「私は積極的な人間です!」
「何事も積極的に行動します!」
「積極的に人生を生きていきます!」
積極的な生き方を心がけているのは素晴らしいことです。
少なくとも消極的より積極的に生きるほうが、行動の数が増えるため、望んだ人生を送れるでしょう。
人生は、自分で切り開くものです。
何かが起こるのを待つのではなく、自分からアクションを起こすことで、道ができ、未来が切り開けます。
積極的に生きることをモットーとしている人も多いのではないでしょうか。
さて、ここで振り返ってほしいことがあります。
積極的に生きると言いつつ、優しくされるのを待っていないでしょうか。
口では「積極的に生きる」と言いつつ、実際は優しくされるのを待っていることがあります。
口ではどうとでも言えます。
優しくされるのを待っているなら、残念ながら受け身の状態です。
自分では積極的のつもりでも、実際は消極的になっています。
厄介なことに、自分でも気づいていないことが少なくありません。
自分の癖は自分では気づきにくいように、意識と行動のギャップも自分では気づきにくい。
自分のことは、近すぎるゆえに、かえって見えにくくなっていることがあります。
「自分ではできている」と思っていながら、実際はできていないことが珍しくありません。
「相手が優しくしてくれたら、自分も優しくなろう」という受け身の態度になっているなら注意したい。
積極的に生きると言いつつ優しくされるのを待っている自分に気づいたら、今すぐ振る舞いを見直しましょう。
優しくされてから優しくするのではありません。
まず自分から優しくなりましょう。
積極的な人生を送りたいなら、自分から優しくなることです。
相手からアクションが来るのを待つのではなく、自分からアクションを起こしにいくことが大切です。
これが「積極的」ということです。
あなたが優しく接していれば、相手も心を開いて、優しくなってくれるでしょう。
立場も肩書も関係ありません。
余計な見栄やプライドにこだわらず、自分から優しくなっていきましょう。
積極的になりたいなら、自分から優しくなりましょう。
優しくする人は、優しくされます。
応援する人は、応援されます。
助ける人は、助けられます。
意識と行動にギャップがあるなら、きちんと一致させていきましょう。
優しくなっているつもりになるのではなく、本当に優しくなることが大切です。