「何て異様な執着なのだろう。ちょっと怖いな」
交際中、交際相手の異常な執着心に驚かされることがあるかもしれません。
「死ぬほどあなたを愛している」
ストーカーになる基準はあるのでしょうか。
実際のところ、ストーカーになる基準は曖昧なところがあります。
「この行為をすれば必ずストーカー」と呼べるとは限りません。
ストーカーの危険度には、3つの段階があります。
「低レベル」「中レベル」「高レベル」です。
それぞれに応じて、行動の特徴と対策が変わります。
ストーカー被害について、まず知っておきたい基本があります。
「ストーカー被害は、エスカレートしやすい傾向がある」ということです。
「ほうっておけば、自然に解決するのではないか」と思うかもしれません。
ストーカー問題の理想的な解決方法は何でしょうか。
ストーカー対策には、さまざまな方法があります。
無視をする。
ストーカーと話し合うときは、できるだけ2人きりの環境は避けましょう。
2人きりのほうが、じっくり話しやすいと思うかもしれません。
もちろん恋人と別れ話をするなら、2人きりで話し合うのも悪くないでしょう。
ストーカー行為をされたとき、相手に言ってしまいがちな一言があります。
「気持ち悪い」です。
たとえば「気持ち悪いことはしないでください」「気持ち悪いのでやめてください」などです。
ストーカー行為をやめてほしいときに注意したいのは、過激な発言です。
とにかく早く苦痛から逃れたい気持ちが強いと、相手に注意するときの表現も大げさになりがちです。
自分でも悪気があるわけではなく、無意識のうちに起こりがちです。
相手を挑発するような発言は要注意です。
もちろん普通に「迷惑です」「やめてください」と言うだけならいいのです。
迷惑であることを意思表示しなければ、困っていることを伝えられません。
ストーカー対策で地味に重要なのが、日記です。
ストーカーに悩み始めたら、できるだけ日記をおすすめします。
日々の出来事や感想などの記録にすぎないと思いますが、誤解です。
元恋人がストーカーになる場合、対処が難しくなります。
警察に相談しても、基本的に事件が起こらないと、なかなか動いてくれません。
だからとはいえ、何も対策しないのも心配です。
誰もが取り組むであろうストーカー対策の1つ。
それは「無視」です。
相手から話しかけられても、無視。
現代ではインターネットが広く普及し、ブログやSNSなどが盛んです。
人間関係を円滑にする道具の1つとして、ブログやSNSを利用している人も多いのではないでしょうか。
交友関係では、もはや欠かせない存在感があります。
洗濯物は、どこでどうやって乾かしていますか。
乾きやすい場所といえば、やはり部屋の外が多いのではないでしょうか。
庭・ベランダ・軒先などで物干しざおに洗濯物をつるせば、早く乾きます。
ストーカーからの贈り物を贈られることがあるかもしれません。
お菓子・アクセサリー・花束・ぬいぐるみ・図書カード。
時には、直接現金を渡そうとすることもあるかもしれません。
ストーカーからの大量の電話やメールが来る。
1日に何十回もあると、生活に支障が出ます。
そんなとき、受信拒否・着信拒否の設定を考える人も多いのではないでしょうか。
場合によっては、電話番号を変える方法も有効です。
電話番号が変われば、ストーカーは電話の掛けようがありません。
しかし、いきなりわざわざ電話番号を変えるのは少し大げさです。
ストーカー被害に悩んでいるとき、自分に新しい恋人ができることもあるでしょう。
そんなとき、ストーカーに新しい恋人ができたことを伝えてみようと考える人もいるかもしれません。
あなたに好意を寄せるストーカーは、あなたと付き合いたいと考えています。
ストーカーに悩まされるようになったら、歩く道にも注意が必要です。
どこでも自由に歩きたいところですが要注意。
最も避けたいのは、1人になる道です。
生活パターンが、いつも同じになっていませんか。
いつも同じ時間に家を出て、いつも同じ時間に帰る。
電車に乗るときは、いつも同じ車両。
ストーカーの件を機会に、パスワード管理を見直しましょう。
パスワード管理は普段から心がけることですが、ストーカーに悩んでいるときは入念に心がけたい。
心がけておきたいポイントは、3つあります。
今使っている郵便受けには、鍵がかかっていますか。
郵便物は身近にあるため、意外とセキュリティーが甘くなりやすいところです。
鍵のかかっていない郵便受けは、大変危険です。
ストーカーに悩み始めたら、シュレッダーの購入をおすすめします。
ストーカーによってはごみ捨て場からごみを持ち出し、プライバシー情報を盗み取られる可能性があります。
「大げさではないか」
ごみを出すタイミングにも、配慮が必要です。
いつもどおり所定の時間にごみを出せばいいと思いますが、油断はできません。
粘着性が強いストーカーなら、ごみ捨て場からごみを持ち出す可能性があります。
住んでいるアパートに防犯カメラは設置されているでしょうか。
ストーカーの被害届の1つとして、防犯カメラの録画映像も有効です。
防犯カメラによる録画映像はデジタル記録ですが、証拠能力と証明力を兼ね備えています。
ストーカー対策として思いつきやすい方法の1つが、引っ越しです。
「いつもいる場所に、あの人がいない」
ある日、突然住む場所を変えれば、ストーカーから逃げられるかもしれないと思います。
ストーカー対策としての引っ越しは、あまり得策ではありません。
引っ越しをしたところで、ストーカーが本気になって探し出せば、見つかるのは時間の問題でしょう。
情報化社会の現代において、見つけ出す手段はいくらでもあります。
いくら自分から言っても、ストーカー行為をやめてくれない。
自分が注意しても、相手は真剣に受け止めていない様子。
そんなときは、第3者の力を借りましょう。
「警察に相談しても、相手にしてもらえない」
ストーカー被害者によくある悩みの1つです。
警察にストーカーの相談をしても、被害や証拠がないかぎり、なかなか動いてくれないのが現実です。
ストーカーから不自然なほど、部屋での生活を把握されている様子はありませんか。
家に帰ったとたんに、ストーカーから連絡が来る。
自宅で見ているテレビ番組を、なぜか把握されている。
「何て異様な執着なのだろう。ちょっと怖いな」
交際中、交際相手の異常な執着心に驚かされることがあるかもしれません。
「死ぬほどあなたを愛している」
「あなたのいない人生なんて、地獄のようだ」
「自分と別れるなんて、絶対許さない」
暴力や虐待をほのめかした発言があるなら、レッドカードです。
その交際相手は、潜在的にストーカーになる可能性があります。
ストーカーになりそうな交際相手なら、急な別れ話には注意が必要です。
段階を経ずに別れ話を切り出すと、変な言いがかりをつけられ、本当のストーカーになる可能性があります。
別れ話の前に、できるだけ関係を希薄にして、心理的な距離をつくっておくことが大事です。
だんだん連絡回数を減らしていく。
だんだん会う回数を減らしていく。
コミュニケーションも最小限で済ませるようにする。
愛情表現をゼロに近づけていく。
余裕があれば、自分の印象を下げておくのも有効です。
わざと交際相手が苦手な人物を演じて、少しでも自分を嫌いになってもらうことも必要かもしれません。
上品な方法ではありませんが、事件を防ぐには有効な手段。
2人の関係が希薄になってから別れ話を切り出せば、交際相手の動揺を最小限にでき、諦めてもらいやすくなるでしょう。
ストーカーになりそうな交際相手と別れるなら、別れ話を切り出す前の準備が大切です。
ストーカーになる基準はあるのでしょうか。
実際のところ、ストーカーになる基準は曖昧なところがあります。
「この行為をすれば必ずストーカー」と呼べるとは限りません。
個人の受け止め方によって判断が変わることもあります。
たとえば、積極的なアプローチとはいえ、好きな人からされるのはOKでも、嫌いな人からされるのはNGという場合があります。
「行為」だけで見極めるのは難しく「感情」を含めた判断が必要です。
人によって考え方も変わり、基準も個人差が大きいと考えていいでしょう。
では、ストーカーと呼べる基準はどこからなのか。
それは次の3つがポイントです。
この3つは、ストーカーを見極める重要な目安です。
どれか1つが当てはまるのではなく、3つがすべて当てはまっていることが大切です。
たとえば、あなたを待ち伏せたり尾行したりして、つきまとってくる。
嫌がらせの電話・メール・手紙が何度もある。
贈り物を受け取るよう強要する。
一方的な面会や交際をしつこく要求してくる。
汚物を送り付けてくる。
どれも、相手の「非常識な行為」によって「しつこさ」と「不快」を感じている状態があります。
こうした状態の場合、ストーカーの初期段階が始まっている可能性があります。
「やめてください」と注意しているにもかかわらず、やめてくれないなら危険水準。
どんどんエスカレートして、日常に支障が出てくるようになれば、もはや完全なストーカーです。
ストーカーの危険度には、3つの段階があります。
「低レベル」「中レベル」「高レベル」です。
それぞれに応じて、行動の特徴と対策が変わります。
自分の段階を確認して、早めの対策を心がけましょう。
最初は、好意を伝えるアプローチから始まります。
好意を寄せたメールや電話がときどきあったり、手紙や贈り物が届いたりしますが、常に「一方的」です。
「会いたい」「話したい」から始まり「好きだ」「付き合ってほしい」へとエスカレートしていきます。
まだ本格的なストーカーではなく、ストーカーへの途中段階と言えるでしょう。
しつこさが目立ち始めれば、早めの対策が必要です。
はっきりやめてほしいと意思表示をしましょう。
最初は様子見も必要ですが、余計な先延ばしは不要です。
迷惑であることをはっきり伝えれば、おとなしく引き下がる可能性があります。
日常生活に支障が出るほどしつこさが目立つなら、中レベルです。
待ち伏せされたり、後を追いかけられたり、大量のメールや電話があったりなどです。
メールや電話の内容も、身勝手で乱暴な内容が目立ち始めます。
この段階になれば、何らかの具体策が必要です。
ストーカーに振り回され、かなり神経がすり減っていますが勝負所。
引き続きやめてほしいことを伝えつつ、万一に備えて、被害の証拠を集めておきます。
早めに身近な人に相談しておくことも大切です。
ひどいようなら、早めに警察に相談しましょう。
警察からストーカーに口頭で注意してもらえば、大ごとに発展しかけていることに気づき、諦めてもらいやすくなります。
いくら注意しても従ってくれない。
どんどんエスカレートする一方で、もはや身の危険を感じる。
完全に警告を無視して、強引に近づいてくる様子が止まらないなら、危険度は高レベルです。
勝手に自宅に侵入されたり、勤務先に嫌がらせをされたり、暴力を振るわれたりする可能性が目前まで迫っています。
最悪の場合、命に危険が及ぶ可能性もゼロではありません。
ここまでエスカレートすると、個人の対策だけではどうしようもありません。
すぐ警察に駆け込んで助けを求めましょう。
今まで受けたストーカー被害の証拠を提出して、ストーカーに対して何らかの法的効力のある警告を出してもらいます。
警告を無視して迷惑行為が続くなら、逮捕してもらうことも可能です。
ストーカー被害について、まず知っておきたい基本があります。
「ストーカー被害は、エスカレートしやすい傾向がある」ということです。
「ほうっておけば、自然に解決するのではないか」と思うかもしれません。
もちろん相手の興味関心がなくなれば、自然に解決することもありますが、実際はまれです。
一般的にストーカーは、特定人物への強い執着が関係しているため、放置しても自然に解決しにくい傾向があります。
それどころか、自分の思いどおりにならない現実にいらだちを覚え、どんどんエスカレートする傾向があるのです。
ストーカー対策は、早めが肝心です。
悪化すればするほど、解決も難しくなります。
感情的になってから冷静になるのが難しいように、ストーカー被害もエスカレートすればするほど対策が難しくなります。
最初は様子を見る期間もあっていいですが、余計な先延ばしは不要です。
なかなか収まらないなら、早めの対策を心がける必要があります。
しっかりやめてほしい意思を伝える。
第3者に相談する。
親に協力してもらう。
相手に申し訳ないと考える必要はありません。
ストーカー被害は、最悪の場合、身の危険に関わります。
被害を受けているのは自分ですから、余計な恩情に振り回されず、堂々と迷惑であることを伝えなければなりません。
ストーカー被害は、エスカレートしやすい傾向があることを頭に入れておき、早めの対策を心がけましょう。
ストーカー問題の理想的な解決方法は何でしょうか。
ストーカー対策には、さまざまな方法があります。
無視をする。
受信拒否・着信拒否で遮断する。
贈り物の受け取りを拒否する。
行動パターンを変える。
親や友人に頼る。
警察に相談する。
たしかにそれぞれ有効な手だてですが、最初に取り組む対策ではありません。
どれも摩擦が発生しやすい方法です。
ストーカー被害がこじれたときの対策であり、理想的な解決方法とは言えないでしょう。
方法やタイミングを誤ると、かえって事情を深刻化させることもあります。
では、ストーカー問題の理想的な解決方法は何か。
やはり話し合いなのです。
「迷惑なのでやめてほしいことを、きちんと伝えること」
話し合いで解決できれば、これこそまさに理想です。
お互いの心労を最小限に抑えられ、最も短時間かつスムーズに解決できる方法です。
すでに嫌がらせを受け、相手に強い嫌悪感を抱いているでしょう。
「会いたくない」「話したくない」「顔も見たくない」と思っているかもしれません。
しかし、どんなに嫌悪感があっても、最初は話し合いから解決していくのがベストです。
電話やメールでもいいですが、誠意を見せるため、できれば対面で伝えるのがいいでしょう。
少なくともストーカー対策の最初の取り組みであるのは間違いありません。
伝えるときは、穏やかに話しつつも、はっきり伝えるのがポイントです。
誠意を持って正々堂々と伝えると、あっさり解決できることがあります。
ストーカーと話し合うときは、できるだけ2人きりの環境は避けましょう。
2人きりのほうが、じっくり話しやすいと思うかもしれません。
もちろん恋人と別れ話をするなら、2人きりで話し合うのも悪くないでしょう。
節操と良識をわきまえた恋人なら、暴力を振るわれる心配もないため、2人きりで話し合うのも1つの選択肢です。
聞かれたくない話もあるはずですから、時と場合によっては許容範囲です。
しかし、今回の相手はストーカーとなると、話は別です。
すでにしつこくつきまとう迷惑な行為をされているため、油断が許されません。
話し合いがヒートアップすれば、何をされるかわからないでしょう。
相手が男性なら、力が強く、一方的な暴力を受ける可能性もあります。
そのため、ストーカーと話し合うときは、できるだけ周りに人がいる環境が適切です。
たとえば、公園・カフェ・レストランなどです。
近くに交番のある場所なら、なお安心です。
周りに人がいれば、万が一のとき、助けを呼べます。
周りに人がいたほうが、適度なざわつきがあって雰囲気が和らぎ、話しやすくなります。
電話やメールなど1対1のやりとりの場合は仕方ありませんが、対面で話す際は必須の心がけです。
「どうしても2人きりになりたい」とお願いされても、油断せず、しっかり断るのが得策です。
最悪の場合、身の危険に関わることですから譲れません。
ストーカー行為をされたとき、相手に言ってしまいがちな一言があります。
「気持ち悪い」です。
たとえば「気持ち悪いことはしないでください」「気持ち悪いのでやめてください」などです。
おかしな表現ではありません。
しつこくつきまとわれると、誰でも気持ち悪いと思うのが当たり前。
鳥肌が立つような嫌悪感があれば、体が強い拒否反応を起こします。
しかし「気持ち悪い」という一言は、状況をエスカレートさせやすい言葉でもあります。
「気持ち悪い」と言われた相手の立場を考えてみてください。
人から「気持ち悪い」と言われると、自分の存在を否定されたように感じるでしょう。
「虫けらのように扱われた」「プライドを傷つけられた」などと感じ、強い不快感を覚えるはずです。
相手の感情を刺激してしまい、ストーカー行為がさらに悪化する可能性があります。
「気持ち悪い」という表現に限らず、相手の尊厳を傷つけるような発言はすべてNGと考えるのがいいでしょう。
では、どういう発言をすればいいのか。
こうしたときは「気持ち悪い」ではなく「迷惑」という表現が適切です。
たとえば「気持ち悪いのでやめてください」という表現なら「迷惑なのでやめてください」と言い換えます。
「迷惑」という表現は、あくまで自分の状態を伝える言葉です。
相手の威厳やプライドを傷つける心配がありません。
なかなか相手がやめてくれないと、もっと強い言葉を言いたくなりますが、過激な発言は面倒を増やすだけ。
感情に振り回されず、常に冷静を保ちましょう。
ストーカー行為をやめてほしいときに注意したいのは、過激な発言です。
とにかく早く苦痛から逃れたい気持ちが強いと、相手に注意するときの表現も大げさになりがちです。
自分でも悪気があるわけではなく、無意識のうちに起こりがちです。
強く言うくらいならいいですが、感情的になって余裕がないときは、相手を脅すような発言になることがあります。
「やめないなら、あなたに危害を加える」
「私を傷つけたら、あなたも命を覚悟しろ」
「知り合いに信頼できる協力者がいる。あまり私に近づくと後悔するよ」
「精神的な苦痛を受けた。とにかく100万円を払え!」
恐怖を与えれば、相手はおじけづいて、少しは抑制できるのではないかと思うかもしれません。
しかし、こうした発言は厳禁です。
脅迫になる可能性があります。
明らかな脅迫でなくても、危険をほのめかした発言もグレーと考えていいでしょう。
本人に悪気はなくても、脅すような発言をするだけでNGです。
逆に相手から訴えられ、さらに面倒な話に発展する可能性があります。
被害者が加害者になっては本末転倒です。
いくらストーカー行為をやめさせたいとはいえ、過激な発言は慎みましょう。
相手を注意するなら、終始一貫して冷静な言葉を使うことが大切です。
相手を挑発するような発言は要注意です。
もちろん普通に「迷惑です」「やめてください」と言うだけならいいのです。
迷惑であることを意思表示しなければ、困っていることを伝えられません。
あくまで自分の状況を伝えるだけですから、相手も冷静に受け止めやすくなるでしょう。
しかし、迷惑であることを伝える発言はいいのですが、挑発にならないよう注意してください。
「やれるものならやってみろ」
「やめてくれないなら、こちらにも考えがある」
「こんなことをするなんて、人として最低」
「どんな嫌がらせを受けても、絶対負けません!」
「どうされても、私の考えは変わりません」
「警察に言いつけるよ」
「法的手段に訴えるぞ」
感情が高ぶると、つい強い言葉になりがちです。
強気の態度を見せれば、相手は諦めたりおじけづいたりするのではないかと思いますが、逆効果になりやすい。
人間は、感情を持つ生き物です。
高圧的な態度を取ると、とげとげしい感情が伝わり、相手も高圧的になります。
相手は挑発として受け止め、ストーカー行為がエスカレートする可能性があります。
ストーカー行為は、悪化すればするほど、改善が難しくなります。
あくまで心がけるのは、冷静な説得です。
「冷静な説得」と「攻撃的な挑発」は天と地の差があります。
どんなときでも冷静な説得を続け、攻撃的な挑発は避けるようにしてください。
冷静な説得を通して誠意が伝われば、相手は納得して、迷惑行為も収まりやすくなります。
ストーカー対策で地味に重要なのが、日記です。
ストーカーに悩み始めたら、できるだけ日記をおすすめします。
日々の出来事や感想などの記録にすぎないと思いますが、誤解です。
日記は、ストーカー被害に遭ったときの重要な証拠になります。
もちろん簡単なメモ程度では、証拠になりにくいでしょう。
1行や2行しかない文章量では、そもそも日記として認められない場合もあります。
しかし、一定の分量と毎日書き記す連続性があれば、日記は重要な証拠として認められる可能性が高くなります。
日記には、実際にあった嫌がらせを具体的に書き記すようにします。
余裕があれば、詳しい場所や時間も書き留めておくと、さらに有効です。
日記を書き記す道具は、鉛筆やシャーペンより、ボールペンがおすすめです。
ボールペンで書いた字は、消しゴムで消したり書き換えたりできないため、ますます証拠能力が高まります。
間違えた字は、二重線を引いておけば十分です。
日記があれば、窓口でストーカーについて相談するとき、あとから具体的な内容を思い出しやすくなって便利です。
警察に相談したり、裁判になったりしたとき、重要な証拠書類として提出できるでしょう。
たかが日記、されど日記。
毎日書くのは面倒ですが、あとから人生を救ってくれる重要な証拠として活用できるはずです。
元恋人がストーカーになる場合、対処が難しくなります。
警察に相談しても、基本的に事件が起こらないと、なかなか動いてくれません。
だからとはいえ、何も対策しないのも心配です。
ストーカーに悩んでいるときは、外出の際、次の2つの持ち物を持参しましょう。
防犯グッズとボイスレコーダーです。
防犯グッズは、子どもが身につけるものと思われがちですが、大人でも活用できます。
たとえば、防犯ブザーです。
スイッチを入れるだけで大音量が鳴り響く防犯ブザーは、ストーカー対策に必須の持ち物。
手頃な値段で入手できるので、早めに購入しておきましょう。
普段持ち歩くバッグ類がいくつかあるなら、防犯ブザーもいくつか購入しておくのもアイデアです。
予備の電池も購入しておけば、完璧です。
今にも襲われそうな危険があれば、スタンガンや防犯用のスプレーも持参します。
使うことはなくても、お守りとして持つと考えれば、安心感が増すでしょう。
ボイスレコーダーは多種多様ですが、高価である必要はなく、声が聞き取れれば十分です。
買う前に自分で操作して、使いやすいと感じたものがいいでしょう。
トラブル時のやりとりを録音できれば、証拠にもなるため、第三者に相談するときに役立ちます。
予算に余裕がない場合は、携帯電話のボイスレコーダー機能も使えます。
ただし、使いにくかったり声が聞き取りにくかったりする場合があるため、あらかじめ注意が必要です。
誰もが取り組むであろうストーカー対策の1つ。
それは「無視」です。
相手から話しかけられても、無視。
相手からメールがあっても、返信しない。
相手から電話がかかってきても、出ない。
受信拒否・着信拒否という方法で、相手からの連絡を遮断する方法もあります。
「徹底的に無視を貫けば、そのうち相手は諦めてくれるのではないか」と思うかもしれません。
たしかに無視が効果的に働く場面もありますが、だからとはいえ安易な実行には注意が必要です。
無視という対応は、簡単ですが難しい。
状況を沈静化させることもあれば、逆にエスカレートさせることもあり、一概には言えません。
そのため無視をするなら、慎重に段階を踏んだうえで実行するようにしましょう。
最初から無視をするのは良くありません。
最初から無視をするのは、ストーカー対策としてむしろやってはいけない方法です。
無視をすれば、相手は「どうしたのだろうか」と不安になるでしょう。
「自分のアプローチが弱いのだろうか」と勘違いすることもあるはずです。
「本当は喜んでいるのではないか」という妄想を働かせる可能性もあります。
あなたが迷惑であることを伝えていない以上、あなたの意図を伝えられません。
アプローチが減るどころか、さらにエスカレートする可能性があります。
そのため最初の段階は、面倒でも、誠実に対応するようにしましょう。
無視がいけないとはいえ、すべてのアプローチに対応していては身が持ちません。
体は1つであり、1日は24時間。
大量の電話やメールにすべて対応しようとすると、生活が破綻します。
もし無視をするなら、十分な警告をしたうえで実行します。
「もう関わらないでください。もしやめてくれないなら、今後は無視をします」
「連絡はやめてほしいと言ったはずです。今後も続くなら、受信拒否・着信拒否するかもしれません」
何度警告をしても改善されなければ、無視で対応するしかありません。
良い方法ではありませんが、日常生活に支障が出ている以上、受信拒否・着信拒否も仕方ないでしょう。
できればあとから警告したことを証明できるよう録音しておくと、万一のときに役立ちます。
現代ではインターネットが広く普及し、ブログやSNSなどが盛んです。
人間関係を円滑にする道具の1つとして、ブログやSNSを利用している人も多いのではないでしょうか。
交友関係では、もはや欠かせない存在感があります。
しかし、ストーカーに悩んでいるなら、利用の仕方を見直しましょう。
安易に個人情報を投稿すると、ストーカーに見られ、刺激させてしまいます。
ブログやSNSへの投稿が一般公開されているなら、ストーカーに私生活の情報を提供しているのと同じ。
自分にとってはつまらない情報と思っていても、ストーカーにとっては貴重な情報です。
ストーカーは「こんな生活をしているのか」と想像を膨らませ、ますますあなたへの興味関心が強くなるでしょう。
何を書いても、ストーカーを刺激させることになるはずです。
どうしても使いたければ、限定公開の設定をしておくのが得策です。
少し手間はかかりますが、公開する相手を選べば、交友関係に影響せず利用を続けられます。
場合によっては、いっそのことやめてしまうのも1つの方法です。
ただでさえ人間関係で悩みがちなら、思いきってやめたほうがストレスから解放される人も多いでしょう。
完全に投稿がなくなれば、ストーカーは情報不足に陥り、だんだんあなたへの興味関心も薄れていく効果が期待できます。
そのほか、過去の投稿にも注意してください。
「見られるはずがない」「見つかるはずがない」と思うような情報でも油断できません。
ストーカーの執着力・検索力は、たくましいものがあります。
手間暇を惜しまず調査されると、インターネット上の片隅にある情報でも簡単に見つけ出されてしまいます。
過去の投稿もインターネット上に載せたままになっているなら、念のため、削除も検討してください。
洗濯物は、どこでどうやって乾かしていますか。
乾きやすい場所といえば、やはり部屋の外が多いのではないでしょうか。
庭・ベランダ・軒先などで物干しざおに洗濯物をつるせば、早く乾きます。
特に天気のいい日は、乾きやすい上、日光の紫外線による殺菌効果もあります。
しかし、早く乾く反面、リスクもあります。
洗濯物を部屋の外で干していると、外からストーカーに洗濯物の衣類を確認されてしまいます。
男性の衣類と一緒に干していると、男性と同居していることが知られるでしょう。
たとえ高層階でも、双眼鏡を使えば、十分確認が可能です。
下着だけ部屋の中で干し、それ以外は外で干す人もいますが、十分な対策とは言えません。
洗濯した後の衣類は、ストーカーにとって興奮の対象です。
たとえ見られても良い衣類でも、ストーカーの欲望を刺激しやすいため、できるだけ控えたほうがいいでしょう。
ストーカーからプライバシーを守るためにも、洗濯物は部屋の中で干すのが安心です。
部屋の中がじめじめして嫌なら、乾燥機の利用も検討してください。
近場の乾燥機を利用するのも1つの方法です。
乾燥機が一体になった洗濯機も販売されているので、検討してみるといいでしょう。
ストーカーからの贈り物を贈られることがあるかもしれません。
お菓子・アクセサリー・花束・ぬいぐるみ・図書カード。
時には、直接現金を渡そうとすることもあるかもしれません。
ストーカーは、贈り物を通してあなたの気を引こうとします。
自分が欲しい贈り物だと、嬉しい反面、どう対応すればいいのか迷ってしまうところ。
しかし、対応はシンプルです。
ストーカーからの贈り物は、すべて受け取りを拒否しましょう。
たとえ相手から受け取りを強要されても、拒否を貫くのが賢明です。
配達の場合、配達員が配達してきても、受取人は受け取りを拒否できます。
玄関のところで、受け取り拒否を申し出れば、簡単にできます。
受け取らないとストーカーを怒らせるかもしれないと思うかもしれませんが、誤解です。
贈り物を受け取れば、ストーカーは「好意が伝わった」と勘違いして、迷惑行動がますますエスカレートするでしょう。
贈り物をもらって、変な借りができても困ります。
当然ですが、受け取ってからリサイクルショップへ持ち込んで換金するのもNGです。
贈り物を受け取ってから処分すると、あとから変な言いがかりをつけられる可能性もあります。
なにより怖いのが、盗聴器の存在です。
贈り物の中に盗聴器が仕掛けられ、プライバシーを侵害された被害も数多くあります。
見た目だけでは、盗聴器が仕掛けられているかわからないため油断できません。
数多くの不安要素があるため、ストーカーからの贈り物は受け取らないのがいちばん。
現金の受け取りも、完全に拒否しましょう。
お金に困っていたとしても、ストーカーからは1円も受け取ってはいけません。
ストーカーからの大量の電話やメールが来る。
1日に何十回もあると、生活に支障が出ます。
そんなとき、受信拒否・着信拒否の設定を考える人も多いのではないでしょうか。
拒否設定をした瞬間から、嫌がらせの電話やメールがぴたりと止まります。
設定は簡単で、時間もかからずわずかな操作でできます。
機械側で遮断するため、もうストーカーからの電話やメールに悩まされることはないような気がします。
しかし、一方的な受信拒否・着信拒否は要注意です。
予告もなく、急に受信拒否・着信拒否を設定すると、逆効果になることが多い。
「関わりたくない」という明確な意思表示ですが、アプローチの仕方が良くありません。
一方的であり、冷たく突き放した印象を与えます。
誰でも急に拒否されると、気分が良くありません。
自分の存在を否定されたように感じ、ふつふつ怒りが湧き出るでしょう。
逃げる人がいれば、追いかけたくなるのが人間です。
一方的な受信拒否・着信拒否はストーカーの感情を刺激して、迷惑行為を助長させる可能性があります。
そもそも受信拒否・着信拒否をしたところで、根本的な解決になるとは限りません。
別の電話番号やメールアドレスを使われると、簡単に連絡できてしまいます。
根本的な対処にならず、相手を逆上させるうえ、事態を悪化させる可能性があるのです。
リスクを承知のうえ、どうしても受信拒否・着信拒否を設定したいなら、慎重に段階を踏む必要があります。
何度かやめてほしいことを注意して改善されなければ、最終警告したうえで受信拒否・着信拒否を設定するのがいいでしょう。
場合によっては、電話番号を変える方法も有効です。
電話番号が変われば、ストーカーは電話の掛けようがありません。
しかし、いきなりわざわざ電話番号を変えるのは少し大げさです。
電話番号が変われば、家族・友人・職場など、周りに知らせるのも手間がかかります。
メールで知らせるだけでは済まず、一定の手続きが必要になる場合もあります。
いきなり電話番号を変えるのではなく、まず現実的な改善策から始めるのがいいでしょう。
予告もなく、いきなり一方的な着信拒否や電話番号の変更は良くありません。
相手は自分を強く否定されたように感じ、ストーカー行為を助長させる可能性があります。
そこで最初は、警告から始めるのが賢明です。
やめてほしいことを、はっきり伝えます。
1回で納得してもらえないなら、2回でも3回でも警告を続けます。
何度警告しても一向に改善されなければ、仕方なく次の対策に移るのがいいでしょう。
警告しても改善されなければ、着信拒否です。
電話番号を指定して、着信をしても拒否して、電話が鳴らないようにします。
十分警告をした後なら、着信拒否をされても事情がわかっているので、比較的穏便に受け止めてくれるはずです。
非通知もすべて着信を拒否する設定もしておくと、いっそう効果的です。
着信拒否で対策をしても、相手が別の電話番号から掛けてくるなど、改善しない場合もあります。
そんなときは最終手段として、電話番号の変更です。
電話をやめるように何度伝えても改善しないなら、仕方なく強硬手段を取るしかありません。
電話番号の変更に手間暇はかかりますが、確実に相手から電話を止めることができます。
新しい電話番号を知られないよう、十分注意することが大切です。
ストーカー被害に悩んでいるとき、自分に新しい恋人ができることもあるでしょう。
そんなとき、ストーカーに新しい恋人ができたことを伝えてみようと考える人もいるかもしれません。
あなたに好意を寄せるストーカーは、あなたと付き合いたいと考えています。
新しい恋人ができたことを報告すれば、ストーカーは「付き合えるチャンスがなくなった」と思うはず。
もがいてもあがいても無理なので、ストーカーの諦めを促せそうが気がするかもしれません。
しかし、これは完全に逆効果。
幸せを見せつけるかのように、わざわざ自分から知らせる行為は控えたほうが賢明です。
ましてや新しい恋人と一緒に写った写真を見せるのは言語道断です。
新しい恋人ができたことを伝えると、ストーカーは「挑発」と受け止める可能性があります。
愛が憎しみに変わることは珍しくありません。
場合によっては「自分の好きな人をほかの人に奪われた」と思い、新しい恋人に被害が及ぶこともあるでしょう。
仲を引き裂こうと邪魔してきて、ストーカー被害がいっそう深刻になる可能性があります。
過去のストーカー被害の中には、元恋人に新しい恋人と写った写真を送って、大きな事件に発展したケースもあります。
ストーカーに余計な報告は不要です。
あくまで自然に知られる状況ならいいですが、わざわざ自分から知らせる必要はありません。
ストーカーに悩まされるようになったら、歩く道にも注意が必要です。
どこでも自由に歩きたいところですが要注意。
最も避けたいのは、1人になる道です。
人通りのない道を歩いていると、周りに人がいないタイミングを狙って、ストーカーが急接近してくる可能性があります。
万一のことがあったとき、周りに人がいないと、助けを呼びたくても呼べません。
1人で出歩くなら、できるだけ人通りの多い道を選ぶようにしましょう。
細い道は避け、大きい道を選ぶといいでしょう。
昼は人通りが多くても、夜になるとめっきり人通りが減る道もあります。
夜に出歩くのは避け、できるだけ人通りの多い昼の時間帯を選ぶのがいいでしょう。
夜に歩くなら、できるだけ明るい道を選ぶようにしましょう。
人目が多ければ多いほど、ストーカーからの接触を抑止する効果が高まります。
アパートの低層階に住んでいるなら、エレベーターを使わず、階段を使うのもいい方法です。
たとえ少し遠回りになったとしても、安全性を高められるなら有効な対策です。
遠回りが必要になったときは「いい運動になる」というプラスの発想が役立ちます。
人通りのない道を歩かなければいけないときは、早歩きを意識するといいでしょう。
できるだけ1人になる時間を短くするだけでも効果的です。
生活パターンが、いつも同じになっていませんか。
いつも同じ時間に家を出て、いつも同じ時間に帰る。
電車に乗るときは、いつも同じ車両。
行きも帰りも、通る道は同じ。
買い物をするスーパーも同じ。
週末はいつも同じ過ごし方。
たしかにいつも同じ行動パターンは、慣れているため気軽でしょう。
習慣になっているため、生活リズムが整いやすいメリットもあります。
しかし、いつも同じ行動パターンでは、ストーカーに行動を読まれるリスクが高まります。
たとえば、待ち伏せや嫌がらせを受けやすくなるでしょう。
都合のいい瞬間を狙って襲われる可能性もあります。
そこで、ときどき生活の行動パターンを変え、できるだけ規則性がない行動を心がけてください。
家から出る時間、戻る時間を変えてみる。
電車の車両を変えてみる。
少し違った道を通ってみる。
たまには違うスーパーで買い物をする。
週末の過ごし方に変化を持たせる。
規則性がない行動を心がけ、行動を読まれないようにしてください。
もちろん行動パターンを変えるにも限界がありますが、無理のない範囲で心がけます。
根本解決にはなりませんが、ストーカー被害を抑える工夫になるはずです。
ストーカーの件を機会に、パスワード管理を見直しましょう。
パスワード管理は普段から心がけることですが、ストーカーに悩んでいるときは入念に心がけたい。
心がけておきたいポイントは、3つあります。
「定期的なパスワード変更」「生体認証の導入」「ログイン履歴の確認」です。
まず心がけたいのは、定期的なパスワード変更です。
パスワードを設定していても、手間がかかるなどの理由から、同じパスワードを使い続ける場合が少なくありません。
あなたに興味を持つストーカーは、何らかの手段であなたの個人情報にアクセスしようと試みる可能性があります。
パスワードを設定していても、同じパスワードを使い続けるのは良くありません。
パスワードは、何らかの拍子で漏れる可能性があります。
推測しにくいパスワードも、流出してしまえば無意味になります。
パスワードの定期的な変更は普段から心がけるべき習慣ですが、事情があるときは、いつもより念入りになっておきましょう。
複数のパスワードは、忘れることがないようきちんと管理しておくことも大切です。
生体認証に対応しているシステムなら、できるだけ生体認証にレベルアップしておくのが賢明です。
たとえば、普段使っているATMが生体認証に対応しているなら、銀行の窓口で手続きをすれば簡単に設定できます。
生体認証を使えば、本人しかアクセスできないため、安全が飛躍的に向上します。
ストーカーの件に限らず、個人の安全が全体として向上するのでおすすめです。
普段なかなか見ることはありませんが、ログイン履歴の確認も重要です。
不正なアクセスがないか、定期的にログイン履歴を確認しておきましょう。
ログイン履歴に不自然な点があれば、業者に問い合わせて詳しく確認するのがおすすめです。
あわせてすぐパスワードの変更をしておきましょう。
今使っている郵便受けには、鍵がかかっていますか。
郵便物は身近にあるため、意外とセキュリティーが甘くなりやすいところです。
鍵のかかっていない郵便受けは、大変危険です。
知らないうちに郵便受けの中の郵便物を他人に盗まれる危険があります。
たとえ盗まれなくても、こっそり他人に見られる可能性が考えられます。
郵便物の送り主がわかるだけでも、ストーカーにとっては収穫です。
送り主から人間関係を割り出されます。
はがきなら、メッセージの内容まで完全に見られてしまいます。
郵便物には送り主の住所も記載されているため、送り主に何らかのアプローチが及ぶ可能性も否定できません。
ストーカーの知恵しだいで、悪用される範囲はさまざま。
郵便物が無傷でも、自分の知らない間に情報が読み取られている可能性があります。
郵便受けの施錠は必須です。
郵便受けに鍵がかかっていないなら、大家や管理会社に連絡して、施錠機能の取り付けをお願いしましょう。
「物騒なので取り付けてほしい」という言い分なら、希望が通りやすくなるでしょう。
対応してくれない場合は、自分で南京錠を買って施錠します。
多少の費用は必要ですが、郵便受けは重要な場所なので、安全性を優先させるのが賢明です。
ストーカーに悩み始めたら、シュレッダーの購入をおすすめします。
ストーカーによってはごみ捨て場からごみを持ち出し、プライバシー情報を盗み取られる可能性があります。
「大げさではないか」
「アイドルや芸能人ではあるまいし、そこまでする必要はあるのか」
軽く考えがちですが、相手がどう出るかわかりません。
ストーカーの粘着の度合いによっては、思いも寄らない行動に出るもの。
ストーカーの異常な行動力は、私たちの想像を超えるものがあります。
実際のストーカー被害には、ごみ捨て場からごみを持ち去って、プライバシー情報を盗み出した被害が多くあります。
あなたの家から出るごみは、プライバシー情報がたくさん詰まっています。
あなたにとってごみでも、ストーカーにとっては宝の山に見えているでしょう。
重要な書類の処分だけでなく、ちょっとしたメモでも、シュレッダーを使うのが得策です。
シュレッダーは、きちんと断裁できるものなら、簡易的なタイプでもかまいません。
「お金をかけるのはもったいない」と思うかもしれませんが、前向きに考えてください。
たとえストーカーがいなかったとしても、セキュリティー意識を高めておくのは無駄になりません。
最初はシュレッダーが手間に思えても、習慣になれば普通になります。
被害を最小限に食い止めるために、できることをやりましょう。
ごみを出すタイミングにも、配慮が必要です。
いつもどおり所定の時間にごみを出せばいいと思いますが、油断はできません。
粘着性が強いストーカーなら、ごみ捨て場からごみを持ち出す可能性があります。
鍵のかかった、専用のごみ捨て場のあるアパートならいいのですが、無防備なアパートもたくさんあります。
ストーカーにとって、ごみ捨て場のごみは宝の山に見えるでしょう。
書類はシュレッダーにかけたとしても、シュレッダーにかけられないものもたくさんあります。
あまり早くにごみを出すと、ストーカーが隙を狙ってごみ捨て場からごみを持ち去る可能性があります。
そのため、ごみを出すタイミングも意識する必要があります。
最も安全なタイミングは、やはりごみの収集中です。
相手にごみから持ち去る隙を与えなければ、ごみを持ち去るのは困難です。
収集中が難しければ、せめて収集直前がいいでしょう。
ごみの収集時間の10分前を目安にするのが現実的です。
気を遣いますが、ストーカーを振り切るまで辛抱です。
タイマーをセットしたり、日々の習慣として取り入れたりすれば、当たり前の習慣になってくるでしょう。
住んでいるアパートに防犯カメラは設置されているでしょうか。
ストーカーの被害届の1つとして、防犯カメラの録画映像も有効です。
防犯カメラによる録画映像はデジタル記録ですが、証拠能力と証明力を兼ね備えています。
顔まではっきり写っていれば、本人の特定も容易でしょう。
アパートに不法侵入している様子、郵便ポストやごみ捨て場を物色している様子。
違法行為をしている録画映像があれば、証拠として提出でき、法律に基づく対処を行えます。
防犯カメラが設置されていたほうが、アパートの住人も安心して暮らせるでしょう。
さて、問題なのは、防犯カメラが設置されていないアパートの場合です。
大家や管理会社に依頼すれば、すぐ防犯カメラを取り付けてもらえそうな気がしますが、少し事情が特殊です。
残念ですが、大家や管理会社に防犯カメラの設置をお願いしても、断られるのが一般的です。
たしかに大家や管理会社には、建物の安全を確保して、住民に安心できる空間を提供する義務があります。
防犯カメラを設置しているアパートも数多く存在します。
しかし、防犯カメラはどのアパートにも設置されているものとは限りません。
特に古いアパートは、防犯カメラが設置されていない場合のほうが多いでしょう。
そのため断られることが多く、自己負担で防犯対策を行う必要が出てきます。
ただし、これはあくまで一般的な話です。
大家や管理会社によっては、住人の意見を尊重して対応してくれる可能性もあります。
「物騒なので設置していただけないでしょうか」と丁寧にお願いすれば、すんなり意見が通る場合もあります。
また1人だけでお願いするより、複数人による集団でお願いしたほうが、さらに対応してもらえる可能性が上がります。
無理を承知で一度お願いしてみる分には無駄にならないはずです。
ストーカー対策として思いつきやすい方法の1つが、引っ越しです。
「いつもいる場所に、あの人がいない」
ある日、突然住む場所を変えれば、ストーカーから逃げられるかもしれないと思います。
ストーカーに気づかれないよう、こっそり引っ越しをして消息を絶てば、うまく逃げ切れそうな気がします。
ドラマや映画などで、倒産した会社の社長が夜逃げをするシーンを見かけますが、似た状況かもしれません。
しかし残念ですが、引っ越しによるストーカー対策は、あまり有効とは言えないでしょう。
ストーカーが本気になれば、新しい住所を見つけるのはたやすいこと。
ストーカーの執着力は侮れません。
おそらくあらゆる手段を使って、時間をかけてでも見つけ出そうとするでしょう。
解決できるとしても一時期。
そのためせっかく引っ越しをしても、新しい住所を見つけるのは時間の問題です。
もともと引っ越しの予定がある場合は別ですが、ストーカー対策として引っ越しするのは少々大げさです。
こっそり逃げたことに腹を立て、ますます状況を悪化させてしまう可能性もあります。
引っ越しには、時間もお金もかかります。
効果が乏しい上、費用もかかり、失敗すればリスクもあるため、現実的でないと言えます。
ストーカー対策としての引っ越しは、あまり得策ではありません。
引っ越しをしたところで、ストーカーが本気になって探し出せば、見つかるのは時間の問題でしょう。
情報化社会の現代において、見つけ出す手段はいくらでもあります。
ストーカーがわざわざ探偵を雇って見つけ出そうとした過去の事例もあります。
時間もお金もかかるため、なかなか気軽に行えないのも現実です。
では、とにかく引っ越しが無駄かというと、そうではありません。
例外として、引っ越しが有効になる場合もあります。
それは、今住んでいるアパートのセキュリティーが著しく低い場合です。
アパートの入り口には扉がなく、誰でも出入りできる状態になっている。
防犯カメラもインターホンもない。
ごみ捨て場にも鍵がかかっていない。
特に古いアパートの場合は、セキュリティーが低い傾向が目立ちます。
著しくセキュリティーの低いアパートに住んでいると、不安で仕方ないでしょう。
ましてやストーカーに悩んでいるなら、家の中にいても、怖くて眠れないはず。
防犯カメラがないと、万が一のとき、誰が出入りしたのかあとから確認できません。
ごみ捨て場に鍵がかかっていないと、ごみが盗まれる可能性があります。
大家や管理会社と相談して、鍵や防犯カメラを設置してもらう方法もありますが、認められない場合も目立ちます。
そもそも建物の構造上、導入できるセキュリティーに限界がある場合も少なくありません。
こうした場合、いっそのこと、セキュリティーの高いアパートに引っ越ししたほうがいい場合もあります。
セキュリティーが高くなるにつれて、家賃も高くなる傾向がありますが「安心を買う」と考えれば、無駄とは言えません。
女性なら、女性専用のアパートを検討してもいいでしょう。
女性専用の建物は、常勤管理・オートロック・防犯カメラなど高い警備システムを導入した物件が多い。
ストーカー対策の根本解決とはいきませんが、建物全体のセキュリティーが高くなれば、安心感は増すはずです。
あくまで特殊な事例ですが、選択肢として頭に入れておくだけでも損はないはずです。
いくら自分から言っても、ストーカー行為をやめてくれない。
自分が注意しても、相手は真剣に受け止めていない様子。
そんなときは、第3者の力を借りましょう。
上司・先輩・友人など、信頼できる人なら誰でもいいですが、おすすめなのは自分の親です。
親にストーカー行為の状況を説明して、協力をお願いしましょう。
自分からいくら言っても状況が改善せず、つらくて大変な日々を送っていることを理解してもらいます。
自分の親なら、本気であなたを心配して協力してくれるでしょう。
もちろん親を頼るにも、リスクはあります。
あなたとの関係を阻む人が割り込んでくれば、その人に迷惑や危害が及ぶ可能性も否定できません。
しかし、たとえそうだとしても、やはり自分一人で解決が難しいなら、誰かを頼るしかありません。
「親に言いたくない。親に心配をかけたくない」と思うかもしれませんが、悩みを1人で抱え込むのは良くありません。
自分一人の力で限界なら、無理をせず、素直に親を頼るのが賢明です。
ストーカー行為は、場合によっては事件に発展する可能性があるため、早めの対処が肝心です。
たとえ親が離れたところに住んでいたとしても、できるだけ協力をお願いするのが得策です。
相手と親を対面させる機会をつくり、親から相手に直接警告してもらいます。
親という目上の存在から言われると、相手は驚くでしょう。
「自分の行為は大ごとに発展しかけている」という反省を促せます。
自分の行為の未熟さに気づきやすくなり、警告を強く受け止め、やめる可能性が出てきます。
親という存在は、誰にとっても偉大です。
親を恐れ、尻込みする効果も期待できるはずです。
ただし、例外もあります。
ストーカーが荒っぽい性格で、一触即発の気配があるなら、親より警察に相談したほうがいい場合もあります。
「警察に相談しても、相手にしてもらえない」
ストーカー被害者によくある悩みの1つです。
警察にストーカーの相談をしても、被害や証拠がないかぎり、なかなか動いてくれないのが現実です。
警察が頼りにならないなら、誰を頼るか。
その1つが、探偵です。
探偵といえば「ひそかに他人の行動や内情を探る仕事」というイメージですが、ストーカー対策を担っているところもあります。
探偵は、ストーカー被害で困ったときの駆け込み寺として、頼りになる存在です。
「わざわざ探偵に依頼する必要はあるのか」と思うかもしれませんが、状況によります。
探偵と警察を比べると、探偵のほうが自由に動ける特徴があります。
個人では違法に当たるようなアプローチも、探偵の力を借りれば、職務特権上、可能になります。
探偵には、探偵なりの独自のノウハウもあります。
解決に向けてあらゆる可能性を一緒に考えてくれ、全力で協力してくれるでしょう。
基本的に探偵は警察と連携することはありませんが、警察とのコネクションはあるはずです。
ストーカー被害への警備強化や証拠提出など、スムーズな対応を期待できるでしょう。
自分一人の解決が限界なら、選択肢の1つとしてあっていいでしょう。
もちろん探偵に依頼するなら、まとまったお金が必要です。
ただし、自分の生命に関わっている点を考えれば、高額とは言い切れないでしょう。
ストーカー行為は、ほうっておくと次第に悪化する傾向があります。
そのため手遅れになる前に、何らかの対策を採っておくことが必要です。
最終的に探偵に依頼するかどうかは、個人の判断です。
「そういう選択肢もある」ということを頭に入れておくだけでも損はないはずです。
ストーカーから不自然なほど、部屋での生活を把握されている様子はありませんか。
家に帰ったとたんに、ストーカーから連絡が来る。
自宅で見ているテレビ番組を、なぜか把握されている。
自宅で友人と電話で話している内容を、なぜか聞かれている。
まるで部屋の中に誰かがいるように感じる。
ストーカーに部屋での過ごし方を不自然なほど把握されているなら、部屋に「あるもの」が仕掛けられているかもしれません。
盗聴器です。
悪質なストーカーの場合、あなたが知らない間に侵入して、部屋の隅に盗聴器を仕掛けるケースがあります。
「しっかり戸締まりをしているから侵入されるはずがない」と思っていても、実際はわかりません。
ストーカーの考える手段は、悪質かつ巧妙です。
たとえば、ストーカーからの贈り物の中に盗聴器が仕掛けられているケースはよくある話。
小物や家電製品などは特に危ないと言えるでしょう。
そのほか、意外な経路から設置されている可能性も考えられます。
盗聴器は、自分で探し出すことも可能です。
盗聴器を発見する機械も安く販売されているので、道具を使えば、個人でも探し出すことはできるでしょう。
ただし、基本的に盗聴器の発見は、専門家に依頼するのが無難です。
盗聴器を仕掛けた方法がわからないまま取り除いても、また仕掛けられる可能性があります。
後先のことを考えると、最初から専門家に依頼したほうが、問題解決の近道になるでしょう。