テレビの視聴は時間の無駄になりやすいため、注意が必要です。
もちろんテレビには有益な番組もあります。
知識や教養が得られる番組であれば、自分の成長を促してくれます。
貴重なドキュメンタリー番組であれば、視野や見識を広げるために役立ちます。
世の中の動きをチェックするために、ニュース番組を見るという人もいるはずです。
こうしたためになる番組もある一方で、残念ながら、そうでない番組も少なくありません。
ぎゃあぎゃあうるさく騒ぐだけの番組だったり、下品な芸で笑いを取る番組だったり、何のためにもならない番組だったり。
低俗な番組は見ている時間がもったいない。
見ているときは面白く感じても、見終わった後、何も残りません。
そして無駄な時間を過ごしてしまったことに気づかされるのです。
もちろんすべてのテレビ視聴が無駄というわけではありません。
大切なのは「目的があるかどうか」です。
たとえば「知識や教養を得るため」「ニュースをチェックするため」といった目的があるなら、テレビ視聴も有効です。
「ストレス解消」という目的があれば、時にはお笑い番組・バラエティー番組も悪くありません。
しかし、何の目的もなく、ぼうっと暇つぶしでテレビを見ているのは良くありません。
あっという間に時間が過ぎていき、時間の浪費になります。
切りのいいところでテレビを終えようとしても、なかなかうまくはいきません。
番組の終わりには次の番組に誘導する仕掛けがあって、気になってついやめられなくなるのです。
時間を無駄にした自分を悔やむことになるでしょう。
目的のないテレビ視聴は、無駄になるだけので、思い切って見ないのが得策です。
リアルタイムで見ると、生活リズムが崩れる原因になることもあります。
どうしても見たい番組があるなら「録画」を活用しましょう。
録画によって見たいときに見るほうが、時間を有効に活用できます。
スポーツの試合など、リアルタイムに価値のある番組以外は、録画で十分事足ります。
忘れてならないのは「オンデマンド形式」です。
好きな番組を好きなタイミングで見られます。
基本的に有料ですが、自分の都合に合わせられるので便利です。
各局でオンデマンド形式の配信がされているので、興味のある人はチェックしてみてください。
自分のテレビ視聴を振り返ってみましょう。
テレビを見ていて「時間を無駄にしている」と思ったら、すぐスイッチを切って、自分がやるべきことに切り替えてください。
テレビの視聴をゼロにすることはできなくても、減らすことならできるはずです。
時間は貴重なものですから、大切なことに使いましょう。