日常では人に質問したい場面があるものです。
不明点・疑問点があって、質問したくなることがあるでしょう。
博物館でスタッフに質問したいとき、市役所で職員に質問したいとき、電話口で相手に質問したいとき。
こんなとき、あなたならどんなふうに声をかけますか。
いきなり質問から始める人がいます。
「これは何ですか?」「○○月○○日の予約は取れますか」と、挨拶の言葉すらなく、第一声から質問なのです。
いきなり質問から入ると、相手はどきっとします。
突然話しかけられると同時に質問というのは、誰でも驚くし、ストレスを感じるはずです。
丁寧さに欠けた印象も与えます。
相手をむっとさせることにもなりかねず、快く答えてくれるとは限りません。
ここであなたに気持ちのいいセリフをご紹介します。
質問したいときは、次の一言から始めることをおすすめします。
「すみません。ご質問があるのですがよろしいでしょうか」
このセリフを口にすれば、ほとんどの人は「はい、何でしょうか?」となります。
相手は「これから質問があるのだな」とわかり、質問を受ける準備が整います。
丁寧な言葉から始まり、一呼吸を置くことにもなるので、相手は快く答えてくれるようになるのです。
丁寧に質問に答えてもらいたいなら、まずこちらから丁寧に質問しましょう。
言葉は鏡です。
発した言葉は自分に返ってきます。
こちらが丁寧に質問すれば、相手も丁寧に答えてくれます。
質問は、少なからず相手に負担をかけることになるため、できるだけ腰を低くして、丁寧な一言から始めたい。
「すみません。ご質問があるのですがよろしいでしょうか」という一言から始めれば、誰でも快く答えてくれるのです。