「ああ、時間がない」
「どうしてこんなに時間がないのだろう」
「貧乏暇なし」
「1日24時間では足りないよ」
「もっと時間があればいいのになあ」
いつも時間がないとぼやいている人がいるものですね。
時間が足りないとぶつぶつぼやく人によく見られる共通点があります。
集中ができていないのです。
「余計な雑談が多い」「私的なネット閲覧が多い」「テレビを見ながらしている」「スマホの通知が多い」などなど。
仕事にせよ勉強にせよ、だらだら取り組んでいます。
目の前のことに集中できてなければ、時間が足りなくて当然です。
時間がないというのは、集中していないことの言い訳にすぎません。
時間を増やせば解決するように思われますが、ここが落とし穴です。
時間を増やしても、集中ができていなければ、結果は同じです。
惰性は、時間を無限に奪うブラックホール。
だらだらすればするほど、どんどん時間が過ぎるばかり。
集中力ゼロの状態が続いているかぎり「時間が足りない」というオチになるのは、火を見るより明らかです。
時間が足りないと思ったら「集中」を意識してください。
仕事をするときも勉強をするときも、余計な雑談はせず、私的なネット閲覧もやめます。
テレビを消して、スマホの通知もオフにして、目の前のことだけに集中します。
邪魔が入りやすい環境なら、知恵を絞って、邪魔が入らない工夫をしてください。
集中は、時間を上手に使う基本です。
同じ時間でも、集中することで、より多くの仕事を処理できます。
集中すればするほど時間の密度を高められ、1時間が2時間や3時間にもなります。
集中すれば、一転して時間が余るようになるのです。