行動には、理由が必要でしょうか。
もちろん理由は、ないよりあったほうがいいでしょう。
理由があると大義名分になり、行動しやすくなります。
「収入を得るため」
「スキルアップのため」
「キャリアアップのため」
「困っている人を助けるため」
「社会に貢献するため」
はっきりした理由があれば、行動力も発揮しやすくなります。
理由が大きければ大きいほど、使命感を持って取り組めます。
「なぜそれをしているの」と人に聞かれたときも、すぐ答えられます。
ビジネスでもプライベートでも、理由のある行動のほうがうまくいくでしょう。
「理由がないのに行動するのは非常識」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし「行動には理由が必要」と思っているなら誤解です。
理由は、行動の必要条件ではありません。
理由がないと行動しないなら、理由のないことは取り組めなくなります。
理由はなくていいのです。
「少し気になったから」
「目の前にあったから」
「気が向いたから」
「好きなことだから」
「友人から勧められたから」
「なんとなく面白そうだったから」
「呼ばれているような気がしたから」
曖昧な理由でいいのです。
行動するのに、理由はいりません。
理由は後からついてくるからです。
最初は理由がなくても、取り組んでいるうちに「ここを目指したい」「これを達成したい」と思うことが出てきます。
驚きや発見があり、深く追求したくなることもあるでしょう。
後から目標や目的が出てきて、それが理由になるのです。
気づけば、立派な理由が出来上がっているでしょう。
行動に理由を求めるのはナンセンスです。
世の中には、やってみなければわからないことがありますから、行動に理由がなくて大いに結構。
「最初から理由があればラッキー」という程度でいい。
後から自然と理由が出てくるのですから、もっと気楽に始めてください。
心のおもむくままに行動しましょう。
どきどきわくわくすることに飛び込んでいきましょう。
心の羅針盤に従って行動すれば、おのずと人生が前に進みます。
そして、新しい可能性が開けます。
理由を求めない人が、行動力を発揮するのです。