新年の挨拶はどのように行いますか。
年賀状ですか、それともメールやSNSですか。
すっかりスマホが普及した時代になりました。
自宅に固定電話がなく、スマホのみという人も少なくありません。
新年の挨拶といえば年賀状が定番ですが、年賀状には「手間かかかる」「お金がかかる」といったデメリットがあります。
年賀状を出す人は年々減少しています。
「年賀状離れ」が進んでいて、時代の変化を感じるところでしょう。
年賀状を送らず、メールやSNSで挨拶を済ませる人も多いのではないでしょうか。
もちろん年賀状を出したい人は引き続き出せばいいのですが「そろそろやめたい」と思っている人も多いでしょう。
だからといって、毎年送っていた年賀状を唐突にやめるのも、少し不自然な感じがあって抵抗を感じますね。
なかなか年賀状をやめようにもやめられない。
いつかやめようと思いつつも、良いやめ方がわからず、何だかんだ年賀状を送っている人も多いはずです。
そんな人におすすめなのは「年賀状じまい」です。
年賀状じまいとは、今後年賀状を控えることを記した年賀状のことです。
年賀状じまいは難しいことではありません。
「今年限りで最後」という断りの一言を加えればいいだけです。
相手に失礼がないよう丁寧な文言にするのがコツです。
たとえば、断りの文言として以下がよく見受けられます。
「毎年温かい年賀状をいただき、心より感謝しております。本年をもちまして、新年のご挨拶状は最後とさせていただきます」
「毎年の年賀状も今年限りで失礼させていただこうと思っております。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします」
「誠に勝手ながら、来年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただく存じます。今後はメールにてご挨拶をさせていただきます」
こうした文言を添えれば、相手は年賀状じまいだと理解します。
特に印象は悪くなく、失礼になることもありません。
今後は年賀状を送らなくて済むのです。