「健康食品に頼るのは絶対ダメ」という人がいます。
タンパク質不足にもかかわらず、プロテインを拒みます。
貧血にもかかわらず、鉄分のサプリメントを断固拒否します。
ビタミンが足りていないのに、ビタミン剤の服用をしません。
口にしようものなら地獄に落ちると言わんばかりに拒む人がいます。
健康食品に頼るのは悪いこと、不健康なことだと思っているのです。
もちろん基本は普段の食事です。
1日3回、きちんとバランスの良い食事を取ります。
普段の食事から十分な栄養がしっかり取れているなら、それに越したことはありません。
しかし、普段の食事を取っていて、なお不足しているケースもあります。
もともと小食の人、偏食気味の人、事情を抱えている人。
普段の食事から十分な栄養を取るのが難しいなら、気兼ねなく健康食品を頼ればいいのです。
かたくなに拒むのも考えものです。
「健康食品に頼るのは悪いこと、不健康なこと」と決めつけるのもよくありません。
意地を張って健康食品を拒んでいると、栄養不足のままになります。
普段の食事からタンパク質の必要量の摂取が難しいなら、プロテインを頼ればいいことです。
健康診断で貧血やビタミン不足を指摘されたら、鉄分やビタミンのサプリメントを頼ればいいのです。
食事をおろそかにして健康食品だけ頼るのはNGですが、食事を取ったうえで足りない栄養を健康食品で補う分には問題ありません。
現代社会は便利な世の中です。
健康食品があります。
飲みやすいプロテインや、便利なサプリメントが手頃な値段で売られています。
ジュースのようなプロテインや、お菓子のようなサプリメントもあります。
「とにかくプロテインはダメだ」「サプリメントに頼ってはいけない」と意地を張っていると、不健康なままになります。
「健康食品に頼ってはいけない」というのは古い考え方です。
頼れるものには素直に頼ること。
せっかく素晴らしい健康食品があるのですから、必要に応じて、どしどし頼ればいいのです。