「何て異様な執着なのだろう。ちょっと怖いな」
交際中、交際相手の異常な執着心に驚かされることがあるかもしれません。
「死ぬほどあなたを愛している」
ストーカーになる基準はあるのでしょうか。
実際のところ、ストーカーになる基準は曖昧なところがあります。
「この行為をすれば必ずストーカー」と呼べるとは限りません。
ストーカーの危険度には、3つの段階があります。
「低レベル」「中レベル」「高レベル」です。
それぞれに応じて、行動の特徴と対策が変わります。
ストーカー被害について、まず知っておきたい基本があります。
「ストーカー被害は、エスカレートしやすい傾向がある」ということです。
「ほうっておけば、自然に解決するのではないか」と思うかもしれません。
ストーカー問題の理想的な解決方法は何でしょうか。
ストーカー対策には、さまざまな方法があります。
無視をする。
ストーカーと話し合うときは、できるだけ2人きりの環境は避けましょう。
2人きりのほうが、じっくり話しやすいと思うかもしれません。
もちろん恋人と別れ話をするなら、2人きりで話し合うのも悪くないでしょう。
ストーカー行為をされたとき、相手に言ってしまいがちな一言があります。
「気持ち悪い」です。
たとえば「気持ち悪いことはしないでください」「気持ち悪いのでやめてください」などです。
ストーカー行為をやめてほしいときに注意したいのは、過激な発言です。
とにかく早く苦痛から逃れたい気持ちが強いと、相手に注意するときの表現も大げさになりがちです。
自分でも悪気があるわけではなく、無意識のうちに起こりがちです。
相手を挑発するような発言は要注意です。
もちろん普通に「迷惑です」「やめてください」と言うだけならいいのです。
迷惑であることを意思表示しなければ、困っていることを伝えられません。
ストーカー対策で地味に重要なのが、日記です。
ストーカーに悩み始めたら、できるだけ日記をおすすめします。
日々の出来事や感想などの記録にすぎないと思いますが、誤解です。
元恋人がストーカーになる場合、対処が難しくなります。
警察に相談しても、基本的に事件が起こらないと、なかなか動いてくれません。
だからとはいえ、何も対策しないのも心配です。
誰もが取り組むであろうストーカー対策の1つ。
それは「無視」です。
相手から話しかけられても、無視。
現代ではインターネットが広く普及し、ブログやSNSなどが盛んです。
人間関係を円滑にする道具の1つとして、ブログやSNSを利用している人も多いのではないでしょうか。
交友関係では、もはや欠かせない存在感があります。
洗濯物は、どこでどうやって乾かしていますか。
乾きやすい場所といえば、やはり部屋の外が多いのではないでしょうか。
庭・ベランダ・軒先などで物干しざおに洗濯物を吊せば、早く乾きます。
ストーカーからの贈り物を贈られることがあるかもしれません。
お菓子・アクセサリー・花束・ぬいぐるみ・図書カード。
時には、直接現金を渡そうとすることもあるかもしれません。
ストーカーからの大量の電話やメールが来る。
1日に何十回もあると、生活に支障が出ます。
そんなとき、受信拒否・着信拒否の設定を考える人も多いのではないでしょうか。
場合によっては、電話番号を変える方法も有効です。
電話番号が変われば、ストーカーは電話の掛けようがありません。
しかし、いきなりわざわざ電話番号を変えるのは少し大げさです。
ストーカー被害に悩んでいるとき、自分に新しい恋人ができることもあるでしょう。
そんなとき、ストーカーに新しい恋人ができたことを伝えてみようと考える人もいるかもしれません。
あなたに好意を寄せるストーカーは、あなたと付き合いたいと考えています。
ストーカーに悩まされるようになったら、歩く道にも注意が必要です。
どこでも自由に歩きたいところですが要注意。
最も避けたいのは、1人になる道です。
生活パターンが、いつも同じになっていませんか。
いつも同じ時間に家を出て、いつも同じ時間に帰る。
電車に乗るときは、いつも同じ車両。
ストーカーの件を機会に、パスワード管理を見直しましょう。
パスワード管理は普段から心がけることですが、ストーカーに悩んでいるときは入念に心がけたい。
心がけておきたいポイントは、3つあります。
今使っている郵便受けには、鍵がかかっていますか。
郵便物は身近にあるため、意外とセキュリティーが甘くなりやすいところです。
鍵のかかっていない郵便受けは、大変危険です。
ストーカーに悩み始めたら、シュレッダーの購入をお勧めします。
ストーカーによってはごみ捨て場からごみを持ち出し、プライバシー情報を盗み取られる可能性があります。
「大げさではないか」
ごみを出すタイミングにも、配慮が必要です。
いつもどおり所定の時間にごみを出せばいいと思いますが、油断はできません。
粘着性が強いストーカーなら、ごみ捨て場からごみを持ち出す可能性があります。
住んでいるアパートに防犯カメラは設置されているでしょうか。
ストーカーの被害届の1つとして、防犯カメラの録画映像も有効です。
防犯カメラによる録画映像はデジタル記録ですが、証拠能力と証明力を兼ね備えています。
ストーカー対策として思いつきやすい方法の1つが、引っ越しです。
「いつもいる場所に、あの人がいない」
ある日、突然住む場所を変えれば、ストーカーから逃げられるかもしれないと思います。
ストーカー対策としての引っ越しは、あまり得策ではありません。
引っ越しをしたところで、ストーカーが本気になって探し出せば、見つかるのは時間の問題でしょう。
情報化社会の現代において、見つけ出す手段はいくらでもあります。
いくら自分から言っても、ストーカー行為をやめてくれない。
自分が注意しても、相手は真剣に受け止めていない様子。
そんなときは、第3者の力を借りましょう。
「警察に相談しても、相手にしてもらえない」
ストーカー被害者によくある悩みの1つです。
警察にストーカーの相談をしても、被害や証拠がないかぎり、なかなか動いてくれないのが現実です。
ストーカーから不自然なほど、部屋での生活を把握されている様子はありませんか。
家に帰ったとたんに、ストーカーから連絡が来る。
自宅で見ているテレビ番組を、なぜか把握されている。