相手ににこにこしてもらうにはどうすればいいでしょうか。
ユーモアを言って笑わせる。
面白い話をして楽しませる。
おいしい料理を味わってもらう。
どれもよい方法ですが、少し手間暇がかかります。
お金がかかる方法も少なくありません。
それほど難しく考えなくても、もっと簡単で基本的な方法があります。
まず自分がにこにこするだけでいいのです。
ユーモアも面白い話も不要です。
一言も言葉を発する必要もありません。
もちろんお金も不要です。
あなたが人と接するときを思い出してください。
相手がにこにこしていると、その明るい笑顔につられて、自分までにこにこするのではないでしょうか。
「もらい泣き」という言葉がありますが、このことを例えるなら「もらい笑顔」と言っていいでしょう。
相手が笑顔になっていると、明るい雰囲気が自分にも伝わってきて、気持ちが和らいで表情がほころびます。
あなたがそうであるように、相手もそうなのです。
あなたがにこにこしていれば、相手はあなたの明るい表情につられてにこにこしてくれるでしょう。
これこそ非言語コミュニケーションのパワー。
ユーモアや面白い話も大切なポイントですが、まず基本は「笑顔」です。
一言も言葉を発しなくても、相手を笑顔にできます。
何事も笑顔から始めましょう。
あなたがにこにこするだけでいい。
すると相手もにこにこした笑顔を返してくれます。
相手の表情は、あなたを映す鏡です。
話をしてからにこにこするのではなく、話をする前からにこにこしましょう。
なぜか暗い話題をするのは気が引け、明るい話題をしたくなるから不思議です。
明るい話題しか話してはいけないような雰囲気すら出来上がります。
もし相手がにこにこしてくれなくても、根気よく笑顔を続けてみてください。
悪い習慣ではないのですから、堂々とにこにこを貫くことです。
いずれ相手は心を開いて、にこにこしてくれるようになります。
にこにこしていると、幸せの神様が振り向いてくれ、近づいてきます。
幸せの神様は、にこにこしている人が大好きです。
「いい表情をしているな。笑顔の人には幸せが似合っている。今日は運をプレゼントしてあげよう」と奮発してくれます。
にこにこしているだけで、不思議と運と幸運に恵まれるのです。
もっと肩の力を抜きましょう。
難しく考える必要はありません。
準備も構えも必要ありません。
楽しいことを考えていると、自然と明るい気持ちになって、にこにこしやすくなります。