言い訳をしていると、なかなか行動力がつきません。
行動力のない人には、言い訳をする癖が目立ちます。
「お金がないから」
「時間がないから」
「人脈がないから」
「距離が遠いから」
「チャンスがないから」
「タイミングが悪いから」
都合のよい言い訳が癖になっているなら要注意です。
たしかに言い分に一理はあるでしょう。
行動したくても、厳しい現実があれば妨げになります。
抵抗も障害もないほうが、スムーズに実現できるのは間違いありません。
難しい条件が多いなら、実現できないのは仕方ないように思えます。
しかし不可能と思って諦めたら、そこで思考停止です。
言い訳という大義名分によって「不都合があるから仕方ないね」と自分を納得させてしまいます。
「仕方ない」「私は悪くない」「不可抗力」と思ってしまいます。
自分を正当化させると、行動しなかった反省もしなくなります。
言い訳をしていると、行動力がつかないのです。
行動力をつけたいなら、言い訳をやめることです。
言い訳を言いそうになっても、喉のところで止めておきましょう。
どんな言い訳も、しっかり考えれば、何か解決策があるはずです。
「お金がない」という言い訳はしません。
お金がなくても、何もできないわけではないでしょう。
図書館で本を借りたり無料サービスを利用したりなど、お金がなくてもできることから始めましょう。
「時間がない」という言い訳もしません。
どんなに忙しくても、完全に時間がゼロというわけではないはずです。
隙間時間を使ったりスケジュールを見直したりすれば、新たな時間を見つけることが可能です。
「人脈がないから」という言い訳もしません。
積極的に出会いの場に行き、人脈を増やす努力をすればいいでしょう。
人脈がないなら、人脈がなくても実現できる手段を考えればいいことです。
「距離が遠いから」という言い訳もしません。
距離が遠くても、本当に実現させたい気持ちがあるなら、距離なんて気にならないはずです。
たとえ距離は離れていても、現代社会は豊かなので、それをつなぐ手段はあります。
「チャンスがない」という言い訳もしません。
チャンスがなければ、チャンスがない時期だからできることをすればいいだけです。
普段から準備を整えておけば、いざチャンスが巡ってきたとき、確実にチャンスをつかめます。
「タイミングが悪いから」という言い訳もしません。
ベストタイミングでなくても、ベタータイミングで行動すればいいのです。
最高の結果は得られないかも知れませんが、少なくとも前進ができます。
言い訳をやめると、行動するための知恵が働くようになります。
知恵は、頭に汗をかかないと、出てきません。
何とか解決策を考えなければいけない状況になるので、明暗が思い浮かびやすくなります。
言い訳をやめると、行動力がつくのです。