執筆者:水口貴博

受験テクニックを磨く30の方法

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勉強とはインプット作業。試験とはアウトプット作業。

勉強とはインプット作業。試験とはアウトプット作業。 | 受験テクニックを磨く30の方法

ときどき試験を受けることを勉強だと思っている人がいます。

難しい問題を解いていると「俺って頑張っている!」と思います。

それも「試験」という響きのせいか、なぜかかっこよく聞こえます。

水をさすようですが、試験を受けてばかりでは成績は上がりません。

インプットではないからです。

勉強とは知識を頭に入れる「インプット作業」です。

一方、試験とは頭に入っていることを吐き出す「アウトプット作業」です。

まったく違うものです。

成績が上がるのは、インプット作業のときです。

試験を受ける前提は、十分なインプットをしているときです。

知識の抜け、理解の度合いなどをチェックするのが、主な役割です。

場合によっては、希望している大学の雰囲気を知るためもあります。

いずれにせよ、試験はインプットではありませんから、勉強しているとは言えません。

試験を受けるのを勉強だと勘違いし、いつも試験ばかりを受けている勉強スタイルなら、今すぐ改めましょう。

試験を受ける回数を減らし、減らした分だけ徹底的なインプットの時間として有効に活用しましょう。

アウトプットをするのは、インプットができて初めてできることなのです。

受験テクニックを磨く方法(16)
  • 試験を勉強と勘違いしないようにする。
誘惑を、一切禁止する必要はない。
ご褒美や息抜きとして活用すればいい。

受験テクニックを磨く30の方法

  1. 人間は、丸暗記が弱く、ストーリー性のある記憶に強い。
  2. ノート魔にならない。
  3. 勉強の大変さは、後になるほど軽くなる。
  4. 休憩を取って、長丁場の勉強に備える。
  5. 文系と理系の勉強を交互にすれば、疲れにくくなる。
  6. 漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。
  7. 調子に乗っているときには、あえて休憩を取らないほうがいい。
  8. どんなに記憶力の弱い人でも、強化できる方法がある。
  9. 焦りを味方に変えてしまう人が、合格をつかみ取る。
  10. なぜ、試験には必ず超難問が出題されるのか。
  11. 「勉強時間」より「勉強量」のほうが大切。
  12. 短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。
  13. 勉強前には、食べすぎない。
  14. 友人とのネットワークは、強力な支えになる。
  15. 受験は、恥を捨てることから始まる。
  16. 勉強とはインプット作業。
    試験とはアウトプット作業。
  17. 誘惑を、一切禁止する必要はない。
    ご褒美や息抜きとして活用すればいい。
  18. 学力が十分なら、先に進むより、復習に時間を充てたほうがいい。
  19. 基本問題に強くなると、学力全体が底上げされる。
  20. すべてがうまくいかないときには、悪あがきより、十分な睡眠を。
  21. 3分考えてもわからない問題は、すぐ回答を見てもいい。
  22. 受験には、超えなければいけない2つの合格ラインがある。
  23. 伸びる科目は、伸ばせるだけ伸ばして、点数を稼ぐ。
  24. 音読を制する者は、受験を制する。
  25. 感情を込めて音読すれば、無味乾燥な勉強さえ、感動的になる。
  26. 音読だけで満足しない。
    特に覚えておきたい一文やキーワードは、紙に書く。
  27. 「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。
  28. わかりやすい参考書があっても、勉強の中心はあくまで教科書である。
  29. 時計は、時間の貴重さを教えてくれる先生である。
  30. なぜ大人たちは「今のうちに勉強しろ」と言うのか。

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