執筆者:水口貴博

幸せ体質になる30の方法

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「なんだか苦手だな」という人がいれば、すでに仲良しのつもりで話しかけてみよう。

「なんだか苦手だな」という人がいれば、すでに仲良しのつもりで話しかけてみよう。 | 幸せ体質になる30の方法

あなたには「なんだか苦手だな」という人はいますか。

「露骨な嫌がらせをされている」という人なら別です。

暴言を吐いてきたり不利益を与えたりする相手なら、強い苦手意識が生まれて当然でしょう。

「この人とは仲良くなれない」と思うのも無理はありません。

根本的に問題のある相手なら、その人とは距離を置こうと思うはずです。

しかし、特に嫌なことをされているわけでもなければ、話は変わります。

特に嫌なことをされたわけでもないのに、その人の見た目や雰囲気から「どことなく苦手」と感じることがあるものです。

「話したことはないが、ちょっと抵抗を感じる」

「なんとなく雰囲気が苦手」

「なんだか自分とはタイプが違っていて、話が合わなさそう」

そういう人がいれば、ぜひ取り組んでみてほしいことがあります。

すでに仲良しのつもりで接してみましょう。

仲良しのつもりで話しかければ、人間関係も変わる

仲のいい友人と会ったときのような、明るい表情を見せましょう。

仲のいい友人とするような話し方をしてみましょう。

「おはようございます」ではなく、明るい声で「あっ、おはようございます!」と声をかけてみましょう。

最初から心を全開にしてみるのです。

するとどうでしょう。

相手は驚いた表情をするかもしれませんが、そのまま続けてみてください。

次第に相手の態度が変わっていくでしょう。

あなたの明るい接し方から影響を受け、心を開いてくれます。

仲良しのつもりで接してみると、相手も仲良しの態度になってくれます。

実際に話してみると、普通にいい人だとわかることが多いものです。

「なんだか嫌だな」という感覚の大半は思い込みです。

勝手に苦手と決めつけているだけだったのです。

なぜ「なんだか苦手だな」と感じてしまうのか

なぜ「なんだか苦手だな」と感じてしまうのでしょうか。

それは、過去に出会った人との記憶にあります。

私たちは、過去に出会った人のうち苦手なタイプの人と似ていると、自然と重ねて合わせてしまいます。

「以前会った嫌な人に似ているから、同じような感じの人なのだろう」

無意識のうちに思い込みが生まれ、苦手意識が出てしまうのです。

人間関係の壁は、思い込みを取り払うことで崩れていく

こちらから心を開くと、相手も心を開いてくれるでしょう。

明るく話しかけてみると、明るい返事が返ってくるでしょう。

にこにこすれば、相手もにこにこしてくれるでしょう。

最初は演技でもいいのです。

すでに仲良しのつもりで接してみると、新しい変化が生まれます。

たとえうまくいかなくてもいいのです。

想像どおり苦手とわかれば、それはそれでいいのです。

「距離を置けばいいね」とわかることも発見であり、人間関係が前進したことになります。

もちろん想像していたのとは違い、意外といい人だとわかることがあります。

その誤解やギャップに気づくことも、人生の醍醐味だいごみの1つです。

「人生とは面白い!」と思える瞬間なのです。

人間関係の壁は、思い込みを取り払うことで崩れていきます。

幸せ体質になる方法(17)
  • 「なんだか苦手」という人がいれば、すでに仲良しのつもりで話しかけてみる。
「謝らなければいけない」と思うだけでも素晴らしいこと。

幸せ体質になる30の方法

  1. あなたは幸せになるために生まれてきた。
    幸せを感じる時間を、1分1秒でも増やそう。
  2. 幸せになるのは簡単。
    「幸せになるのは難しい」と思うから、難しくなる。
  3. 作ってくれた人を思い浮かべよう。
    感謝の気持ちが湧いて、幸せが倍増する。
  4. 幸せになるために必要なのは「バランス」。
  5. 日常の幸福感を高めるヒントは「トッピング」にある。
  6. 褒められるためにしている趣味は、本当の趣味ではない。
  7. あなたの品格は「物を置くときの動作」で決まる。
  8. 評判を気にしている自分は、本当の自分ではない。
  9. きれい好きな人には、心がきれいな人も多い。
  10. もらい笑いをする人が、幸せ体質になっていく。
  11. 自分の失敗を許せない人は、人の失敗も許せない。
    自分の失敗を許せる人は、人の失敗も許せる。
  12. めでたいことがあれば、花を買おう。
    自分で自分に花を贈ることもあっていい。
  13. わくわくして寝られないときは、幸せな睡眠不足を楽しむ。
  14. アドバイスで大切なのは、内容より言い方。
  15. 時給の低い仕事をばかにしてはいけない。
    それが社会の役に立っているかぎり、リスペクトする。
  16. 夢が叶うことが幸せなのではない。
    夢があって目指していることが幸せなのだ。
  17. 「なんだか苦手だな」という人がいれば、すでに仲良しのつもりで話しかけてみよう。
  18. 「謝らなければいけない」と思うだけでも素晴らしいこと。
  19. 保身で「寝不足」という言葉を使っているなら、今すぐやめること。
  20. 1日3回は「幸せだな」と考えよう。
  21. 幸せ体質の人は「幸せ菌」を持っている。
  22. 嫌われることにもメリットがある。
    しっかり相手に覚えてもらえること。
  23. 幸せ体質の人は、周りの人を元気にする。
    周りの人を元気にするから、幸せ体質になる。
  24. すぐ検索する癖があると、思考力の低下を招く。
  25. 反論しない人ほど、愛される。
  26. 頑張って好きになろうとしていることは、本当の「好き」ではない。
    頑張って好きになったところで、明るい未来はない。
  27. 「なかなかうまくいかない」と嘆くのではない。
    「それなりにうまくいっている」と喜ぼう。
  28. 人違いをされたときは、にっこりほほ笑んで軽い会釈を返そう。
  29. いらいらしたときの対処ルールをあらかじめ作っておこう。
  30. できなかったことは見なくていい。
    できたことだけ見ていればいい。

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