人の意見を頼りにしていませんか。
もちろん人の意見を聞くのはいいのです。
聞くだけならいくらでもOKです。
客観的な意見を聞くことで「そういう考え方があったのか」と驚かされることがあります。
自分の思い込みに気づくことがあるでしょう。
視野が広がったり、考え方が柔軟になったりすることも少なくありません。
話を聞くだけなら無料です。
いろんな人の意見を聞けば、さまざまな考え方に触れることができるでしょう。
人の知恵を拝借することで、より賢い生き方ができるようになるのは間違いありません。
しかし、人の意見は、あくまで人の意見です。
人の意見を「正解」と思い込むのはよくありません。
どれだけ人の意見を聞いても、最後は自分で決める癖をつけてください。
安易に人を頼って物事を決めると、トラブルのもとになります。
うまくいけばいいのですが、問題はうまくいかなかったときです。
「あなたのせいでこうなった」「どう責任を取ってくれるの?」と揉めることになり、人間関係に亀裂が生じます。
大事な人を失うことにもなりかねないのです。
人の意見をうのみにしないことです。
人の意見を聞くことはあっても、過信や盲信はよくありません。
自分が弱ってもいないのに、最初から人を頼るのはよくありません。
責任を持つためにも、何事も自分で決める癖をつけることです。
進路も就職も結婚も、相談するのはいいですが、最後は自分で決めるようにしてください。
人生に関わる決断ならなおさらです。
人の意見は、あくまで「参考」として受け止めることです。
人の意見はどれだけ聞いてもいいですが、最後は自分で決める癖をつけましょう。
自分で決めると思うからこそ責任が生まれます。
責任は大変なことですが、成長のためには必要です。
失敗や間違いがあっても「自分が悪い」と思えるので反省を促せます。
結局のところ、自分のためなのです。