公開日:2019年2月7日
執筆者:水口貴博

騙されないで生きていくための30の方法

  • 騙されないための一番の基本。
    「おいしい話はない」と心得る。
騙されないで生きていくための30の方法

騙されないための一番の基本。
「おいしい話はない」と心得る。

騙されないための一番の基本があります。
「おいしい話はない」と心得ることです。
この考えを頭の奥までしっかり叩き込んでおきましょう。

「自分は絶対騙されない」という考え方を捨てる。

ときどき簡単な手口の詐欺に引っかかったニュースを見かけることがあるでしょう。
子どもや小学生でも見抜けるような、簡単な詐欺被害のニュースが後を絶ちません。
巧妙でわかりにくい詐欺に引っかかるなら別ですが、簡単な手口の詐欺に遭ったニュースは意外と多い。

営業・セールス・勧誘は、まず疑いから入るのが得策。

営業・セールス・勧誘があったとき、大切にしたい基本姿勢があります。
まず「疑い」から入るようにしてください。
いきなり「信用」から入るのではありません。

「自分は大丈夫」と思う人は、被害者予備軍。

「自分は大丈夫」
そんな考えに心当たりはありませんか。
振り込め詐欺の被害ニュースがあっても「自分は大丈夫」と聞き流す。

損をしたくない気持ちが強い人ほど、あっさり詐欺に引っかかる。

損をしたくない気持ちには注意が必要です。
もちろん損をしたくない気持ちが悪いわけではありません。
むしろ損をしたくない気持ちがあるのは普通です。

見栄っ張りは、騙されやすい。

あなたは見栄っ張りですか。
誰でも自分をよく見られたいと思うもの。
自分を立派に見せることができれば、褒められたり尊敬されたりします。

騙されないためには「冷静」が不可欠。
感情的になっているときは、重要な決断をしない。

感情的になっているときは注意してください。
感情的になっているときは、騙されやすいタイミングでもあるからです。
人間は感情の生き物です。

「一発当ててやろう」と考えている人は、騙されやすくなる。

騙されやすい人には特徴があります。
それは「一発当ててやろう」と考えている人です。
「宝くじで一発当てて、大金持ちになってやろう」

欲深い人は騙されやすい。
お金に対する執着心は、金銭トラブルのもとになる。

あなたは欲深い性格ですか。
もし「イエス」と答えるなら、注意してください。
欲深いと騙されやすい傾向があるからです。

「自分だけ得をしたい」と考えていないか。
自己利益優先の人は、かえって騙されやすい。

「得をしたい」という気持ちはありませんか。
おそらく誰でも「ある」と答えるでしょう。
人間ですから「得をしたい」という気持ちがあるのは当然です。

契約内容を確認しないのは、トラブルを招くもと。

商品やサービスを購入する際は「契約書」が登場します。
きちんと契約内容を確認しているでしょうか。
契約書は、読みにくいことが多いものです。

「ここだけの話」をする人は信用できない。

あなたの身近に「ここだけの話」が口癖の人はいませんか。
「ここだけの話ですが~」
相手があなたの耳元に口を近づけ、小声でささやいてくる。

「稼ぎ方を教えます」の9割は、マルチ商法。

「稼ぎ方を教えます」
そんな売り文句があれば注意してください。
それはマルチ商法である可能性が高いからです。

「おいしい話があります」と言ってくる人は、だいたい詐欺師。

「おいしい話があります」
そんなセリフを言ってくる人がいれば警戒してください。
「おいしい話があります」と言ってくる人は、だいたい詐欺師です。

自分が弱っているときは、高額の買い物をしない。

騙されないようにするためには、次のルールを頭にたたき込んでおいてください。
「自分が弱っているときは、高額の買い物をしない」というルールです。
ここで言う買い物とは「商品」だけでなく「契約」や「サービス」も含まれます。

相手の不審な笑みを見逃すな。
不審な笑みは、悪いことをたくらんでいる証拠。

詐欺師や悪徳業者は悪いことを考えています。
普段はわかりません。
頭の中で悪いことを考えていても、にこにこした笑顔をしています。

旧友から久しぶりに連絡があって、お金が絡む話が出てきたときの対処。

旧友から久しぶりに電話がかかってくることがあります。
「お久しぶりです。学生時代に一緒だった○○です。覚えていますか」
久しぶりに旧友から電話がかかってくると嬉しいものです。

不安をあおって売り込んでくる手法は、詐欺師の定番パターン。

不安をあおって売り込んでくることがあれば、注意してください。
不安をあおって商品を売りつける手法は、詐欺師の定番パターンです。
まだ科学的根拠があるならいいのです。

メリットだけ強調する商品には、何か裏がある。

メリットだけ強調する商品があれば、注意してください。
うっかり買ってしまうと、後悔が待っているでしょう。
メリットばかり強調する営業トークがあります。

偽物を見抜く目を養うには、普段から本物に触れておくことが役立つ。

偽物を見抜く目を養うには、どうすればいいのでしょうか。
難しく思えますが、意外に方法はシンプルです。
「普段から本物に触れておくこと」に尽きるのです。

営業トークをうのみにしない。
小さなことでも自分で調べる癖をつけよう。

騙されないで生きていくためには、営業トークをうのみにしないことが大切です。
営業トークをうのみにするのはよくありません。
相手からの説明をすべて真実と思わないことです。

セールスや勧誘の断り文句は「興味がありません」で十分。

セールスや勧誘を断るとき、あなたはどんな言葉を使いますか。
「きつい言葉で断ると、相手から嫌われるかもしれない」
「ぶっきらぼうな言い方をすると、相手を不快にさせないか」

限定に釣られない強さを身につける。
大切なのは、欲しいかどうかより必要かどうか。

買い物の失敗を防ぐために注意したいキーワードがあります。
それは「限定」です。
限定に強くなることは、買い物に強くなるのと同じです。

情報弱者は、詐欺師のカモになりやすい。

詐欺被害者には、高齢者が目立ちます。
高齢者は、若者より資金を持っているケースも多いため、なおさら詐欺師のターゲットになりやすい。
高齢者が被害に遭いやすい原因の1つとして「情報に弱いこと」が挙げられます。

世の中に完全な元本保証はない。

「この商品は元本保証です」
「失敗しても元本だけは保証します」
「元本保証なので初心者でも安心してください」

大きな買い物をするときは、人に相談する癖をつける。

あなたは大きな買い物をするとき、前もって誰かに相談するタイプですか。
自分のお金は自分のものです。
どう使おうと自分の自由です。

どれだけ人の意見を聞いてもいい。
ただし、最後は自分で決めること。

人の意見を頼りにしていませんか。
もちろん人の意見を聞くのはいいのです。
聞くだけならいくらでもOKです。

「お安くなります」という勧誘は、裏があると思っていい。

つい反応してしまう、魅力的な営業文句があります。
「お安くなります」です。
「契約を切り替えませんか。今よりお安くなります」

最新の詐欺情報には目を光らせておく。

テレビや新聞では、定期的に詐欺トラブルのニュースが流れます。
巧妙な詐欺に遭ったニュースもあれば、悪徳業者に騙された事件もあります。
ここで問いたいことがあります。

万一トラブルに遭ったら、こそこそ隠さず、きちんと公表しておくのが賢明。

注意しても、トラブルに遭うことがあります。
人間ですから完璧ではありません。
注意しても、詐欺だと気づかず、騙されることがあります。

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