心に火がつくのを待っていませんか。
自然とやる気や元気が出るまで待つ。
自然とパワーが湧いてくるまで待つ。
誰かに励ましてもらえるまで待つ。
もちろん自然と心に火がつくこともあります。
たまたま友人から応援されて、やる気が出てくることもあるでしょう。
偶然見たテレビ番組に触発されて、心に火がつくこともあるでしょう。
たっぷり睡眠を取って、翌日の天気もよければ、それだけでうきうきした気分になるでしょう。
運のいい出来事がたまたま立て続けに起これば、不思議な巡り合わせを感じて、嬉しい気持ちになるでしょう。
しかし、心に火をつけるとは本来、積極的な姿勢が必要です。
待ってばかりの姿勢ではいけません。
そもそも心に火がつくのを待つことは、消極的な姿勢です。
消極的な姿勢になっていると、火がつくものもつかなくなります。
火がつきかけていても、消極的になっていては、すぐ消えてしまうでしょう。
非生産的な時間が過ぎていき、だらしない生き方になってしまいます。
積極的になるから、心に火がつくのであって、じっと受け身で待つものではないのです。
ろうそくを思い出してください。
突然ろうそくの火がつくことはありません。
火を近づけるからろうそくに火がつくのであって、能動的なアクションが必要です。
私たちの心も同じです。
じっとしたままでは、何も起こらないでしょう。
火をつけるには、能動的なアクションが必要です。
では、心に火をつけるのは誰か。
他人ではありません。
自分です。
自分の心の火は、自分でつけましょう。
たとえば、深呼吸と握り拳です。
大きく息を吸って、ぎゅっと握り拳を作るだけでも変化があります。
気合が入ることで、気持ちが引き締まり、自然とパワーが出てきます。
明るい未来をイメージすることも効果的です。
明るい未来をイメージすると、自然とわくわくした気持ちになって、元気が出てきます。
夢を叶えたい気持ちは、心に響き、気持ちを盛り上げます。
本を読むだけでもかまいません。
知識を得ることは、前進すること。
知識のシャワーを浴びることで、脳に刺激が加わって、モチベーションも高まってきます。
自己暗示の力も有効です。
「自分はできる人間だ!」「自分は価値のある人間だ!」と言い聞かせてみましょう。
自分の可能性を信じていると、嬉しい気持ちになってテンションも上がり、心に火がつきます。
心に火がつくのを待つのはやめましょう。
あれこれいろいろな方法を試してみてください。
試した結果、うまく心に火がつかなくても、何も失うものはありません。
積極的になると、熱が生まれるので、心に火をつけるのもスムーズになります。
下手でも不器用でもいいので、自分なりの方法で心に火をつけてください。
あなたの心に火をつけるのは、誰かではなく、あなたです。