行動する前から、結果を考えないことです。
計画や段取りを考えるならいいのです。
むしろ計画や段取りを考えることは必要です。
物事が少しでもスムーズに進むよう、計画を考えます。
優先順位や必要な準備を考えることも役立ちます。
予想されるトラブルがあるなら、前もって対応策や回避策を立てておく必要があるでしょう。
取り組むことが大きくなるにつれて、きちんと計画や段取りを考えるのは、大いに役立つはずです。
しかし、計画や段取りを考えるのはいいですが、結果まで考えないことです。
行動する前から結果を考えていませんか。
行動する前から結果を考えても仕方ありません。
実際に取り組んでみないと、具体的な結果はわかりません。
行動する前から結果を考えていると、余計なパワーを消耗します。
うっかり悪い結果を想像しようものなら、不安や恐怖が湧いてきます。
「失敗したらどうしよう」「恥をかいたらどうしよう」など、ネガティブな妄想が膨らみ、頭から離れなくなる。
ありもしない妄想にも悩まされるでしょう。
行動する意欲がそがれ、行動にためらいが生じてくるのです。
行動する前から結果について考えるのはやめましょう。
行動の結果は、後からついてきます。
よい結果を出すために、やることはただ1つ。
目の前の仕事にベストを尽くすことです。
計画と段取りを考えたら「えいや!」という勢いで取り組みましょう。
「結果は後からついてくる」と信じ、目の前のことに一心不乱になることです。
少しでも具体的な行動をして、持てる力をすべて発揮させましょう。
早く行動すれば、それだけ早く結果が返ってきます。
全力で行動すれば、全力で行動した結果が返ってきます。
たとえ難しい課題があっても、一点に力を集中させれば、限界を超えた力が発揮でき、乗り越えられるでしょう。
気づけば、素晴らしい結果が出ています。
結果を考えないほうが、よい結果が出るのです。