執筆者:水口貴博

円満に退職する30の方法

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業務で知り得た機密情報は、退職後も口外は厳禁。

業務で知り得た機密情報は、退職後も口外は厳禁。 | 円満に退職する30の方法

退職すれば、契約上、会社の社員ではなくなります。

しかし、退職したからとはいえ、会社の秘密を自由に言ってもよいわけではありません。

業務で知り得た機密情報は、退職後も口外は厳禁です。

たとえば「ビジネスプラン」「新商品や新サービスの情報」「顧客情報」などです。

会社の重要な秘密は、すべて守秘義務の対象です。

おそらく退職の際、会社から守秘義務に関する誓約書を書かされるはずです。

機密情報が漏れると、大きなトラブルに発展することがあります。

言っていいか迷ったら、言わないことです。

最悪の場合、損害賠償に発展するケースもあるので、守秘義務は徹底して守りましょう。

また退職が決まれば、社外秘の情報はあえて聞かない心がけも大切です。

たとえば、新商品や新サービスの会議は、必要である場合を除き、できるだけ参加しないように心がけます。

機密情報に触れたことで、後から疑われるのもすっきりしないでしょう。

参加を打診されたときは「機密事情に触れないため不参加」と言えば、理解してくれるでしょう。

会議に出席しない時間は引き継ぎに使うと、時間を有効に活用できます。

円満に退職する方法(25)
  • 機密情報は、退職後も守り続ける。
念のため、連絡先も伝えておく。

円満に退職する30の方法

  1. なぜ円満な退職を目指すのか。
  2. 退職を切り出す前に確認したいのは、退職する意志の強さ。
  3. 円満退職に必要なことは2つ。
    言い方と段取り。
  4. 退職するなら、お金の試算が重要。
  5. 無職の状態では、審査が必要な契約を結ぶのは難しい。
  6. 一般的な退職に適したタイミング。
  7. 退職は、時期やタイミングを見計らうのがマナー。
  8. 退職の相談は、いつまでにすればいいのか。
  9. 退職を切り出すのは、まず誰にすべきか。
  10. 退職について話し合う、適切なタイミング。
  11. 退職を断言した言い方は、マナー違反。
  12. 退職理由を濁したまま「辞めたい」と主張するだけでは、上司の了承を得るのは難しい。
  13. 強く引き止められたとき、どう対処するか。
  14. 退職日の一方的な言い方は、反感を買う。
  15. 退職願を提出する注意点。
  16. ボーナスをもらってから退職したければ、時期が重要。
  17. 退職が決まったとたん、急に仕事の対応が悪くなっていませんか。
  18. 退職が決まれば、引き継ぎ。
  19. 早く引き継ぐことより、確実に引き継ぐことが大切。
  20. 引き継ぎ資料も作っておくと安心。
  21. 退職を周りに告げる時期や方法は、どう判断するか。
  22. 退職するとき、会社に返却するもの。
  23. 退職するとき、会社から受け取るもの。
  24. 退職願が必要ない退職もある。
  25. 業務で知り得た機密情報は、退職後も口外は厳禁。
  26. 念のため、連絡先も伝えておく。
  27. 退職が決まれば、できるだけ新しい仕事は引き受けない。
  28. 転職先を聞かれたときの答え方。
  29. 退職にまつわるトラブルは、1人で抱え込まず、労働基準監督署に相談。
  30. 退職日には、お世話になった方々に挨拶回り。

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