップしてみてください。
水、野菜ジュース、サプリメント、印刷用紙、トイレットペーパー。
特に飲料や消耗品は「使っては買いに行く」という繰り返しでしょう。
飲料や消耗品など、定期的に購入しているものがあれば、定期配送サービスがうってつけです。
定期配送サービスを利用すれば、こうした買い物の負担が一気に解消されます。
たいていは月に1回の間隔で配送してくれるので便利です。
自分の生活の中で繰り返し購入しているものがあれば、定期配送サービスを利用してみてください。
一度申し込めば、簡単に完了です。
もちろん送料はかかりますが、1つのお店で購入してまとめて送ってもらうようにすれば、コストを削減できるはずです。
荷物は自宅で受け取るのが一般的ですが、なかなか難しい人もいるでしょう。
荷物を受け取るためには自宅にいなければいけません。
忙しい人の場合、自宅不在の時間が長くて、不便を感じることもあるはずです。
そんな人は「置き配サービス」を利用しましょう。
自宅にいなくても、玄関前や宅配ボックスに届けてくれ、これほど便利なことはありません。
定期配送サービスと置き配サービスを組み合わせれば、買い物が自動化が実現され、時間も労力も大幅にカットできます。
私たちは便利な時代を生きています。
便利なサービスはきちんと利用して、楽できるところは楽をしましょう。
時間や体力の節約につながるなら、それに越したことはありません。
定期配送サービスや置き配サービスを利用すれば、買い物の負担はぐっと減り、笑顔の数も増えるのです。
時間を無駄にしたくないからといって、さっとシャワーで済ませる人がいます。
たしかに湯船に浸かると、それだけ時間が奪われます。
湯船にお湯をためるだけでも一定時間がかかります。
シャワーの場合、10分もあれば、体と頭を洗えるでしょう。
シャワーのほうが時短効果があるので、忙しいときほどシャワーを選びがちです。
日頃からシャワー中心の生活スタイルになっている人は少なくありません。
一見すると時短になっていると思われるシャワーですが、ここに思わぬ落とし穴があります。
シャワーの場合、体の表面を暖めているにすぎません。
体の芯が温まらないため、汗をかくことがなく、疲れも残りにくくなります。
汚れは落とせても、疲れが落ちないのです。
またシャワーの勢いが皮膚を刺激するため、頭がさえてしまい、寝付きも悪くなります。
睡眠不足になったり睡眠の質が悪くなったりして、翌日は頭痛に悩まされたり、うまく頭が働かなかったりします。
日中のパフォーマンスが低下して、結果として時間の無駄が増えるのです。
時間を無駄にしたくときは、シャワーより湯船のほうが効果的です。
しっかり湯船に浸かると、体の芯まで温められます。
たっぷり汗をかくことで体の乳酸が排出されるので、疲れがよく取れるうえ、リラックス効果も高まります。
体の芯まで温めると、入浴後の入眠がスムーズになり、睡眠の質が良くなります。
しっかり熟睡できることで、心と体のメンテナンスがうまくいくのです。
湯船にお湯をためる時間はかかりますが、待ち時間に掃除や洗濯など小さな家事を済ませれば、有効に活用できます。
のんびり湯船に浸かるのは時間がもったいないと思われますが、これも使い方しだいです。
湯船に浸かりながら読書を楽しめば、入浴の時間を有効に活用できます。
ぬるま湯で半身浴を楽しむのも良し。
半身浴は、副交感神経の働きをスムーズに高められるので、より高いリラクゼーション効果が得られます。
汗をたっぷりかくと、入浴後は不思議と体も軽く感じられ、最高の気分を味わえます。
時間を無駄にしたくないからといって、安易にシャワーを選ぶのはイエローカードです。
きちんと湯船に浸かって、その日の疲れはその日のうちに取るようにしましょう。
毎日が難しいなら、せめて週に数回は湯船に浸かる機会をつくりたい。
シャワーより湯船に浸かったほうが、結果として時間の無駄がなくなるのです。
レストランでメニューを選ぶとき、注文を決めるのが遅い人がいます。
「これもおいしそうだな。おや、これもおいしそうだな。迷ってしまうな」
食欲をかき立てる料理がたくさんあると目移りしてしまい、決めるのに時間がかかりますね。
注文を決めるのに、5分も10分もかかることもあるでしょう。
この迷い時間を減らすことです。
迷うのは仕方ないように思えますが、意識をすれば減らせる時間です。
決めるのが遅いことには、理由があります。
失敗したくない気持ちが強く、いちばん食べたいものを選ぼうとしているのです。
確実に失敗を避け、いちばん食べたいものを選ぼうとすると、慎重にメニューをチェックしなければいけません。
まず掲載されているメニューすべてに目を通すことが必要です。
すべてに目を通すだけでも大変です。
メニューの数が多ければ多いほど、一通り見るのに時間がかかるうえ、比べるのも大変になります。
料理の味や食べているところをイメージして、どちらのほうが良いか検討します。
頭の中でトーナメント戦が繰り広げられ、決着がつくまでに時間がかかるのです。
メニューを開いてあれこれ迷うのは時間の無駄です。
メニューを開いて直感でぴんときたら、さっと決めましょう。
メニューを一通りチェックしません。
最初に「おいしそう!」「これが食べたい!」と思ったら、それで決定です。
ぱっとメニューを閉じ、以降のメニューは見ません。
自分の中で「最初にぴんときたものが正解」というルールにしておきます。
そうすれば注文のスピードが格段に速くなります。
あれこれ迷うことがなくなり、まさに一瞬で決められるのです。
あとからもっとおいしそうな料理を見つけるかもしれませんが、それでもいいのです。
もっとおいしそうなものを見つけても気にしません。
気になって仕方ないなら「次回のお楽しみ」ということにしましょう。
またそのレストランに足を運ぶ理由になり、未来の楽しみをつくることにもなります。
これは決断力のトレーニングにもなります。
レストランの注文を通して、即断即決の力を鍛えておけば、仕事でも生かされます。
ロールプレーイングゲームでは、キャラクターのレベルを上げなければいけない場面があります。
いわゆる「レベル上げ」です。
レベル上げは退屈な作業です。
レベル上げが好きな人はいません。
かといって避けて通ることもできません。
手ごわいボスを倒すためや巨大なダンジョンを突破するためには、キャラクターを一定レベルに上げておく必要があります。
ここで大切なのは「どこまでレベルを上げるか」です。
「強力なボスを倒すため」「巨大なダンジョンを突破するため」といった理由があるのならいいのです。
そこには「イベントクリア」という明確な目的があります。
イベントをクリアするために、キャラクターを一定レベルまで上げることが欠かせません。
レベルを上げる目的がはっきりしているなら、レベル上げに時間を費やすことにも意味があります。
しかし、特に理由も目的もなく、ただひたすらレベル上げに時間を費やしているなら要注意です。
レベル上げは、その気になれば、いくらでも時間を費やせます。
これはやりすぎです。
無駄な時間であり、自己満足にすぎません。
こういう人は、ゲームのキャラクターのレベルが上げることに喜びを感じています。
キャラクターに自分を重ね合わせると、イベントクリアに関係なく、少しでもレベルを上げて強くさせたい気持ちが生まれます。
一生懸命になるのはいいのですが、それはあくまでゲームの中の話です。
忘れてはならないのは、ゲームのキャラクターと現実の自分とのギャップです。
どれだけゲームのキャラクターのレベルを上げたところで、現実の自分のレベルは1つも変わりません。
何も変化がなく、何も成長していません。
強いて変わったことといえば、膨大な時間が失われたことくらいです。
どんなゲームでも、いずれ飽きて、やめるときがやってきます。
ゲームをやめたとき、それまで費やした時間の割に現実の自分は何も変わっていなくて、あぜんとすることになります。
「あれだけ費やした時間は何だったのだろう?」と、膨大な時間を費やしたことに空虚感を覚え、悔やむことになるでしょう。
キャラクターのレベルを上げたところで、現実の自分が変わっていなければ、ただの自己満足に過ぎないのです。
イベントクリアという目的があってのレベル上げはいいのですが、やみくもなレベル上げには要注意です。
必要なレベル上げはOKですが、不必要なレベル上げは時間をNGなのです。
いじめが社会問題になっています。
自分より弱い立場にいる人を、肉体的・精神的な苦痛を与えることで苦しめます。
言葉、暴力、無視、強要、仲間外れ。
子どもの世界だけかと思いきや、大人の世界でもいじめは少なくありません。
学校や職場など、今まであなたの周りでも、いじめを目撃したことがあるかもしれません。
賢明なあなたは、いじめをしないでください。
いじめに加担することもNGです。
いじめは、単なる弱いものいじめです。
一瞬の快楽で終わるだけです。
いじめをすればするほど「私は残念な人間です」と公言しているのと同じことであり、これほどかっこ悪い姿はありません。
いじめは、成長をもたらしません。
弱いものをいじめるのは、時間とエネルギーの無駄遣いです。
どれだけいじめをしたところで、将来何の役にも立ちません。
学びも進歩も何もなく、そこにあるのは、虚無です。
いじめをしてマイナスはあっても、プラスはないのです。
いじめをしたところで、誰も幸せにしません。
誰かを笑顔にしたり喜ばせたり感動させたりすることはありません。
そこにあるのは、ひらすら負の感情だけです。
恨まれることはあっても、感謝されることはありません。
いじめをすればするほど、人間関係の孤立を深めます。
周りにいる人は「いつか自分もいじめられるのではないか」と不安を覚え、関わりを避けようとします。
いじめている人には誰も寄りつかなくなり、寂しい思いをすることになります。
近寄ってくる人がいても、悪い人たちという悪循環に陥るのです。
いじめた側はいじめたことを忘れても、いじめられた側は一生覚えています。
恨みを買うと、いつか思わぬ形で仕返しをされることもあります。
あとあと自分の人生に暗い影を落としてくることも覚悟しておかないといけないのです。
いじめの根本にあるのは「心の弱さ」です。
弱いのはいじめられる側と思われていますが、実際は逆です。
いじめる側のほうが弱いのです。
いじめる側は弱いことを悟られたくないので、いじめることで虚勢を張り、自分を大きく見せ、ごまかそうとしています。
いじめたところで、弱い自分の解決にはなりません。
いじめをしたところで、自分の弱さをますます証明することになるだけです。
いじめをするのは、時間の無駄であり、エネルギーの無駄です。
自分より弱い人がいて、その人に腹が立ち、いじめをしたい衝動に駆られても、ぐっとこらえてください。
いじめをする時間と労力があるなら、自分がやるべきことに取り組むことです。
自分の成長や幸せのために、建設的なことに打ち込んでいきましょう。
お金も時間もエネルギーも、無限にあるわけではありません。
リソースは限られています。
勉強をしたり、仕事に打ち込んだり、趣味や遊びを楽しんだりしたほうが、はるかに建設的で自分のためになります。
いじめは愚か者のすること。
自分と約束をしてください。
「どんなことがあっても、いじめをしない」と。
貴重な時間も労力は、愚かな行為に使うのではなく、大切なことに使っていきましょう。
やる気が出ない。
なかなか重い腰が上がらない。
やらなければいけないとわかっているのに、面倒くさくて手をつけられない。
ぐずぐずしている自分がいたら、次の言葉を自分に言い聞かせてください。
「今すぐやれ!」と。
できれば声に出して言い聞かせたい。
心で思うだけでもいいですが、それだけでは漠然となりがちです。
しっかり効果を出したいなら、声に出すのがベストです。
声に出すことで、自分が発した声を自分の耳で聞くことになるため、より強く意識に働きかけられます。
一瞬で気持ちがびしっと引き締まり、重い腰がすっと上がるのです。
人から「今すぐやれ!」と命令するのは抵抗があっても、自分で自分に言い聞かせるなら抵抗はありません。
あなたには、自分で自分をコントロールできます。
力強い言葉を言い聞かせ、自分のやる気を引き出し、行動力を高めましょう。