「怖い、恐ろしい、身がすくむ!」
あるとき、怖いことに直面することがあります。
怖いことに直面すると、身がすくんで、手足が震え、その場から逃げたくなります。
怖いことに立ち向かわなければいけないとき、どうすればいいのでしょうか。
恐怖対策は、単純です。
怖ければ、目をつぶりましょう。
見るから怖いのです。
見なくなれば怖くなくなります。
目をつぶってしまえば、見えなくなるので、怖くなくなります。
目をつぶって、後は前に進んでいきましょう。
目をつぶれば、お化け屋敷も怖くなくなります。
どんなに恐ろしいお化けであろうと何だろうと、目をつぶってしまえば何かわかりません。
目をつぶりながら前に進んでいるうちに、恐怖が過ぎ去っているでしょう。
「恥ずかしい。照れくさい。穴があったら入りたい!」
あるとき私たちは、恥ずかしい場面に直面することがあります。
恥ずかしいと、赤面したり変な汗が出たりして動揺してしまいます。
恥ずかしさを乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか。
恥ずかしさを乗り越える方法は単純です。
開き直ればいいのです。
覚悟を決めて、堂々とした態度になりましょう。
恥ずかしくておどおどするくらいなら、思い切って開き直ったほうが、まだ格好がつきます。
覚悟を決めてしまうと、気合が入り、身が引き締まり、心が強くなります。
顔色は普通に戻り、汗も震えも止まります。
一瞬で恥ずかしさが吹き飛びます。
気づけば、恥ずかしいことを乗り越えられているでしょう。
「臆病者で勇気が出ない。どうしたらいいだろうか」
勇気が出ないと安全な道ばかり選んでしまい、なかなか成長できません。
挑戦したくても、つい逃げてしまいます。
勇気が出なくて困ったときの対策があります。
勇気が出なければ、スピードを出しましょう。
歩くスピード・仕事のスピード・考えるスピードなど、全体的にスピードを上げます。
少しスピードを上げるだけでいいのです。
スピードを上げると、次から次へと場面が移り変わるため、不安や恐怖を感じる暇がなくなります。
また、ほどよく脳が興奮するため、テンションが上がります。
不思議と強気の気持ちが湧いてきて、打たれ強くなります。
結果として、勇気が出てくるのです。
もともと臆病な性格なら、普段からスピードを意識するといいでしょう。
スピードを出せば出すほど、心が強くなります。
調子に乗って、自然と勇気のある行動もしやすくなります。
怖ければ、目をつぶりましょう。
恥ずかしければ、開き直りましょう。
勇気が出なければ、スピードを出しましょう。
シンプルな方法ですが、即効性があります。
誰でも簡単に実行でき、リスクや副作用もありません。
忘れそうなら、紙に書いて目立つところに貼っておくといいでしょう。
この3つの知恵を心がけると、今日からあなたは生まれ変わります。