あるとき、あなたのところに「うまい話」がやってきた。
「いいお話があります」
「必ず儲かる話があります」
営業トークをうのみにしないことです。
販売員は、販売を促すことが仕事です。
販売員は、響きのいい営業トークを言ってくるでしょう。
騙されない生き方をするなら、スピリチュアルには注意してください。
「前世」
「霊感」
「楽して儲けたい」
そんな考え方があるなら改めたほうがいいでしょう。
騙されやすい人によく見られる考え方です。
詐欺師や悪徳業者には「せかす」という特徴があります。
タイムリミットを強調して急がせようとします。
「今すぐ購入しましょう!」
広告チラシやパンフレットには、詳しい説明が書かれています。
大きな文字ばかり見ていませんか。
大きな文字は目立つので、最初に注意が向くでしょう。
あなたは善人願望がどのくらいありますか。
「いい人に見られたい気持ち」
「心がきれいな人だと思われたい」
私たちは、大きな決断に迫られることがあります。
大きな買い物、大きな契約、大きな取引です。
大きな決断をするとき、心がけたいことがあります。
高額商品では、一括払いが厳しい人のために、分割払いが用意されています。
一括払いが厳しくても、分割払いであれば、可能になることがあるでしょう。
この「分割」というのが厄介です。
素直なのはよいことです。
純粋な心には混じりけがなく、好感が持てます。
まっすぐな性格が感じられると相手からも好印象でしょう。
あなたは普段、人前で見栄を張りやすいタイプですか。
虚勢を張ることはありませんか。
自分を立派に見せたり大きく見せたりする傾向はありませんか。
騙されない生き方をするためには、外見と雰囲気に注意してください。
たしかに外見と雰囲気は、相手の信用を図るポイントの1つです。
びしっとしたスーツを着ていると、知的で誠実な印象を受けるでしょう。
あなたは人との関わりが多いほうですか、少ないほうですか。
人との関わりが少ないなら黄色信号です。
騙されやすい傾向があるため要注意です。
販売員は、良い点をアピールしてくるでしょう。
製品やサービスの優れた特徴や付加価値を熱心にアピールしてくるはずです。
・品質が高いこと
情に弱いとは何か。
一言で言えば「感情に影響されやすい」ということです。
あなたは情に弱いほうですか。
騙されない生き方をするなら、人のお金で生活しないことです。
人のお金で生活していては、なかなか自立心が養われません。
「人のお金だよね」という甘えが生じて油断します。
人から忠告されることがあります。
「やめたほうがいいよ」
「本当に必要なのか、もう一度よく考えて」
騙されない生き方には、欠かせない要素があります。
それは「社会経験」です。
どれだけ社会経験を積んでいるかは、どれだけ詐欺に強くいられるかです。
人間は元来、面倒くさがり屋です。
無駄や回り道を好む人もいますが、大半の人は、効率や近道を好むことが多いでしょう。
面倒なことは心理的な抵抗があってできるだけ避けたいと思います。
騙されやすい人には、良き相談相手がいません。
相談できる人がいないため、自分だけで判断や決断をしてしまいます。
もちろん自分の頭を頼るのは大切ですが、単独で考えていると思わぬ危険もはらんでいます。
私たちは時折、心身にネガティブな感覚を覚えることがあります。
・冷や汗をかく
・吐き気を催す
騙されない生き方をするなら、磨いておきたい意識があります。
それは「美意識」です。
美意識と騙されない生き方は無関係に思うかもしれませんが誤解です。
自分でできないことは、できる人に頼るのが一番。
難しいことは、専門家に任せることがあるでしょう。
自分一人の能力にも限界があります。
「誰かに守ってもらう」という思考には注意してください。
騙されない生き方をするためには、依存から脱却して、自立心を養うことが重要です。
「親や家族に守ってもらう」
世の中には「不審なもの」が存在しています。
・悪い噂のある人
・怪しげなバーやクラブ
情報弱者は、詐欺師に狙われやすい傾向があります。
情報弱者とは、情報を得る手段が限られて、情報の価値や真偽の判断に慣れていない人のことをいいます。
年配者は、詐欺師のターゲットにされやすいことも、情報に弱いことと関係があります。
騙された人をばかにしないことです。
簡単な詐欺に引っかかった被害者を見かけることがあるでしょう。
わかりやすい手口であり、誰でも見抜けるような詐欺話があるもの。
聖書の中に次の一節があります。
「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」
目に見えるトラブルが起こる前には、目に見えない心の在り方が関わっているという意味です。
「大金持ちになりたい」
「とにかく少しでもお金が欲しい」
「宝くじに当たって、優雅な生活を実現したい」
損をすれば、悔しい気持ちが湧いてくるもの。
そんなとき、思うことがあります。
「損を取り返したい」という気持ちです。