通勤時間を減らす方法の1つが、会社の近く引っ越しをすることです。
通勤時間ほど無駄な時間はありません。
会社の近くに引っ越せば、通勤時間が短くなるうえ、通勤の疲れやストレスも軽くなります。
職住近接は、時間の節約効果が抜群です。
しかし、どれだけ会社の近くに引っ越せたとしても、物理的な距離が離れているかぎり、少なからず通勤時間が発生します。
自宅から出て会社につくまで、15分なり30分なり、一定の時間がかかるでしょう。
「移動時間を節約するのではなくゼロしたい」
そんな方は、テレワークをしてみてはいかがでしょうか。
テレワークには通勤が一切なく、自宅から1歩も出ることなく仕事を始めることが可能になります。
会社によっては月に数回の出社が必要になる場合もありますが、フルリモートが可能な職場も多いはずです。
会社でテレワークを導入しているなら、一度職場の上司に交渉を持ちかけてみるといいでしょう。
許可が下りれば、移動時間はゼロになり、通勤のストレスから完全に解放されます。
朝起きてすぐ仕事に取りかかれ、仕事が終わったらすぐベッドに直行できます。
職場より自宅で仕事をするほうが、集中しやすい人もいるはずです。
通勤時間をゼロにできれば、その余った時間を好きなことに使え、自由の幅が広がります。
引っ越しは無理でも、テレワークなら取り組みやすい人も多いのではないでしょうか。
無駄な時間を減らす選択肢の1つとして、一度テレワークを検討してみてください。
ただし、テレワークには注意点もあります。
テレワークには自己管理能力が必要とされます。
職場に出社しない分、自宅にずっといる時間が長くなるため、閉鎖的な空間に陥りがちです。
自宅が職場になるので、気持ちの切り替えがうまくいかず、かえってストレスに悩まされるケースもあります。
また、通勤がまったく不要になるため、体を動かす機会が減り、運動不足になるケースもあるので注意が必要です。
人と直接コミュニケーションを取る機会が激減して、憂鬱な気分になるケースもあるといいます。
通勤ゼロというメリットがある一方、運動不足やコミュニケーション不足というデメリットがあることも留意してください。
すべての人にとってテレワークがベストとは限らず、人によって合わない場合もあるため、注意が必要です。
自分にテレワークが合っているか、想像だけでは判断がつかなければ、一度試しにやってみるといいでしょう。
実際に経験してみると、自分との相性がよくわかります。
引っ越しとは違い、テレワークは元に戻すことが簡単なので、一度実際にやってみてから判断するのも悪くありません。