アルバイトや習い事が終わった後、だらだら居残る人がいます。
残業をしているわけでもなければ、特に何かをしているわけでもありません。
スマホを触っていたり誰かとしゃべっていたりして、なかなか帰ろうとしません。
仲間たちとみんなで食事に行く予定があって待っているならわかりますが、そういう予定があるわけでもない。
なぜ、なかなか帰らず、だらだら無駄に居残りをするのか。
寂しい気持ち、嫌われたくない気持ちがあるのです。
誰かとつるんでいないと寂しくて仕方ありません。
「1人では寂しいので、みんなとわいわいしたい。誰かと一緒に帰りたい」という気持ちがある。
何となく1人で帰るのは心細いので、仲間たちと一緒に帰ろうと待っています。
誰かとつるんでいないと変な目で見られ、仲間外れにされるのではないかという不安があります。
嫌われたくないので、時間外にもかかわらず、その場に居残ろうとします。
みんなが集まったと思えば、おしゃべりを30分や1時間ほどしてから、ようやく家路に就くのです。
さみしがり屋にありがちな光景です。
このだらだらした居残りが無駄です。
アルバイトの時間ではないので時給は発生しません。
習い事の時間でもないのでスキルアップにつながるわけでもありません。
貴重な時間を消費していることに気づかなければいけません。
こういう人に限って「忙しくて時間がない」と言うのです。
アルバイトや習い事が終われば、さっと帰ることです。
だらだら居残りしません。
寂しい気持ちや嫌われたくない気持ちがあっても振り払いましょう。
「お疲れさまでした。お先に失礼します」と一言挨拶してさっと帰るのがかっこいい姿です。
帰り支度を整え、さっと家路に就くことで、無駄な時間がなくなるのです。