「なんて美しいのだろう!」
青空を見て、妙に感動することはありませんか。
特別珍しい景色というわけではありません。
あなたが生まれてから今日で何日目でしょうか。
もちろんすぐ答えられず、わからない人が大半でしょう。
生まれてから何日目なのか、普段は意識することはありません。
幸せになるために必要なのは、お金ではありません。
「幸せを感じる力」です。
どれだけお金があろうと、どれだけ物質的に恵まれていようと、幸せを感じる力がなければ幸せになれません。
毎日1つずつ新しい言葉に覚えていきましょう。
ことわざや慣用句を覚えるのも良し。
花の名前でも、植物の名前を覚えるのも良し。
「泥んこ祭り」をご存じですか。
日本の各地で行われる豊作祈願のお祭りです。
ぬるぬるとして汚い泥ですが、稲には欠かせない存在です。
チョコレートパフェは面白い。
バラエティーが豊かなデザートだからです。
一言で「チョコレートパフェ」と言っても、盛り付けは実にさまざまです。
どうすればわが子に愛情表現ができるのでしょうか。
ぜひ絵本の読み聞かせをしましょう。
薄い絵本で十分です。
あるところに「早く定年を迎えて自由になりたい」と願う人がいました。
20代から働き始め、ずっと仕事の毎日でした。
雨の日も風の日も雪の日も、休むことなく真面目に働きました。
高価なものをいただくことがあります。
高価なお菓子、高価なグラス、高価なワイン。
頻繁にあることではありませんが、高価なものをいただくことがあるもの。
「幸せそうに見せているのに、なぜか満たされない」と悩む人がいます。
それは、自己顕示欲を満たすことに必死だからです。
世の中には、幸せアピールに励む人が少なくありません。
ダイエットをするなら、まず財布のダイエットをしてください。
財布とダイエットとは関係がないように思うかもしれませんが、深いつながりがあります。
どちらも「不要なものをため込んでいる」という点は同じです。
ときどき睡眠不足を自慢げに話す人がいます。
「仕事が忙しくて睡眠不足だ」
「昨日は徹夜で、4時間しか寝てない」
日頃からコスパを意識している人がいます。
コスパとは「コストパフォーマンス」の略であり、費用対効果が高いことを意味します。
たしかにコスパを意識すれば、効率の良いお金の使い方を実現できるでしょう。
掃除直後のトイレを使うことがあります。
たった今トイレ掃除が終わったばかりで、清掃員がまだトイレの中やトイレ付近にいることがあります。
もちろんトイレ掃除が終わっているなら、トイレを使っても問題ありません。
「趣味は仕事」
そう聞いたとき、どんなイメージを持ちますか。
「いつも仕事のことばかり考えている」
人のマナーはどこで現れるのでしょうか。
電話をかけたときの第一声です。
電話をかけ、相手が電話に出るやいなや、いきなり用件を話し始める人がいます。
あなたの身近にはきっと花があるでしょう。
公園の花壇、道路沿いにある花畑、道ばたに生えている草花、遊歩道に置かれているプランター。
毎日、何度も花とすれ違う瞬間があるでしょう。
「大変だ、大変だ」という言葉が口癖になっていると、本当に大変になります。
言葉には言霊(ことだま)といって、実際に実現する力があります。
大変という言葉を口にしていると、本当に大変になり、もっと大変になります。
スポーツでは、格上の相手に偶然勝ってしまうことがあります。
野球・サッカー・ゴルフでは運の要素があって、相手のミスや奇跡的な一発によって思いがけない勝利を収めることがあります。
ビジネスでは、さほどスキルも経験もないのに、人やタイミングに恵まれたおかげで、偶然成功できてしまうことがあります。
自分の手を見てみてください。
5本指の普通に手でしょう。
何の変哲もない手かもしれませんが、実は大変な働き者です。
メイクはビジネスマナーの1つです。
ノーメイクで会社に行くのはハードルが高くて勇気が必要でしょう。
プライベートでも、出かけたり人と会ったりするとき、メイクを決めていくはずです。
あなたには気になる人がいますか。
好意を寄せる人はいますか。
気になる人がいても、きっかけがないと、なかなか仲良くなれないものです。
家族との電話のとき、電話代を気にする人がいます。
あまり電話が長いと、電話代がかさみます。
楽しく会話が続いていても「電話代がかかるから」といって、早々に電話を切ろうとするのです。
私たちの日常では思いどおりにいかないことが多々あります。
仕事、勉強、スポーツ、人間関係、子育てなど、思いどおりにいかないことは日常茶飯事でしょう。
思いどおりにいかないことがあって、落ち込んでいませんか。
あなたは今、芸術作品に囲まれています。
それも価値のある芸術作品です。
目の前に何がありますか。
あなたの身近に「口が軽い人」はいませんか。
秘密でも何でも不注意に口外する人のことがいるものです。
「内緒ですよ」「口外しないでね」「誰にも話さないでね」と念を押しても、すぐ約束を忘れ、人に漏らします。
日常ではうっかり割引のチャンスを逃してしまうことがあります。
とある文化施設で入館料を支払いました。
文化施設で素晴らしい作品を楽しみ、満足して退館してしばらくしてから、ふと割引券の存在を思い出しました。
桜の季節になれば、できるだけお花見を楽しみにいきましょう。
もみじの季節になれば、できるだけ紅葉を楽しみにいきましょう。
お花見も紅葉も、楽しめる回数は有限です。
きっとあなたは多忙の日々を送っていることでしょう。
やることがたくさんあって、目まぐるしい毎日を送っていることでしょう。
あまりに忙しくて、時間に追われている状況になっているかもしれません。
幸せはどこにあるのでしょうか。
すでに私たちは毎晩、幸せな時間を過ごしています。
それは就寝です。
「なんて美しいのだろう!」
青空を見て、妙に感動することはありませんか。
特別珍しい景色というわけではありません。
普段からよく目にする景色であり、今まで人生で数え切れないほど見てきたことでしょう。
特別な絶景というわけでもなく、むしろ平凡な景色でしょう。
にもかかわらず、ときどき妙に感動することはありませんか。
抜けるような青空といい、青と白のコントラストといい、視界いっぱいに広がる迫力といい、心にじんと響くものがあります。
あまりの美しさにうっとりすることがあるものですね。
見とれてしまい、ずっと目が離せないときがあるでしょう。
素晴らしい芸術作品を見ているかのような感動を覚えることがあるものです。
青空は何度見ても見飽きません。
青空はシンプルでありながら、至高の美しさ・普遍的な美しさがあります。
シンプルな青一色でも、心に響くものがあり、言いようのない感動を覚えることがあるものです。
青空には不思議な力があります。
あるときはリフレッシュになり、あるときはストレス解消につながり、あるときは感動を与えてくれます。
ちょっと気分が落ち込んでいても、青空を見ると、だんだん元気が出てくるから不思議です。
青空があるのはありがたいことです。
青空に感謝してもしすぎることはありません。
青空には、どんなに高価な絵画より高い価値があります。
青空を眺める時間は、自然観賞の時間です。
青空は何のためにあるのか。
青空は、感動するためにあるのです。
感動したいときには青空を眺めましょう。
あなたの上には、感動の景色が広がっているのです。
あなたが生まれてから今日で何日目でしょうか。
もちろんすぐ答えられず、わからない人が大半でしょう。
生まれてから何日目なのか、普段は意識することはありません。
普通に生きていると1日があっという間に過ぎていき、どれだけ長く生きているのか把握してないことが多いものですね。
しかし、現代は便利な世の中です。
「生まれてから何日目」というキーワードで検索してみてください。
計算できるウェブサイトが出てくるので、そこにアクセスして自分の生年月日を入力すれば、すぐ確認できます。
「こんなにたくさん生きてきたのか!」と実感できるのではないでしょうか。
あらためて確認すると、意外とたくさんの日々を生きていることに気づきます。
生まれてからの日数がわかるだけのことですが、はっと気づかされたり考えさせられたりすることがあるはずです。
たとえば「生まれてから10000日」という結果が出てきたとします。
1日を10000回繰り返したということです。
生まれてから10000日生き続けていることは感動的なことです。
10000日間、命を落とすこともなく、無事に生きることができています。
心臓は10000日間、休むことなく、ずっと動き続けています。
何か特別なものが手に入るわけではありませんが、気持ちを引き締めたり時間や人生の重みを実感したりするのに役立ちます。
これまで生きてきた人生の長さをしみじみ味わってください。
1日はあっという間に過ぎますが、折に触れて調べてみるといいでしょう。
生きていることに感謝して、1日1日を大切にしましょう。
ぼんやり生きている人生が具体的になり、きゅっと身が引き締まるに違いありません。
これまで生きてこられたことに感謝しましょう。
多くの人の支えのおかげがあって、あなたは今日まで無事に生きてこられています。
そして、これからも貴重な1日を積み重ねていきましょう。
今日も一生懸命生きてください。
今日を一生懸命生きる人は、素晴らしい1日を積み重ねることになり、素晴らしい人生になります。
今日もあなたは貴重な1日を過ごし、これまで生きてきた日数のカウントが1つ増えるところです。
今日は、これからの人生の最初の1日です。
今日も素晴らしい1日にしましょう。
幸せになるために必要なのは、お金ではありません。
「幸せを感じる力」です。
どれだけお金があろうと、どれだけ物質的に恵まれていようと、幸せを感じる力がなければ幸せになれません。
お金が必要と思っているなら、すっかり大人の価値観に染まっている証拠です。
億万長者になろうと、大きな家があろうと、立派な車があろうと、幸せを感じる力がなければ幸福はゼロ。
そもそも「お金さえあれば」という考え方は低次元です。
残念ですが「お金さえあれば」と考えている人は、お金が手に入っても幸せになれません。
幸せどころか、不幸になりかねません。
しかし、お金がなくても幸せを感じる力あれば、幸せになれます。
幸い、幸せを感じる力に手遅れはありません。
幸せを感じる力は、大人になってからでも鍛えることができる能力です。
どんどん幸せを感じる力を鍛えていきましょう。
どれだけ小さなことに幸せを感じられるかです。
魔法の言葉があります。
「ああ、幸せだなあ」です。
ことあるたびに「ああ、幸せだなあ」と思ってみてください。
さらっと表面的に思うのではなく、きちんと心から思うことが大切です。
水を飲んだとき「ああ、幸せだなあ」と思ってください。
青い空を眺めたら「ああ、幸せだなあ」と思ってください。
本を読んでいるときや散歩を楽しんでいるとき「ああ、幸せだなあ」と思ってください。
ベッドで横になったときや温かいお風呂に入ったとき「ああ、幸せだなあ」と思ってください。
その瞬間、心に満たされた感情が広がるでしょう。
それが幸せです。
「ああ、幸せだなあ」と思えば、どんな当たり前のことでも幸せを感じることができます。
幸せがないのではありません。
幸せに気づいていないだけです。
私たちの身の回りにはたくさん幸せにあふれています。
一つひとつのことに気づき、丁寧に感じるだけでいいのです。
幸せを感じる力は、なくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
どんどん幸せを感じる力を高めていきましょう。
幸せを感じる力を高めていけば、どんどん人生の幸福度が上がります。
まったく難しいことではないので、ぜひ試してみてください。
その気になれば、今すぐ幸せになれます。
幸せになるために必要なのは、お金より、幸せを感じる力です。
毎日1つずつ新しい言葉に覚えていきましょう。
ことわざや慣用句を覚えるのも良し。
花の名前でも、植物の名前を覚えるのも良し。
歴史上の人名でも出来事の名前でもいいのです。
知識が増えることは賢くなることです。
「知らない」から「知っている」に変わります。
新しい言葉を知れば知るほど博識になり、世界が広がります。
あらゆるものに固有名詞があります。
ことわざや慣用句を覚えると、語彙力がアップして、言葉の世界が広がります。
花や植物の名前を1つ覚えると、きちんと名前で呼べるようになり、花や植物の世界が広がります。
歴史上の人名や出来事の名前を覚えると、歴史の世界が広がって、世の中の見え方も変わって見えるようになるでしょう。
地名でも人名でも何でもいい。
忘れてはならないのは、最新用語です。
世の中は移り変わりが激しいので、どんどん新しい言葉が増えています。
今この瞬間も、新しい言葉が生まれているところです。
新しい言葉を覚えていくことで、世の中の変化についていけるようになります。
「毎日1つずつ覚えていくと全部覚えきってしまうのではないか」と思う人もいるかもしれませんが、まったく無用の心配です。
世の中には星の数ほど膨大な言葉が存在しています。
辞書を開くと、まだまだ知らない言葉がたくさんあることに驚かされるでしょう。
覚えてもすぐ忘れるかもしれませんが、それでもいいのです。
「忘れてもいいから覚える」という姿勢は学習の基本です。
大切なことは「向上心」です。
「知ろう!」「覚えよう!」という知識欲があれば、目線は前を向き、前傾姿勢の生き方になります。
「忘れても良い」という前提になれば、敷居が下がって取り組みやすくなるでしょう。
一度でも覚えたことがあれば「見たことがある」「聞いたことがある」という感覚となり「知のなじみ」が生まれます。
いつでも利用できるよう、本棚に辞書を1冊置いておくのはいかがでしょうか。
手の届く範囲に辞書があれば、手に取りやすくなって便利です。
かさばるなら、辞書アプリやポケットサイズの電子辞書もあるので検討してみてください。
たくさん知りすぎて困ることはありません。
どんどん新しい言葉に触れていきましょう。
どんどん新しい言葉を触れて、どんどん吸収していくことで博識になります。
知識が増えるということは、どんどん世界が広がって、人生が豊かになっていくということです。
1日に1つだけですから簡単です。
余裕があれば、3つや5つ、それ以上でもかまいません。
肩の力を抜いてください。
「忘れてもいいから覚える」という前提になれば、気軽に取り組めるはずです。
知識は脳の栄養なのです。
「泥んこ祭り」をご存じですか。
日本の各地で行われる豊作祈願のお祭りです。
ぬるぬるとして汚い泥ですが、稲には欠かせない存在です。
水田を泥にまみれながら、歌ったり踊ったり走り回ったりして、翌年の豊作を祈るのです。
足のつま先から頭のてっぺんまで、泥まみれの様子が印象的です。
そんな汚い様子にもかかわらず、泥にまみれた人は、みんな、こう言います。
「ああ、気持ちいい」と。
泥にまみれることも、縁起を担いで楽しめば、気持ちがいいのでしょう。
ちなみに、たくさん泥にまみれるほど、豊作祈願の意味が強くなるそうです。
あなたの人生も、泥まみれかもしれません。
豊作祈願と考えましょう。
今、泥にまみれておけば、翌年には豊かさに恵まれるでしょう。
そういう縁起を担ぐのです。
むしろ、もっと泥にまみれたほうがいいでしょう。
たくさん泥にまみれるほど、祈願の意味が強くなります。
縁起を担げば、泥まみれになるのも、なかなか悪い経験ではありません。
「気持ちいい」と思えるのです。
チョコレートパフェは面白い。
バラエティーが豊かなデザートだからです。
一言で「チョコレートパフェ」と言っても、盛り付けは実にさまざまです。
まずチョコレートアイスが使われているのは基本ですが、面白いのはそれ以外です。
ポイントは「何が入っていて、どう盛り付けているか」です。
チョコレートパフェのレシピは決まっていません。
決まっていないからこそ、お店ごとに個性があって千差万別です。
板チョコ、チョコブラウニー、チョコフレーク、チョコスプレー、チョコソースなどさまざま。
バナナやイチゴが入っていることもあれば、ビスケットやウエハークッキーが入っていることもあります。
ミニパンケーキが入っていることもあれば、生クリームがたっぷり使われていることもあります。
コーンフレークやコーヒーゼリーが入っていることもあれば、サクランボやミントの葉っぱが乗っていることもあります。
チョコレートアイスだけでなく、バニラアイスクリームが入っていることもあります。
パフェの大きさまでお店によって変わるのですから驚きです。
盛り付けが異なれば、味も見た目も変わってきます。
チョコレートパフェほどバラエティーの豊かなデザートはありません。
初めて入るお店でチョコレートパフェを注文すると、どんな盛り付けで出てくるのかどきどきしますね。
ユニークな盛り付けだと、写真を撮りたくなるでしょう。
きれいな盛り付けだと食べるのが惜しくて、どこから食べていいのか迷ってしまいますね。
一口食べると、口に甘いおいしさが広がって、気分もテンションもぐっと上がります。
いろいろなお店で、いろいろな盛り付けのチョコレートパフェを楽しんでみるのもいいでしょう。
「チョコレートパフェ巡り」という趣味も悪くありません。
チョコレートパフェは、お店ごとに「個性」があるのです。
どうすればわが子に愛情表現ができるのでしょうか。
ぜひ絵本の読み聞かせをしましょう。
薄い絵本で十分です。
物語の種類も、わかりやすくてシンプルなものでかまいません。
心を込めてゆっくり読んでいきましょう。
セリフのところは抑揚をつけて、喜怒哀楽のところは感情を込めて読みましょう。
親にとっては普通の音読でも、子どもにとっては最高のハッピータイムです。
子どもは、親の読み聞かせが楽しみで仕方ありません。
絵本の物語を楽しめる時間だけではありません。
親からの愛情を感じる時間です。
子どもは親の声を聞いてほっと安心します。
「嬉しいなあ、優しいなあ、幸せだなあ」
心地よく感じて、言いようのない幸福感に包まれます。
薄い絵本であれば、すぐ読めてしまうでしょう。
ベッドの中で読み聞かせをすれば、スムーズに就寝してくれるでしょう。
迷ったときは、絵本の読み聞かせです。
子どもの語彙力アップにもつながり、聞く力も鍛えられます。
絵本の読み聞かせをすることで、親子の温かい時間も増えます。
あなたが読み聞かせる言葉の一言一言は、子どもにとって心の栄養です。
たくさん絵本の読み聞かせをして、たくさん愛情を表現してきましょう。
読み聞かせをして育った子どもは、親からの愛を十分受け取り、すくすく育っていきます。
絵本の読み聞かせは、子どもの心も育てていくのです。
あるところに「早く定年を迎えて自由になりたい」と願う人がいました。
20代から働き始め、ずっと仕事の毎日でした。
雨の日も風の日も雪の日も、休むことなく真面目に働きました。
「もうすぐ定年だ。あとちょっとの辛抱だ」
自由を手に入れることが昔からの憧れでした。
「あと1年、あと1カ月、あと1日……」
そしてついにその日がやってきました。
いざ定年を迎え、念願だった自由な時間をようやく手に入れました。
「ついに念願の定年だ! これから第2の人生が始まる!」
素晴らしい日々が訪れてめでたしめでたし……となると思いきや、思いもよらない現実に直面しました。
定年後にすることを決めていなかったのです。
その人は毎日仕事をしてばかりで、やりたいことを見つけていませんでした。
趣味も好きなことも見つけていませんでした。
仕事をしているときは言われたことに従うだけで良かったので、自主性も積極性もすっかり衰えていました。
これという趣味もなく、親しい友人もいません。
やりたいことがないので、ひたすらぼうっと過ごす毎日を送りました。
外に出ることがなく、自宅でぼうっと過ごす日々となりました。
毎日暇を持て余し、退屈な日々が繰り返されていきました。
体を動かすことも減ってしまい、気力も体力もどんどん衰えていきました。
ついには早死をしてしまい、あっさり人生の幕を閉じることになったのです。
いざ自由を手に入れても、やりたいことがなければ意味がありません。
やることのない自由は、天国ではなく、むしろ地獄です。
老化を加速させ、早死を促すだけ。
自由を欲しがるのは結構なことですが、自由が手に入ったとき、何をやりたいか決めておくことです。
やりたいことを決めておかないと、いざ自由が手に入っても、ぼうっとする時間が過ぎるだけになります。
自由を求めることも大切ですが、やりたいことを決めておくことはもっと大切です。
高価なものをいただくことがあります。
高価なお菓子、高価なグラス、高価なワイン。
頻繁にあることではありませんが、高価なものをいただくことがあるもの。
高価なものをいただいたら、頭を深く下げながら「貴重なものをありがとうございます」とお礼を言うでしょう。
もちろん感謝するのはいいのですが、問題はその後です。
ここでよくあるパターンがあります。
「そのまま放置される」ということです。
高価なプレゼントは放置されやすい傾向があります。
「壊してはいけない」
「大事に扱わなければいけない」
「少しずつ楽しむのがマナー」
人間の自然な心理として、高価で立派なものをいただくと扱い方が慎重になるでしょう。
「大事にしながら楽しもう」という心理が働きます。
結果として放置されやすいのです。
たとえば、高価なグラスをいただいたら「壊してはいけない」と思って使いません。
高価なお菓子は「今すぐ食べるのはもったいない。おなかがすいたときに食べよう」と思って、後回しにしがちです。
高価なワインは「何かの記念日にいただこう」と思い、大切に保管します。
高価な絵画は「傷をつけてはいけない」と思って、箱の中に入れたままにしがちです。
高価なものはすぐ食べたり使ったりするのはもったいないと感じて、後回しにされます。
後回しにされると、そのまま忘れ去られることになり、結果として放置されてしまうのです。
もちろん本人に悪気はありませんが、だからこそ要注意です。
相手は楽しんでほしいからプレゼントしました。
食べたり飲んだり使ったりしてほしいからプレゼントしました。
にもかかわらず、放置されたら意味がありません。
高価なプレゼントは、楽しんでこそ価値が引き出されます。
高価なものだからといって手つかずになっていると、そのまま保管の状態になります。
経年劣化が進んでいき、いずれ未使用のまま忘れられます。
「高価」という経済価値に抵抗を感じて、触れにくい心理が働きます。
大事にされるのは嬉しいですが、大事にされすぎて手つかずになるのは残念です。
高価なプレゼントをもらっても、きちんと楽しみましょう。
高価であることに動揺しないこと。
抵抗を感じるかもしれませんが、ためらわずに楽しむことが大切です。
高価なグラスをいただいたら、その日のうちから使い始めます。
高価なお菓子をいただいたら、もらった直後におやつタイムです。
高価なワインをいただいたら、すぐワイングラスを持ってきて、その場で飲み始めましょう。
高価な絵画をいただいたら、その日のうちに飾って芸術鑑賞の時間を楽しみます。
いただいた直後に楽しむほうが、感動も倍増します。
「高価」ということに気をとらわれず、きちんと楽しむことが大切です。
いただいた直後に楽しんだほうが、プレゼントした側も喜びます。
手渡しでいただけば、相手の目の前で実際に食べたり飲んだり使ったりして、リアクションを見せることです。
送り主は「おいしい!」「素晴らしい!」という一言を聞きたがっています。
相手も「プレゼントして良かった」と思うのです。
「幸せそうに見せているのに、なぜか満たされない」と悩む人がいます。
それは、自己顕示欲を満たすことに必死だからです。
世の中には、幸せアピールに励む人が少なくありません。
おいしそうに料理を食べている写真、友人や恋人と楽しそうに遊んでいる写真、みんなでにぎやかにパーティーをしている写真。
ブログやSNSできらきらした写真をたくさんアップして、幸せアピールに励む人がいます。
たしかに幸せアピールを頑張れば、にぎやかで楽しそうな雰囲気が出るでしょう。
周りの目には「幸せな人」として映り「いいね、楽しそうだね、人気者だね」とうらやましがられるに違いありません。
まだ身内で楽しむならいいのです。
あくまでプライベートで楽しむなら、話のネタになったり近状報告になったりするでしょう。
しかし、不特定多数に向けて露骨にアピールするのは考え物です。
幸せアピールをしているからといって、本当に幸せだとは限りません。
むしろ逆です。
幸せアピールに励む人は、自己顕示欲を強く持っています。
幸せアピールをしなければいけないほど、心が満たされていません。
心の穴を埋めるために必死になっています。
幸せでないから、幸せに見せたがります。
あくまで演技であり、表面的な行動にすぎません。
幸せアピールを頑張っていると、余計なエネルギーを消費することになり、そこでいっぱいいっぱいになってしまいます。
満たされている人は、むやみに幸せアピールをしません。
そもそも幸せアピールが必要ないのです。
幸せな人は、地味で目立たない様子であることが多い。
幸せは心で感じることですから、笑顔があったり楽しそうな雰囲気が出たりしているとは限りません。
地味な様子や静かな様子でも、本人は満たされた時間を過ごしていることがあります。
自分の部屋にこもって、大好きなパッチワークに打ち込む時間があるとします。
華やかさはなく、地味な様子に見えるかもしれませんが、不幸とは限りません。
大好きな趣味に没頭できて、さぞ本人は幸せを感じているでしょう。
一人旅を楽しんでいるからといって、寂しいとは限りません。
急に予定を変更したり1カ所にじっくり時間を掛けたりするのも自由です。
人に気遣うことなく、自由な旅行を満喫できて、心はうきうき躍っているでしょう。
笑顔がないから不幸とは限りません。
1人だから不幸とも限りません。
笑顔がなくても1人でも、心が満たされているなら幸せです。
自己顕示欲を満たすことに労を費やすことほど愚かなことはありません。
幸せアピールをするなら、身内だけにしておくこと。
幸せそうに見せる努力をするのではなく、幸せを感じる行動をしましょう。
ダイエットをするなら、まず財布のダイエットをしてください。
財布とダイエットとは関係がないように思うかもしれませんが、深いつながりがあります。
どちらも「不要なものをため込んでいる」という点は同じです。
無意識のうちに余計なものをため込む習慣があります。
スリムに対する美意識が低く、自己管理にだらしないところがあります。
だらしない心があると、体の形だけでなく財布の形も崩れます。
そのため肥満体型の人の財布は、必ずぱんぱんに膨らんでいます。
買い物の際にもらったレシートをそのまま財布に入れています。
割引クーポンやポイントカードもたくさん入っていて、ますます財布が分厚くなっています。
クレジットカードも必要以上に入っていて、厚みだけでなく重みも一回りあります。
財布の形が、そのまま体の形になっています。
体のダイエットをするなら、まず財布のダイエットから始めましょう。
体のダイエットは達成に時間がかかりますが、財布のダイエットであればすぐできるはずです。
その気になれば、今日中に達成できるはずです。
レシートは財布の中に入れません。
レシートをもらったら、財布の中に入れるのではなく、そのままレジ横の回収ボックスに捨ててしまいましょう。
家計簿をつけていてレシートや領収書を取っておく必要があるなら、財布ではなくカバンの中に入れればいいことです。
割引チケットやポイントカードは、行きつけのお店のものを除いて、ざっくり処分しましょう。
割引チケットやポイントカードは得があるように見えますが、実はほとんどありません。
割引チケットもポイントカードも、その目的は販売促進と顧客の囲い込みです。
「せっかくだから使いたい」という気持ちになって、余計な出費を促すことになります。
総合的に見ると「安くなるメリット」より「出費を増やすデメリット」のほうが上回っているはずです。
使っていないクレジットカードがあるなら解約しましょう。
クレジットカードは、2枚あれば十分です。
3枚以上のクレジットカードは、余計な勧誘に引っかかっている可能性が高いので見直したほうがいいでしょう。
クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーなど、複数の機能が一体になったタイプを選べば、カードの枚数を減らせます。
名刺を財布の中に入れている人もいますが要注意です。
名刺は名刺入れに入れましょう。
人からもらった名刺も、財布ではなく名刺入れに入れましょう。
財布はお金を入れる場所です。
保険証や運転免許証など身分証明類を除いて、できるだけ余計なものは入れないようにします。
財布のダイエットができても油断は禁物です。
再び財布が膨らむことがないよう、財布のスリムな体型維持を心がけてください。
スリムな財布を心がけることで「ため込まない習慣」が身につきます。
財布のダイエットによってため込まない習慣が身につけば、同じことを体のダイエットに向けるだけです。
美しいプロポーションの実現は、まず財布からです。
財布のダイエットに成功できれば、体のダイエットも成功します。
ときどき睡眠不足を自慢げに話す人がいます。
「仕事が忙しくて睡眠不足だ」
「昨日は徹夜で、4時間しか寝てない」
「いろいろやることが多くて、ろくに寝ていないよ」
睡眠不足を「頑張っている証拠」「素晴らしいこと」と言わんばかりに話す人がいるものです。
睡眠不足になっても、気合と根性で乗り切れると思う人がいます。
たしかに睡眠不足になったからといって、すぐ病気になるわけではありません。
眠気があっても気合と根性で吹き飛ばす。
コーヒーをがぶがぶ飲んで、カフェインの力で覚醒することも可能です。
寝ている時間が短いということは、それだけ起きている時間も長くなるということ。
睡眠時間を短くすれば活動時間が長くなって、人生の得につながると考える人もいます。
だからといって睡眠不足の悪影響を軽視しないことです。
睡眠不足は、立派なことでも褒められることもでもありません。
確実に言えるのは「睡眠不足は不健康」ということです。
睡眠不足の悪影響はさまざまです。
頭がぼうっとして思考力や集中力など脳のパフォーマンスが低下するのは当然ですが、悪影響はそれにとどまりません。
睡眠不足は免疫力の低下も招きます。
睡眠不足の日々が続くと、風邪をひきやすくなったり思わぬ病気を招いたりするでしょう。
また睡眠不足は肌にも悪影響を及ぼします。
肌の新陳代謝は28日周期ですが、睡眠不足の日々が続くと、新陳代謝が乱れて肌がぼろぼろかさかさになります。
驚くべきことに、睡眠不足は認知症のリスクにつながることが判明しています。
認知症は脳のごみと呼ばれる「アミロイドベータ」というタンパク質の蓄積が要因となって引き起こされます。
アミロイドベータは睡眠中に掃除されますが、睡眠不足になると掃除が不完全になって脳内に蓄積されます。
睡眠不足の日々が続くと、アミロイドベータの蓄積によって脳の神経細胞の死滅が加速されます。
脳機能の低下を招き、認知症のリスクを高めるのです。
睡眠不足の自慢をかっこいいと思わないことです。
「気合と根性で乗り切れる」というのは安易な考えです。
「寝たら解消される」と思わないことです。
睡眠不足は、たっぷり寝たらすべて解消されるわけではありません。
表向きは悪影響がないように思えても、まだ表面化していないだけの話であり、脳内では神経細胞のダメージが蓄積されています。
睡眠は人の3大欲求の1つですから欠かすことがあってはなりません。
「睡眠不足は不健康」という認識を強く持ち、日頃から十分な睡眠を心がけることが大切です。
日頃からコスパを意識している人がいます。
コスパとは「コストパフォーマンス」の略であり、費用対効果が高いことを意味します。
たしかにコスパを意識すれば、効率の良いお金の使い方を実現できるでしょう。
かかった費用に対して得られた効果が大きければ、満足度も高くなります。
効率よく生きるために、日頃からコスパを意識している人も多いのではないでしょうか。
もちろんコスパを意識するのはいいのですが、何から何までコスパを意識するのは考えものです。
コスパ意識も、限度を超えると「コスパ教」です。
一種の宗教となり、コスパを絶対視している人がいるもの。
コスパ教に発展すると、ベストタイミングを逃したり、やりたいことができなくなったりします。
本当に好きなことができなくなります。
ここで気づいてほしいことがあります。
コスパには、ある落とし穴があります。
「妥協が生まれる」ということです。
コスパを意識すると「できるだけ低い価格で、できるだけ効果が大きなことを見つける」という思考になります。
このとき、効果が最大とは限りません。
少ない費用に対して高い効果が得られるにすぎません。
コスパを重視すればするほど、効果よりお金を軸に考えてしまいます。
好みでないものや希望しない選択肢になるなど、大なり小なり妥協が生まれることになります。
突然ですが、ここであなたに想像してみてほしいことがあります。
コスパばかり追い求めた人生の末、今まさに病室で死を向かえる場面があるとします。
死の間際「私の人生はコスパが良かった」と言うでしょうか。
いいえ、言わないはずです。
「私の人生はコスパが良かった」という表現に大きな違和感を覚えるはずです。
コスパだけの毎日ほどつまらない人生はありません。
コスパを意識しても、コスパ教になってはいけません。
コスパばかり追い求めていると、ストレスがたまるのです。
コスパが正しいとは限りません。
コスパがすべてでもありません。
コスパは、費用対効果が高いだけのことです。
効果・効率の点では素晴らしいですが、ベストの選択ではなく、ベターの選択ばかりになります。
いちばん好きなことやいちばんやりたいことができなくなります。
「コスパ重視=妥協を受け入れる」です。
妥協が生まれ「悪くはない」「嫌いではない」という中途半端な選択が増え、本当の満足が得られなくなります。
たまにはコスパを忘れて、ストレートに本当の願望を叶えることです。
コスパが悪くても、好きなことならやりましょう。
コスパを考えずに趣味に取り組むのも良し。
コスパが悪くても、楽しいことなら惜しみなくお金を出すことです。
コスパを忘れたとき、本当にやりたいことを実現できます。
多少お金がかかったとしても「本当の幸せ」「本当の満足」が得られます。
お金を使いすぎたら、また稼げばいいことです。
一度しかない人生を後悔したくないなら、たまにはコスパを考えない時間をつくってください。
コスパを忘れたとき、自分らしさが爆発します。
本音で生きることができ、幸せになる道が見えてくるのです。
掃除直後のトイレを使うことがあります。
たった今トイレ掃除が終わったばかりで、清掃員がまだトイレの中やトイレ付近にいることがあります。
もちろんトイレ掃除が終わっているなら、トイレを使っても問題ありません。
清掃中の看板が立っているときに使う場合は配慮が必要ですが、そうでないなら普通にトイレを使えます。
清掃中の看板が立っていても、急を要するときであれば、仕方なく使うことがあるでしょう。
そんなときは清掃員とすれ違ってトイレを使うことになります。
日常のよくあるシーンですが、できればここで配慮の一言があると喜ばれます。
経験した人ならわかると思いますが、トイレ掃除が終わった直後に使われると、ちょっと惜しい気持ちになることがあります。
「掃除したばかりなのに」と思うことがあるものです。
トイレですから汚れて当然ですが、ちょっと複雑な気持ちになることがありますね。
それはトイレ清掃員も同じことです。
気にしない清掃員もいるでしょうが、そうでない清掃員もいるでしょう。
心の中でちょっと複雑な思いを抱いているかもしれません。
だからこそ配慮の一言をかけたい。
それが「使わせていただきます」という一言です。
清掃員は「どうぞ」と返事をしてくれるでしょう。
清掃員への感謝の気持ちを伝える意味でも、声をかけておくほうが喜ばれます。
清掃員も「丁寧な人に使ってもらって良かった」と思うに違いありません。
ちょっとした一言で、お互いに気持ちよくなれるのです。
「趣味は仕事」
そう聞いたとき、どんなイメージを持ちますか。
「いつも仕事のことばかり考えている」
「平日だけでなく、休日まで仕事をしている」
「ビジネスとプライベートの区別がない」
趣味が仕事と聞くと「生真面目な仕事人間」というイメージがあるかもしれません。
「趣味が仕事」と答えるやいなや、血相を変えて「もっと遊ぼうよ」「たまには休んだほうがいい」と説教をしてくる人もいます。
世間一般ではネガティブな印象が持たれることが多いものです。
ここに大きな誤解があります。
趣味が仕事であることは素晴らしいことです。
趣味が仕事になっているのは、大好きな仕事に就いている証拠です。
趣味が仕事なら、仕事をしている時間が遊んでいる時間になってエンジョイできます。
「趣味が仕事なんて信じられない!」と叫ぶ人がいますが、そういう人はたいてい仕事が嫌いな人です。
仕事が大好きなら、自然と趣味が仕事になります。
仕事は人生の大半を占めることですから、仕事が趣味ということは、人生の大半を楽しんでいることになります。
仕事は社会貢献です。
人の役に立つことであり、誰かの笑顔につながっています。
社会のためになることであり、社会の一員としての役割を果たしています。
好きで楽しんでいることが、人や社会のためになっているなら最高です。
趣味が仕事になると「リラックス」「リフレッシュ」「ストレス解消」など多くのメリットをもたらします。
長時間労働が気になるところですが心配には及びません。
人は、どれだけ遊んでも死なないようにできています。
「過労死」という言葉はあっても「過遊死」という言葉はありません。
いやいややっていることなら別ですが、大好きでわくわく楽しんでいることなら、仕事のしすぎて死ぬことはないので安心してください。
本当に仕事が趣味であれば、胸を張って「仕事が趣味」と答えましょう。
隠す必要はありません。
気にすることはありません。
人目や世間のイメージなど気にすることはありません。
「変かな」「堅苦しいかな」「仕事人間と思われるかな」といった不安が浮かぶかもしれませんが、無視してOKです。
趣味の良しあしを人にとやかく言われる筋合いはありません。
仕事が好きでたまらないなら、胸を張って「趣味は仕事」と答えていいのです。
仕事が趣味であるのは素晴らしいことです。
人のマナーはどこで現れるのでしょうか。
電話をかけたときの第一声です。
電話をかけ、相手が電話に出るやいなや、いきなり用件を話し始める人がいます。
「○○の予約をしたいんですけど」
「あ、すみません。○○なんですけど」
早く用件を伝えたいのはわかりますが、だからといっていきなり話し始めるのはぞんざいな印象を与えます。
相手に対する配慮もありません。
電話をかけたときの最初の一言は、1つだけです。
「お忙しいところ恐れ入ります」
これだけでいいのです。
予約の電話や問い合わせの電話をかけるときも同じです。
電話をかけたときは「お忙しいところ恐れ入ります」から始めましょう。
こちらがお客さんの立場でも口にしたいフレーズです。
たとえクレームの電話をかけるときだっても「お忙しいところ恐れ入ります」から入るほうが好印象です。
丁寧な言葉遣いのほうがスムーズに伝わり、厳しいクレームでも受け入れてもらいやすくなります。
相手がのんびりしているタイミングだとわかっていても、配慮の一言は言っておきたい。
「お忙しいところ恐れ入ります」という一言には、相手を尊重する意味が含まれています。
この一言を聞いた相手は「マナーのある人」として認識し、丁寧に対応してくれるでしょう。
相手に対する配慮の一言です。
ビジネスでもプライベートでも心がけておきたいマナーです。
日頃の口癖にしておきましょう。
あなたの身近にはきっと花があるでしょう。
公園の花壇、道路沿いにある花畑、道ばたに生えている草花、遊歩道に置かれているプランター。
毎日、何度も花とすれ違う瞬間があるでしょう。
都会でも、日常のところどころに緑があって、花を楽しむ機会があるものですね。
自宅の庭で花を育てている人もいるかもしれません。
さて、そんなあなたに質問です。
最後に花の香りを嗅いだのはいつですか。
花を見て楽しむことはあっても、香りを嗅いで楽しむことは意外と少ないのではないでしょうか。
花を見るだけで終わっていることが多い。
もちろん見て楽しむのもいいですが、ぜひ花の香りも楽しんでください。
花の美しさに酔いしれるだけでなく、花の香りにも酔いしれてください。
きれいな花と出会ったら、そっと鼻を近づけてみましょう。
どんな香りがするでしょうか。
花にはそれぞれの表情があるように、花の香りも種類はさまざまです。
優しい香り、爽やかな香り、濃厚な香り、甘い香り、上品な香り。
きっといい香りが感じられるでしょう。
花の魔法にかかって、癒やしを感じるでしょう。
花の香りを楽しむと、心が落ち着くだけでなく、優しい気持ちになるから不思議です。
香りがないように思えても、嗅覚を研ぎ澄ませると、わずかに香りが感じられるはずです。
花は見るものだけでなく、嗅ぐものでもあります。
嗅覚を刺激する機会をつくりましょう。
花と出会ったら、見て楽しむだけでなく、ぜひ香りも楽しんでください。
花の香りも楽しむ機会をつくると、日常がもっと華やかになります。
花の香りほど贅沢な刺激はありません。
花は、香りも魅力の1つです。
「大変だ、大変だ」という言葉が口癖になっていると、本当に大変になります。
言葉には言霊(ことだま)といって、実際に実現する力があります。
大変という言葉を口にしていると、本当に大変になり、もっと大変になります。
つらいなといっていると、もっとつらくなり、悲しいなと口にしていると、もっと悲しくなります。
疲れたといっていると本当に疲れてきてしまいます。
言葉には、暗示の力があります。
疲れたから疲れたというのではありません。
疲れたという言葉を口にすることで、初めてはっきり認識し、感じ、意識が向くのです。
天気が晴れの日は良い日、雨の日は悪い日という思い込みも、自分に暗示をかけていることです。
晴れの日がよくて、雨の日が悪いということはありません。
雨のおかげで作物が育ち、私たちの食料となります。
明日が晴れになるか雨になるかは、人間がコントロールすることはできません。
しかし、ネガティブな言葉を口にするかしないかということは、あなたがコントロールできることです。
あなたが幸せになるためにできるお金もかからない努力は、ネガティブな言葉を口にしないということです。
「何が何でも口にしないぞ!」と意気込むくらいでかまいません。
一方、ポジティブな言葉は積極的に口にしましょう。
「1日に1回は明るい言葉を使おう」と意識するくらいでかまいません。
大丈夫だよという言葉が口癖になっている人は、不思議なことに、本当に大丈夫になります。
その人の運がいいとか、たまたまだったわけではありません。
大丈夫と言葉を口にして、自分に暗示をかけ、そうなるように行動、発言、態度が整えられ、本当に大丈夫になったのです。
誰でもない、自分の力です。
自分で自分に大丈夫という暗示をかけて、そのとおりに動いたから現実になっただけです。
スポーツでは、格上の相手に偶然勝ってしまうことがあります。
野球・サッカー・ゴルフでは運の要素があって、相手のミスや奇跡的な一発によって思いがけない勝利を収めることがあります。
ビジネスでは、さほどスキルも経験もないのに、人やタイミングに恵まれたおかげで、偶然成功できてしまうことがあります。
スポーツでもビジネスでも「運の要素」が存在するのは事実です。
こうした偶然の勝利や成功を「自分の実力」を思う人がいます。
これほど危ないことはありません。
「自分はすごい」と勘違いをしてしまい、てんぐになってしまいます。
過信や慢心が生まれ、油断したり努力を怠ったりするようになるのです。
今回は運よく勝利や成功ができただけのことです。
「運も実力のうち」と言いますが、あくまで運は運です。
運には再現性がありません。
偶然の勝利や成功を「自分の実力」と思って浮かれていると、次回は大敗北・大失敗を喫することになるでしょう。
てんぐになっていた分だけ、大恥をかくことになるのです。
偶然による勝利や成功は「自分の実力」と思うではなく「運が良かっただけ」と謙虚に考えることです。
自分に戒めの言葉を言い聞かせてください。
「ちょっと運が良かったにすぎない。次は運に頼らず、本当の実力で結果を出す」と。
謙虚な考え方になれば、恥ずかしい勘違いを犯すことはありません。
油断や慢心が生まれることはなく、しっかり努力ができるようになります。
自分の手を見てみてください。
5本指の普通に手でしょう。
何の変哲もない手かもしれませんが、実は大変な働き者です。
数多くの功労があり、称賛に値します。
あなたの手は、今までいろいろな場面で活躍してきました。
いろいろな物を持ってきました。
たくさんの字を書いてきました。
さまざまな操作を行ってきました。
ひもを結ぶとき、服を畳むとき、タオルを絞るときも、手が活躍したはずです。
仕事でも勉強でも何でも、あらゆる場面で手が活躍しているはずです。
手は優れたセンサーでもあります。
お湯の温度を確かめるときも、手で使って確認したことでしょう。
アパレルショップで生地の感触を確かめるときも、手を使って確認したでしょう。
毎日さまざまな場面で手のお世話になっているはずです。
あなたの手は、あなたの人生を支えるために、365日休むことなく働いています。
まさに今この瞬間も、きっと手を動かしていることでしょう。
文句も言わず、あなたの指示に従って真面目に働いています。
なんて働き者の手なのでしょう。
手の働きぶりに気づいてください。
今までどれだけ手のお世話になってきたか振り返ってみてください。
手は万能の道具です。
万能の道具だからこそ、あらゆる場面で手が使われています。
見た目は普通の手ですが、素晴らしい功労の数々があります。
手のひらを見てください。
一つひとつのしわは、今まで頑張って働いてきた証拠です。
浅いしわや深いしわも、勲章です。
これまでこなしてきた数多くの仕事を物語っています。
手には、いくら感謝してもしきれません。
手のおかげで、あなたはたくさん仕事をこなし、多くの願望を実現してきました。
いつも頑張っている手を、たまにはねぎらってください。
手を優しくなでてください。
手に「ありがとう」と感謝しましょう。
手をマッサージしたりハンドクリームを塗ったりなど、たまには手をメンテナンスしてあげてください。
あなたも頑張っていますが、あなたの手も頑張っています。
今までもたくさんお世話になってきたし、これからもたくさんお世話になるでしょう。
あなたの手には、未来を切り開く力があるのです。
メイクはビジネスマナーの1つです。
ノーメイクで会社に行くのはハードルが高くて勇気が必要でしょう。
プライベートでも、出かけたり人と会ったりするとき、メイクを決めていくはずです。
だからといって、ノーメイクで人と会うことが悪いわけではないのです。
私たちの日常では「ノーメイクでも会える人」がいます。
すっぴん、もしくはほぼすっぴんということです。
メイクはビジネスマナーの1つですから、ノーメイクで人と会うのは失礼に思えますが「例外」があります。
あなたがノーメイクで会える人を思い出してください。
真っ先に浮かぶのは「家族」「親友」「パートナー」ではないでしょうか。
気詰まりがなくて気を遣わなくていい相手です。
ノーメイクで会えるのは、よほど親しい関係でなければできません。
長い付き合いがあって、お互いをよく知っていて、気兼ねなく自分をさらせ出せることが欠かせません。
つまり「かけがえのない大切な人」ということです。
ノーメイクで会えることは素晴らしいことです。
気詰まりがなくて気を遣わなくていいのは、本当に楽なこと。
ノーメイクで会える人は、あなたにとって大切な人です。
メイクを決めて会える人も大切な存在ですが、ノーメイクで会える人はもっと大切な存在です。
メイクはビジネスマナーの1つですが、メイクをしないことが「親しさの証し」ということもあります。
これからもノーメイクで会える人を大切にしていきましょう。
これまでもこれからも、大切な存在として輝き続けるに違いありません。
ノーメイクで会える人は、あなたの人生の伴走者です。
あなたには気になる人がいますか。
好意を寄せる人はいますか。
気になる人がいても、きっかけがないと、なかなか仲良くなれないものです。
知り合いたくても、きっかけがないと知り合えません。
知り合えたとしても、好意を伝えるセリフが浮かばなくてもどかしいときがあるでしょう。
しかし、ちょっとややこしく考えすぎです。
言葉や挨拶がなくても、スマートに好意を伝える方法があります。
「目が合ったら笑顔を返す」
これだけでいいのです。
笑顔は、人を引きつける力があります。
すべての人にとって笑顔は幸せな気持ちにさせてくれるもの。
誰でも笑顔を見せられると、つい警戒を解いてしまいますね。
笑顔には「あなたを歓迎します」「会えて嬉しい」「もっと親しくなりたい」といったポジティブな意味が含まれます。
相手と目が合ったとき、にこっと笑顔を返すと、一度に多くのポジティブな意味を伝えることができます。
一言も言葉を発しなくても、スムーズに好意を伝えることができます。
一気に心の距離を縮めることができ、2人の関係が発展するきっかけが生まれるのです。
目が合った瞬間、笑顔を返すだけなら簡単ですね。
目が合うときのために、日頃から笑顔の練習をしておくといいでしょう。
笑顔に自信がつけば「あの人と早く目を合わせたい!」という気持ちになるでしょう。
笑顔には魔法の力があります。
相手はあなたの笑顔の魔法にかかり、心を動かされるに違いありません。
仲良くなるために言葉や挨拶とは限りません。
言葉や挨拶を交わさなくても、笑顔さえあれば仲良くなっていけるのです。
家族との電話のとき、電話代を気にする人がいます。
あまり電話が長いと、電話代がかさみます。
楽しく会話が続いていても「電話代がかかるから」といって、早々に電話を切ろうとするのです。
これはまったく不要です。
楽しく会話できているなら、そのまま続けましょう。
家族との電話の場合、電話代は気にしなくてかまいません。
ケチる必要はなし。
むしろケチってはいけないのです。
家族ほど大切な存在はないからです。
世の中にはケチっていいところと、そうでないところがあります。
家族との電話は、ケチってはいけないところです。
家族との電話代をケチケチしていると、コミュニケーションが削られます。
いつも必要最小限の会話になってしまうのです。
私たちは、家族のためや幸せのために仕事を頑張っています。
そしてお金を稼いでいます。
家族との電話代をケチることは、家族関係をケチることになり、幸せを削ることになります。
それでは本末転倒なのです。
何のために仕事を頑張ってお金を稼いでいるのかわかりません。
実家を離れて一人暮らしをしている人もいるでしょう。
親は子どもからの電話は楽しみにしています。
1分1秒でも長く話したいと思っています。
単身赴任で離れていて、家族で電話するときもあるでしょう。
そういうときも、やはり電話代は気にせず、話せるだけたっぷり話しましょう。
電話代がかかるといっても小さな金額のはずです。
5分や10分の延長なら大したことではありません。
その程度の金額はむしろ喜んで払いたい。
日頃から家族と電話することが多いなら「家族割」を検討しましょう。
定額なので、時間を気にせずたっぷり電話できます。
話が盛り上がって長電話になっても安心です。
家族との電話で電話代をケチっていると、家族関係や幸せを削ることになります。
家族との電話は、ケチるどころか、むしろお金をかけるべきところなのです。
私たちの日常では思いどおりにいかないことが多々あります。
仕事、勉強、スポーツ、人間関係、子育てなど、思いどおりにいかないことは日常茶飯事でしょう。
思いどおりにいかないことがあって、落ち込んでいませんか。
思いどおりにいかないと、心の中でストレスが生まれます。
「どうしてこうなるの?」と眉をひそめ、ため息をついてしまいます。
生きづらさを感じたり自責の念に駆られたりすることもあるでしょう。
「すべて思いどおりにいってほしい」と願う人が多い世の中ですが、ここで気づいてほしいことがあります。
もし本当にすべて思いどおりにいったらどうなるでしょうか。
実際にあり得ないことですが、そういう現実を想像してみてください。
必ずうまくいくとわかっているので、はらはらどきどきすることがなくなるでしょう。
うまくいっても、達成感も満足感もないでしょう。
「やった」と喜ぶことはなく「当然だよね」と普通に思うに違いありません。
失敗することがなくなるので、失敗から学ぶ機会もなくなるでしょう。
「すべて思いどおりにいってほしい」と願いますが、本当にそれが実現したら、それはそれで退屈でつまらない人生になります。
真実に気づいてください。
思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しいのです。
100%の保証がないから、手に汗握ります。
思いどおりにいくかわからないから「うまくいくかな?」とはらはらできます。
うまく思いどおりにいったとき「やった!」と喜べます。
思いどおりにいかないことがあれば「そう来たか!」と驚けます。
計画に沿って仕事を進めていたところ、想定外のトラブルが発生しました。
思いもよらないことが起こると、あたふたしつつ必要な対処を考えますが、だから面白いのです。
反省点が得られたりトラブルから教訓を学べたりします。
日常に変化が生まれて、いい刺激になります。
思いどおりにいかなくてがっかりしないでください。
思いどおりにいかなくていいのです。
トラブルに見えますが、それはそれで順調です。
思いどおりにいかないことは「人生のスパイス」として味わってください。
料理はスパイスがあるから味わいが引き立つように、人生も思いどおりにならないことがあるから味わいが引き立ちます。
思いどおりにいかないことも、人生の味わいです。
思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しいのです。
あなたは今、芸術作品に囲まれています。
それも価値のある芸術作品です。
目の前に何がありますか。
今、私の目の前にはノートパソコンがあります。
ノートパソコンで本を書いています。
このノートパソコンは芸術作品です。
このノートパソコンは生まれるまでに、かなりの時間がかかっています。
宇宙ができてから、およそ138億年といわれています。
このノートパソコンができるのに、およそ138億年かかっていることになります。
「ノートパソコンの企画、開発から計算するんじゃないの?」と言う人が出てきそうですが、そうではありません。
ノートパソコンの企画、開発をする「人」が誕生するまでに、非常に長い時間がかかっています。
「それなら人が誕生してから計算するの」と言う人が出てきそうですが、そうでもありません。
「人」が誕生するまでに、さらにかなりの時間がかかっています。
無限大の価値のある時間がかかってようやく出来上がった物が、今私の目の前にあるノートパソコンです。
たった1台のノートパソコンでも、長い時間のかかった価値のある物なのです。
今、私たち周りにある物にも同じことが当てはまります。
毎日生活するうえで使っている物は、誕生するまでにとても長い時間がかかっています。
時間だけでなく、地球によって人類によって、いろいろなことで設計された芸術作品なのです。
「何かいいことないかな」と言う人は、いいことは起こるものだけだと思っています。
いいことは、気づくことです。
気づかない人は、一生気づかずに終わってしまいます。
気づく人は、10代や20代の早い時期に気づけます。
早く気づけばつくほど、早く幸せにも気づけます。
私たち周りにある存在に感謝しましょう。
いいことは、すでにそこにあると早く気づいた人から幸せになれるのです。
あなたの身近に「口が軽い人」はいませんか。
秘密でも何でも不注意に口外する人のことがいるものです。
「内緒ですよ」「口外しないでね」「誰にも話さないでね」と念を押しても、すぐ約束を忘れ、人に漏らします。
口が軽い人にはおしゃべりのイメージが強い。
機密の話やプライベートな秘密を下手に話せないと警戒してしまいます。
うっかり秘密を告白しようものなら、口外禁止の約束を破られ、あっという間に広まってしまうでしょう。
秘密を漏らされたせいで、人間関係にひびが入ったり商談がダメになったりなど、大きな損害をこうむることがあるでしょう。
本人に悪気はないのかもしれませんが、迷惑千万であるのは間違いありません。
ちょっと困った存在ではないでしょうか。
しかし、口が軽い人にも良いところがあります。
それは「褒め言葉の伝達人になってくれる」ということです。
口が軽い人に対しては「何でもすぐ人に口外する」という特徴を利用させていただきましょう。
それはネガティブな秘密だけでなく、ポジティブな秘密に対しても同じです。
人の悪口をすぐ話しますが、人の褒め言葉もすぐ話します。
口が軽いには、人の褒める言葉をどんどん話していきましょう。
「内緒の話なんだけど」「ここだけの話だけど」などの前置きしてから、第三者をたっぷり褒めちぎります。
「内緒の話なんだけど、実は○○さんを尊敬していて仕事の手本にしています」
「ここだけの話だけど、○○さんはいつも頑張っていてすごいよね。社会人の鏡だね」
口が軽い人は秘密を我慢できません。
口が軽いゆえにぺらぺら口外してくれ、きちんと本人の耳に届けてくれるのです。
褒め言葉は、直接伝えるより、間接で伝わるほうが喜びが大きくなります。
口が軽い人を介して本人の耳に届き、喜んでもらえるのです。
これを心理学で「ウィンザー効果」と呼びます。
直接本人から言われるより、第三者から言われるほうが信頼感が増しやすいという深層心理です。
『伯爵夫人はスパイ』という小説の中で、ウィンザー公爵夫人が「第三者の褒め言葉がいちばん効果がある」と発言したことが由来です。
口が軽い人は「困り者」というイメージですが、接し方の工夫すれば「いい人」に変わります。
口が軽い人は「褒め言葉の伝達人」として利用させていただきましょう。
日常ではうっかり割引のチャンスを逃してしまうことがあります。
とある文化施設で入館料を支払いました。
文化施設で素晴らしい作品を楽しみ、満足して退館してしばらくしてから、ふと割引券の存在を思い出しました。
「割引券を持っていたんだ。すっかり忘れていた。もったいないことをしたなあ」
完全に自分の不注意です。
文化施設に戻ろうにも、すでに場所を移動した後で難しいことがあるでしょう。
文化施設を楽しんだ余韻が興ざめです。
自分の不注意が情けなくなることもあるでしょう。
割引のチャンスを逃して、ショックを受けることがあるのではないでしょうか。
悔しい思いになるところですが、こんなときに大切な考え方があります。
余分に支払ったお金は「寄付をした」と思えばいいのです。
割引のチャンスは逃しましたが、別にお金を捨てたわけではありません。
きちんと正規料金を支払っただけです。
割引のチャンスを逃したとしても、きちんと運営側にお金が入ります。
あなたがきちんと正規料金を支払うことで、運営側の収入になります。
あなたからのお金は今後の施設運営に活用されるでしょう。
ますます作品やイベントが充実して、世の中のためになっていくはずです。
きちんと施設運営に役立っていると思えば、余分に支払ったお金も意味があります。
割引のチャンスを逃しても、悔しがることはないのです。
桜の季節になれば、できるだけお花見を楽しみにいきましょう。
もみじの季節になれば、できるだけ紅葉を楽しみにいきましょう。
お花見も紅葉も、楽しめる回数は有限です。
しかも楽しめる回数は意外と少ない。
たとえば、人生を「80年」で考えるとします。
30歳の人であれば、あと50回しか楽しめないことになります。
人生を「100年」で考えた場合でも、あと70回です。
もちろん年齢や寿命は人によって異なりますが、100回未満がほとんどになるはずです。
あらためて考えると、お花見も紅葉も、楽しめる回数は意外と少ないことに気づくのではないでしょうか。
少なくとも楽しめる回数は有限であることだけは間違いありません。
お花見も紅葉も、いつでも楽しめるわけではありません。
お花見は春の時期だけであり、紅葉は秋の時期だけです。
「見頃」という点で考えるとさらに期間が短くなり、7日から10日程度でしょう。
だからこそ、お花見も紅葉も毎年きちんと楽しみたい。
もたもたしているとどんどん散っていき、あっと言う間に終わってしまいます。
「桜も紅葉も見たことがある。毎年あることだから珍しいことではない」と思う人もいるでしょう。
たしかにそのとおりですが、有限であることに気づけば、希少な機会をきちんと楽しもうと思うはずです。
自然の芸術を楽しめるだけ楽しんでおこうと思うはずです。
仕事で忙しくてなかなか時間が取れないこともあるでしょう。
多忙な日々を送っているなら、帰り道にちょっと立ち寄るだけでもいいのです。
意外と楽しめる回数が少ないことに気づけば、時間をつくってでも楽しみに行くだけの価値はあります。
「楽しめる回数は有限」と思えば、重い腰も上がるでしょう。
「あと何回お花見ができるかな」
「あと何回紅葉を楽しめるかな」
そんなことを考えながら鑑賞を楽しめば、より美しく感じられるはずです。
きっとあなたは多忙の日々を送っていることでしょう。
やることがたくさんあって、目まぐるしい毎日を送っていることでしょう。
あまりに忙しくて、時間に追われている状況になっているかもしれません。
もちろん前に向かって走り続けるのはいいのですが、毎日を忙しく生きていると、淡々と生きるだけの毎日になりがちです。
朝仕事に行って、帰って寝るだけの繰り返しになります。
忙しいときは、時間の流れが普段より早く感じるものですね。
瞬く間に時間が過ぎていき、気がついたら夜で、あっという間に1日が終わりです。
忙しい日々を送っていると、立ち止まることも振り返ることもなく、ひたすら生きるだけの毎日になりやすい。
忙しくしているわりに、ほとんど記憶に残らなくなります。
そこで大切なのは「1日を振り返る習慣」です。
日記の習慣がある人ならきちんとできているはずですが、そうでない人は1日を振り返ることが少ないのではないでしょうか。
ほんの1分でいいのです。
就寝前、1日を振り返る習慣をつくってみませんか。
布団に入ってから考えると入眠の妨げになるので、その前のタイミングがいいでしょう。
入浴中や夕食中がおすすめです。
今日はどんな1日でしたか。
どんなことでもかまいません。
「今日はこんなことがあったなあ」と思い出すだけでいい。
細かく振り返るのもいいですが、大まかに振り返るだけでもかまいません。
嬉しかったことや楽しかったことなど、印象に残ったことを振り返るのも良し。
仕事で新しい発見があったこと、友人とおしゃべりを楽しんだこと、コンビニでおいしいスイーツを買って食べたこと。
特に変わったことのない1日だったなら、普通の出来事でいいので思い出してみてください。
思い出すネタは必ずあります。
出来事と呼ぶほどでもない、ささいなことでもかまいません。
街角で新しいお店、昼食で食べた食事、街角で見つけた看板、先輩から言われた一言、会社の窓から眺めた景色。
思い出すことは、復習効果をもたらします。
忙しい日々でも、ちょっとだけ記憶に残りやすくもなります。
心にじんと響いたりしんみりした気分になったりします。
毎日、就寝前に1日を振り返ることは、1日1日を丁寧に生きることになるのです。
幸せはどこにあるのでしょうか。
すでに私たちは毎晩、幸せな時間を過ごしています。
それは就寝です。
「暖かい布団でぐっすり寝る」
これを幸せと呼びます。
暖かい布団で寝るなんて当たり前のことに思うかもしれませんが、そんなことはありません。
はるか大昔の原始時代は、野宿のような暮らし方が当たり前でした。
布団もなければ、寝具もありませんでした。
安全な住居もなければ、身の安全も保証されていませんでした。
雨風を我慢しながら、ぶるぶる震えながら眠っていました。
睡眠中に外敵から襲われることもあり、警戒しながら眠ってました。
そんな原始時代から見ると、私たちの生活は本当に快適になりました。
もう野宿することはありません。
寒さに震えることもありません。
雨風にさらされる心配もありません。
外敵からの攻撃におびえることもありません。
私たちには安全な住居があり、暖かい布団が用意されています。
身の安全が100%保証され、思いきり心地よい睡眠を満喫できます。
これを幸せと呼ばずして何というのでしょう。
暖かい布団でぐっすり寝るのは、最高の癒やしの時間です。
原始人が私たちの生活を見ることがあれば、うらやましく思うに違いありません。
暖かい布団は贅沢なアイテムであり、幸せな暮らしの実現です。
布団には、柔らかい感触や心地よい暖かさがあります。
保温効果もばっちりです。
マシュマロのようなふかふかの布団は肌触りが良くて気持ちがいい。
お母さんに抱かれているような安心感を覚えるでしょう。
とりわけ寒い冬に暖かい布団で寝ることほど幸せなことはありません。
特別なことだけが幸せではありません。
平凡なことも幸せです。
平凡なことにこそ最高の幸せがあります。
今日も暖かい布団に包まれ、気持ちのいい就寝を楽しみ、たっぷり幸せを感じてください。
「幸せだなあ」と感慨にふけりながら布団に潜れば、普段以上の幸福を感じるでしょう。
普通に見える布団は、天国への入り口です。
そこにはパラダイスが待っているのです。