執筆者:水口貴博

騙されないで生きていくための30の方法

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不安をあおって売り込んでくる手法は、詐欺師の定番パターン。

不安をあおって売り込んでくる手法は、詐欺師の定番パターン。 | 騙されないで生きていくための30の方法

不安をあおって売り込んでくることがあれば、注意してください。

不安をあおって商品を売りつける手法は、詐欺師の定番パターンです。

まだ科学的根拠があるならいいのです。

「基礎代謝は年齢とともに低下する」

「新陳代謝は28日周期。ただし、20歳を過ぎると低下していく」

「カルシウムの摂取が少なくなると、脳内伝達物質が不足して、いらいらしやすくなる」

そうした話を、統計グラフや実績データとともに説明されれば、真実だとわかります。

統計や実績には、根拠があります。

しかし、注意したいのは「スピリチュアルな話」です。

スピリチュアルな話には要注意

スピリチュアルな話には科学的根拠がありません。

「あなたの未来に闇が見えます」

「あなたは悪霊に取りつかれています」

「あなたの家には悪魔が住んでいます」

スピリチュアルな話は言いたい放題です。

不安にさせる言葉であっても、好きなだけ言えてしまいます。

まだ明るい話ならいいですが、暗い話となると最悪です。

不吉なことを言われると、誰でもだんだん不安になってくるでしょう。

何も問題がなくても、嫌な感じがして落ち着かなくなるのです。

人は、不安から逃れたい欲求がある

人は、不安から逃れたい欲求があります。

誰でも不安になると、いても立っても落ち着きません。

助長された不安を解消させたいため、何かにすがりたくなります。

詐欺師は、この心理を利用して商品を売り込んできます。

スピリチュアルな話で相手を不安にさせてから、商品の購入を勧めてくるのです。

たとえば「あなたは悪霊に取りつかれています」と脅してきた後、ツボやお守りの購入を勧めてきます。

「悪霊を取り払うにはこのツボが必要です」

「暗い未来から身を守るためにはこのお守りが役立ちます」

これらはすべて怪しいと考えてください。

相手の言葉に乗せられて商品を買ったところで、もちろん効果はありません。

相手のカモになるだけです。

うっかり話に乗ってしまうと、相手の思うつぼです。

将来、後悔することになるでしょう。

スピリチュアルな話に騙されない

相手の嘘を見抜くことです。

不安にさせることを言われても、気持ちを強く持って振り切りましょう。

「そんな嘘には騙されない!」

自分に言い聞かせ、相手のあおりを振り切るのです。

特に心が弱っているときは思考力や判断力が低下しているため注意が必要です。

不安をあおって売り込んでくる人がいれば、気持ちを強く持ってきっぱり断る。

人も商品も信用しないのが得策です。

すべて怪しいと考えて間違いないのです。

騙されないで生きていくための方法(18)
  • 不安をあおって売り込んでくる人がいれば、気持ちを強く持ってきっぱり断る。
メリットだけ強調する商品には、何か裏がある。

騙されないで生きていくための30の方法

  1. 騙されないための一番の基本。
    「おいしい話はない」と心得る。
  2. 「自分は絶対騙されない」という考え方を捨てる。
  3. 営業・セールス・勧誘は、まず疑いから入るのが得策。
  4. 「自分は大丈夫」と思う人は、被害者予備軍。
  5. 損をしたくない気持ちが強い人ほど、あっさり詐欺に引っかかる。
  6. 見栄っ張りは、騙されやすい。
  7. 騙されないためには「冷静」が不可欠。
    感情的になっているときは、重要な決断をしない。
  8. 「一発当ててやろう」と考えている人は、騙されやすくなる。
  9. 欲深い人は騙されやすい。
    お金に対する執着心は、金銭トラブルのもとになる。
  10. 「自分だけ得をしたい」と考えていないか。
    自己利益優先の人は、かえって騙されやすい。
  11. 契約内容を確認しないのは、トラブルを招くもと。
  12. 「ここだけの話」をする人は信用できない。
  13. 「稼ぎ方を教えます」の9割は、マルチ商法。
  14. 「おいしい話があります」と言ってくる人は、だいたい詐欺師。
  15. 自分が弱っているときは、高額の買い物をしない。
  16. 相手の不審な笑みを見逃すな。
    不審な笑みは、悪いことをたくらんでいる証拠。
  17. 旧友から久しぶりに連絡があって、お金が絡む話が出てきたときの対処。
  18. 不安をあおって売り込んでくる手法は、詐欺師の定番パターン。
  19. メリットだけ強調する商品には、何か裏がある。
  20. 偽物を見抜く目を養うには、普段から本物に触れておくことが役立つ。
  21. 営業トークをうのみにしない。
    小さなことでも自分で調べる癖をつけよう。
  22. セールスや勧誘の断り文句は「興味がありません」で十分。
  23. 限定に釣られない強さを身につける。
    大切なのは、欲しいかどうかより必要かどうか。
  24. 情報弱者は、詐欺師のカモになりやすい。
  25. 世の中に完全な元本保証はない。
  26. 大きな買い物をするときは、人に相談する癖をつける。
  27. どれだけ人の意見を聞いてもいい。
    ただし、最後は自分で決めること。
  28. 「お安くなります」という勧誘は、裏があると思っていい。
  29. 最新の詐欺情報には目を光らせておく。
  30. 万一トラブルに遭ったら、こそこそ隠さず、きちんと公表しておくのが賢明。

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