あなたがいる場所は、どんなところですか。
自分のいる場所が、自分らしい場所とは限りません。
「人生の流れに踊らされて、気づけば、ここにいた」
お金の無駄遣いはもったいない。
時間の無駄遣いももったいない。
限りある資源を無駄に使うのは、惜しいことです。
「いつか転職しよう」
そう思っているだけでは、永遠に転職できません。
思っているだけでは弱い。
あなたは、すでに気づいているはずです。
その会社で得られる成長の限界を。
もちろん自分から積極的に学ぶ姿勢は大切です。
あなたの転職を妨げる人は、たくさんいるかもしれません。
上司・同僚・部下。
両親・パートナー・友人。
自分に問いかけてみてください。
「一度しかない人生にふさわしい仕事をしているか」と。
人生が何度もあるならいいのです。
転職をするときは、新しい仕事への不安があります。
「もし今より大変な仕事だったらどうしよう」と。
たしかに転職先の仕事が今より大変になるなら、今よりストレスも大きくなるでしょう。
転職して、やりたいことをしている自分を想像しましょう。
今の会社を退職して、新しい会社で自分のやりたい仕事をしています。
想像は、いつでもどこでも自由にできます。
今の職場で、自分を安売りしていませんか。
適正な給料をもらっているでしょうか。
適正な仕事を与えられているでしょうか。
ある日のこと、ふと気づいてしまうことがあります。
「この仕事は自分に合っていない」と。
日頃からうすうす感じていたことが、ある日、認めざるを得ない場面に直面します。
「このままでは、間違いなく体を壊す」
そういう自覚があるなら、まだ健康である今のうちに改善を心がけることです。
体を酷使した状況であるにもかかわらず、放置するのは危険です。
「不可能」という言葉は、簡単に使うべきではありません。
誰でも簡単に言える言葉ですが、要注意。
人生を危険にさらす言葉だからです。
自分に問いかけてみてください。
「なぜ今の仕事に、そこまでこだわる必要があるのか」と。
あなたが今の仕事に強くこだわる理由は何でしょうか。
ここでひとつ、比較してみましょう。
今の会社に居続けるリスクと転職のリスクの比較です。
まず、今の会社に居続けたときのリスクを考えてみてください。
つまらない見栄やプライドがあると、退職も転職もできません。
退職も転職も、かっこ悪いと思われる場面がいくつかあります。
退職を切り出すときは、上司に頭を下げなければいけません。
「親や先生に反対されたから、諦めた」
そう言って諦める人がいます。
もちろん親や先生は人生の先輩ですから、深い考えがあっての発言でしょう。
すべての退職が悪いとは限りません。
世の中には、違法行為を繰り返したり、労働者をひどく酷使したりする会社があります。
違法行為を助長する会社は、社会に悪い影響を与えています。
無難な選択をしなければいけない場面があります。
たとえば、家や貯金を一気に失ったり、命の危険を感じたりする選択です。
取り返しのつかないことは、やはり絶対避けるべきです。
今は、慎重に人生を考えましょう。
むしろ慎重でなくてはならないのです。
退職や転職は、人生に大きな影響を与える行動です。
「うまくいくかな」ではいけません。
「うまくいくかもしれない」でもいけません。
中途半端な意志では、退職も転職も失敗します。
人事異動を経験したことはありますか。
ほとんどの会社に、人事異動はあるでしょう。
人事異動には、社員を引き締めたり、会社の不正を防いだりなどの目的があります。
転職活動をすると、自分が受ける評価にショックを受けるでしょう。
思っていたより、自分の市場価値が低いとわかるからです。
勤続年数が長ければ長いほど、ちやほやされやすい状況になります。
退職するときは「自分の代わりはいない」と思いがちです。
「みんな、自分を頼りにしてくれている」
「自分ほど仕事のできる人間はいない」
上司に退職を切り出せば、退職理由を確実に聞かれます。
退職理由に曖昧な点があると、上司からすぐ引き止められるでしょう。
「適当な嘘をついて、穏便に済ませよう」と考える人もいるかもしれません。
慎重に計画を立てた。
十分準備を整えた。
これらができれば、後は行動するのみです。
退職するときに手ごわいのが、引き止めです。
「理屈っぽい上司のことだから、しつこく引き止めるだろう」
「なかなか納得してくれなくて、話し合いが長引きそうだ」
退職を切り出すときは、姿勢が大切です。
背筋です。
退職理由を述べるとき、背筋を伸ばしているかどうかで、相手に与える印象がずいぶん変わります。
「辞めたくても、辞めさせてくれない」
信じられないことに、世の中には、辞めたくても辞めさせてもらえない事例があるようです。
退職を申し出ると、会社や上司から、理不尽な言葉で言い返されます。
自分に、問いかけてください。
「今正直にならないで、いつ、正直になるのか」と。
入社したばかりの頃は、やりたくない仕事もしなければいけない時期でした。
「仕方ない」と言いそうになったときが大切です。
「仕方ない」とは、いわば諦めの言葉です。
諦めれば、そこで話が終了します。
あなたがいる場所は、どんなところですか。
自分のいる場所が、自分らしい場所とは限りません。
「人生の流れに踊らされて、気づけば、ここにいた」
そんな状況になっていませんか。
自分の居場所について、振り返ってみましょう。
貴重な時間と体力を消耗する場所になっていませんか。
楽しみも喜びもなく、ため息ばかりが出る場所になっていませんか。
だとしたら、もったいないことです。
一度しかない人生を、自分らしくない居場所で過ごしていても、むなしくなるだけです。
自分にとって、もっとふさわしい居場所があるはずです。
まだ世間を知らなかった時期は、周りの言葉に従っていれば、幸せになれると思い込んでいました。
「こちらに進んだほうがいいですよ」「あちらに進んだほうがいいですよ」など、さまざまな声に振り回されてきたでしょう。
しかし、あるときからは、それは違うことに気づかなければいけません。
周りの言葉を愚直に信じ込んでいると、いつしかおかしな場所に迷い込んでいることがあります。
「あれ、なぜ私はここにいるのだろうか」という状況です。
周りの言葉が、正しいとは限らない。
周りの言葉は、あくまで周りの人が思った考えです。
本当に大切なのは、自分の気持ちです。
いま一度、自分の居場所はどこなのか、よく考えてみることです。
あなたには、人生を選択できます。
自分の居場所くらいは、自分で決めるのです。
お金の無駄遣いはもったいない。
時間の無駄遣いももったいない。
限りある資源を無駄に使うのは、惜しいことです。
おや、もう1つ、大事なことを忘れていませんか。
あなたの能力です。
あなたの能力を眠らせておくのも、もったいないことです。
これまで生きてきた数十年間で、数多くの能力を習得しているでしょう。
ほかの人より優れた仕事ができる、得意な分野もあるはずです。
その能力を、仕事でどれだけ発揮できているでしょうか。
100%発揮しているならいいのです。
その職場でもっと活躍して、人と社会の発展に役立てましょう。
しかし、あらためて考えると、意外に自分の能力を発揮できていない状況もあるでしょう。
「今の仕事では、自分の能力をほとんど発揮できていない」
「得意な仕事はさせてもらえず、不得意な仕事ばかりをしている」
もしそうなら、すでに「もったいない」と呼べる状態です。
素晴らしい能力を保有しているにもかかわらず、使わないのは、宝の持ち腐れ。
もはや社会の損失です。
その能力を生かせば、世のため人のために、もっと活躍できます。
あなたの能力を生かせる場が、きっとあります。
能力をしっかり生かしたほうが、仕事のやりがいや人生の生きがいも生まれます。
あなたの能力を眠らせておくのは、もったいない。
もし能力を眠らせたままになっているなら、きちんと活用するための具体的な行動に移りましょう。
「いつか転職しよう」
そう思っているだけでは、永遠に転職できません。
思っているだけでは弱い。
「いつかしよう」と思えば、後回しになる。
後回しになると、意欲も弱くなる。
意欲も弱くなると、最終的に、計画がうやむやになるのが定番です。
自由への妄想を膨らませても、行動しなければ、実現の可能性はゼロ。
「いつか」と思っていることは、いつまでも実現できないのが、人生の法則です。
具体的な実現は、実際に行動したときにできます。
本気で転職・退職を考えているなら、今すぐ具体的な行動をしましょう。
もちろん実際は、適切なタイミングを考えなければいけないため、今すぐ行動するのは難しいかもしれません。
では、計画の立案だけでもいかがでしょうか。
計画を立てるのも、立派な行動の1つです。
今すぐ紙とペンを取り出しましょう。
「退職計画」という題名を書けば、最初の1歩が出来上がります。
時期・方法・手順など、あとから少しずつ書き加えていけばいいのです。
気づけば、立派な退職計画が出来上がっています。
しっかりした計画と入念な準備があれば、退職も転職も怖くありません。
計画の立案も、具体的な行動の1つです。
あなたは、すでに気づいているはずです。
その会社で得られる成長の限界を。
もちろん自分から積極的に学ぶ姿勢は大切です。
頼れる上司や先輩がいなくても、自分で本を買って勉強すれば、新しい知識が得られます。
制限のある環境でも、自分から仕事を取りに行けば、実績と実務経験がより多く得られるでしょう。
しかし、それでもやはり限界があるのです。
大きな仕事をしたいと思っても、会社の都合があります。
社員でいるかぎり、会社の規則に従わなければいけません。
会社が与えられたフィールド内しか行動できません。
つまり、その会社に所属しているかぎり、会社の器を超えた仕事はできないのです。
そうすると、考えられる方法はただ1つ。
会社から抜け出し、大きな世界へ向かうのです。
あなたがどんどん成長を続ければ、遅かれ早かれ、今の会社では物足りなくなる日がやってきます。
そうなれば、もっとスケールの大きい会社に移る必要があります。
もっと大きな仕事ができる会社であり、自分よりすごい人がいる職場です。
そのために準備されているのが、転職です。
転職という選択肢を、賢く生かしましょう。
成長したあなたにとって、今の会社は、もう小さいのかもしれません。
守りで行くより、攻めで行きましょう。
スキルアップはもっと欲張ったほうが、自分の価値を高められます。
自分にとってステップアップになるなら、転職は、間違いなく賢い選択です。
あなたの転職を妨げる人は、たくさんいるかもしれません。
上司・同僚・部下。
両親・パートナー・友人。
引き止められたり、嫌みの声が聞こえたりなど、感動的に消耗します。
納得してもらえるまで説得が必要で、時間もかかります。
反対する人が敵に見え、転職の気持ちがそがれるでしょう。
しかし、最大の敵は、もっと身近なところにいます。
自分なのです。
知らないうちに、自分で自分を攻撃していませんか。
「自分には価値はない」
「転職活動が面倒だ」
「転職活動をする時間がない」
自分が転職に弱気になっているのが、いちばん良くありません。
あれこれと難癖をつけて、転職をやめさせる言い訳を、自分で自分にしてしまいます。
これが、いちばんやっかいです。
自分が弱気になっていると、何もかもできないような気がして、やる気が起きなくなります。
自分の尻は、自分で叩きましょう。
自分をいかに説得するかです。
弱気になっている自分を奮い立たせる。
消極的になっている考えを、積極的に変える。
できないと思っている自分を、できると説得する。
自分をきちんと説得できれば、転職活動の半分は成功したようなものです。
自分を説得できてこそ、他の人も説得できるのです。
自分に問いかけてみてください。
「一度しかない人生にふさわしい仕事をしているか」と。
人生が何度もあるならいいのです。
今回がダメでも、次回があります。
しかし、そうではありません。
人生は一度しかない。
しかも、短いのです。
「人生は80年」と言いますが、長い時間でも、感覚としては意外に短く感じるものです。
たとえば、自分の過去を振り返り、時間の経過の早さを考えてみてください。
「気づけば、こんな年になっていた」という感覚が強いのではないでしょうか。
今がそう思うように、10年後も20年後も、同じことを思うでしょう。
死ぬ間際になれば「人生は早かった」と思うに違いありません。
もたもたしていると、瞬く間に時間が過ぎ、人生が終わってしまいます。
後になればなるほど「老い」という避けられない宿命があるため、実現が困難になります。
行動を起こすなら、今です。
あなたは今、これからの人生において、最も若い状態です。
これまでの人生を変える、大事な岐路に立っています。
一度しかない人生として、満足できる生き方をしているでしょうか。
本当にやりたい仕事をしているでしょうか。
すでにある程度進んでしまったのかもしれませんが、手遅れではありません。
今すぐ、やり直したり進路変更したりすれば、やり直せる可能性は十分あります。
年収が下がってもいいではありませんか。
地位が下がってもいいではありませんか。
それより「大好きな仕事をしています」と笑って言えるほうが、大事です。
どんな仕事をするかが重要です。
仕事は人生の大半を占める要素ですから、幸せに直結しています。
自分が楽しんだ仕事が、誰かの役に立つ。
これほどの喜びはありません。
人生は、楽しんだ人の勝ちです。
一度しかない人生なのですから、それにふさわしい仕事をしましょう。
転職をするときは、新しい仕事への不安があります。
「もし今より大変な仕事だったらどうしよう」と。
たしかに転職先の仕事が今より大変になるなら、今よりストレスも大きくなるでしょう。
ストレス管理も難しくなると思われがちです。
しかし、好きな仕事に就けるなら、実際は、さほど大きな問題にはならないでしょう。
好きな仕事なら、大変な仕事でも、楽しく感じるはずだからです。
仕事の苦労は、好きか嫌いかによって、感じ方が大きく変わる特徴があります。
嫌いな仕事なら、楽な仕事でも、苦しくてやっかいに感じるでしょう。
好きな仕事なら、大変な仕事でも、面白くて楽しく感じるでしょう。
好きなことをしているときは、疲れも感じにくくなります。
疲れたとしても、すぐ回復するでしょう。
大変な仕事かどうかの問題ではありません。
好きな仕事かどうかの問題なのです。
今より好きな仕事に転職できるなら、転職の成功は約束されたようなものです。
わくわくしながら、新しい職場に向かいましょう。
わくわくすることが、さらにストレスを軽減させます。
転職して、やりたいことをしている自分を想像しましょう。
今の会社を退職して、新しい会社で自分のやりたい仕事をしています。
想像は、いつでもどこでも自由にできます。
どんな想像をしても、誰かに見られるわけではありません。
大きな心で、自由に大胆な想像をしましょう。
やりたい仕事をして、充実した毎日を送っている自分です。
新しい会社の、新しい環境で、刺激的な毎日を送っています。
大変なことがあっても、やりたい仕事なので、楽しく対応できています。
やりたい仕事をして、周りから「ありがとう」と感謝されています。
部下からは頼られ、上司には褒められています。
うまくいけば、今より年収が上がっているかもしれません。
週末は、やりたい仕事を早くしたくて、月曜日が待ち遠しくなっていることでしょう。
そういうことを考えると、わくわくしてきませんか。
人間には、未来を想像する力が備わっています。
ほかの霊長類にはない、素晴らしい能力です。
未来とは、あらかじめ決まっているものではありません。
今あなたが行動することで、つくっていくものです。
あなたには、自分の未来をつくる権限があります。
思い描いた未来に向けて行動すれば、きっと実現できるでしょう。
未来の生き生きした自分を想像すると、勇気が出て、退職に踏み切れるのです。
今の職場で、自分を安売りしていませんか。
適正な給料をもらっているでしょうか。
適正な仕事を与えられているでしょうか。
本当に自分の適正な評価を受けているでしょうか。
「適正な待遇を受けている」と答えられるならいいのです。
今の職場に居続け、もっと自分らしく輝きましょう。
しかし「自分は軽視されている」と思うなら、会社との付き合いを検討する必要があるでしょう。
自分の安売りは、やめてください。
自分がかわいそうです。
自分の能力を発揮できない場所に居続けても仕方ありません。
あなたには、もっと輝ける場所があります。
自分に合った場所を探し、もっと自分の能力を輝かせましょう。
自分に合った仕事をしたほうが、自分も楽しめ、お客さんも喜びます。
あなたの笑顔が、誰かの笑顔に変わります。
自分を安売りせず、もっと待遇の良い会社への転職を検討する必要があります。
転職に踏み出す勇気があれば、自分を大切にしてくれる会社はきっと見つかります。
社会でもっと役立つ人間になるために、大きな1歩を決断しましょう。
ある日のこと、ふと気づいてしまうことがあります。
「この仕事は自分に合っていない」と。
日頃からうすうす感じていたことが、ある日、認めざるを得ない場面に直面します。
さて「この仕事は自分に合っていない」と確認したときが、運命の分かれ道です。
確信したにもかかわらず、気づかないふりをするのもいいでしょう。
「違う。きっと何かの勘違いだ。今日は疲れているのだろう」
違和感を無視しながら、仕事をすることはできます。
何もなかったことにして、また明日を迎えることもできるでしょう。
正直な気持ちをごまかして生きたければ、そういう人生もあります。
一方で、確信したからには、いても立ってもいられない人もいるはずです。
違和感を無視できなければ、新しい決断が必要です。
同じ過ちがないよう、自己分析をしながら、自分に合った仕事を探す必要があります。
確信した日が、あなたの人生が変わる記念日です。
自分に合った仕事は、勝手に近づいてくるわけではありません。
自分から探して、近づいていかなければいけません。
やりたい仕事をするには、それ相応の努力が必要です。
自分に合った仕事を探し、自分から近づいていきましょう。
あなたに合った仕事が、きっとどこかにあります。
「このままでは、間違いなく体を壊す」
そういう自覚があるなら、まだ健康である今のうちに改善を心がけることです。
体を酷使した状況であるにもかかわらず、放置するのは危険です。
そのままでは、遅かれ早かれ、いずれ体を壊すでしょう。
「まだ大丈夫」と思っていても、人間の体は、それほど頑丈にできていません。
思い出してください。
心と体は、別であることを。
心では「大丈夫」と思っても、体は「もう限界だ」と叫んでいるかもしれません。
体を壊しても、誰も褒めてくれません。
「かわいそうに」と同情されて終わりです。
体を壊すと、回復するまで、一時的に仕事ができなくなります。
場合によっては、取り返しのつかない状況になるかもしれません。
仕事のために健康を犠牲にするのは、まったく愚かです。
あまりにもリスクが大きすぎます。
健康は、仕事に限らず、人生でも重要です。
健康を犠牲にした働き方を「かっこいい」「立派」「素晴らしい」と思わないことです。
むしろ「ださい」「危ない」「情けない」と思うことです。
体は資本です。
健康があってこそ仕事ができ、仕事ができるから収入も得られます。
健康を失うと、仕事も収入も失うことになります。
普通にあるときは、健康のありがたさに気づきにくい。
いま一度、健康の価値を見直して、気づきましょう。
「不可能」という言葉は、簡単に使うべきではありません。
誰でも簡単に言える言葉ですが、要注意。
人生を危険にさらす言葉だからです。
なぜ、不可能になるのでしょうか。
「不可能」と簡単に言うから、不可能になるのです。
「転職は不可能です」
ほら、これで不可能の完成です。
完全に道は閉ざされました。
あなたの未来は、真っ暗です。
できない理由は、どうでもいいのです。
できない理由を並べたところで、問題が解決するわけではありません。
逆の発想をしてみてください。
「不可能」と言って不可能になるなら「可能」と言えば、可能になるはずです。
「転職は可能です」
ほら、これで希望の光が見えてきました。
大切なことは、できない理由ではなく、できる方法を考えることです。
できない理由を考える時間があるなら、できる方法を考える時間に使いましょう。
不可能を見つけて絶望するより、可能だと信じて奮起するほうが、建設的かつ前向きです。
もはや、あなたがどう考えるかにかかっています。
転職が成功するためのシナリオを、よく考えてみてください。
資格を取る。
人脈を活用する。
家族を説得する。
実績と実務経験をさらに増やす。
しっかり計画を立て、準備を整えれば、必ずミッションは達成できます。
自分に問いかけてみてください。
「なぜ今の仕事に、そこまでこだわる必要があるのか」と。
あなたが今の仕事に強くこだわる理由は何でしょうか。
こだわる理由が明確にあればいいのです。
「自分のやりたい仕事だから」
「尊敬できる上司がいる職場だから」
理由を説明できるなら、すでに素晴らしい仕事ができているでしょう。
組織の中で役割と貢献を実感しながら、喜びと充実にあふれた仕事を楽しんでいるに違いありません。
しかし、もしこだわる理由がないなら、今後の仕事のあり方について、考え直すときではないでしょうか。
こういうとき、仕事を続けている場合に多いのが、惰性です。
「不安になれば、難しく考えないようにしている」
「やりたくない仕事でも、我慢するのが当たり前だと思っている」
周りが頑張っているから、自分も頑張らなければいけない雰囲気に飲み込まれている状況が多いのです。
こだわりのない仕事を続けていても、本当の満足感は得られません。
こだわる理由があってこそ、仕事に熱中でき、より良い成果が挙げられます。
人生は短い。
自分の能力を最大限に発揮できる仕事や場所にこだわるべきです。
「仕事にこだわりがある」
そう自信を持って言える仕事に就きましょう。
自分の仕事くらいは、自分の意志で決めることです。
自分の能力と魅力を生かす仕事のほうが、生き生きした人生が送れます。
ここでひとつ、比較してみましょう。
今の会社に居続けるリスクと転職のリスクの比較です。
まず、今の会社に居続けたときのリスクを考えてみてください。
体を酷使した仕事を続けると、健康を崩すリスクがあるでしょう。
やりたくもない仕事を続けると、仕事の意欲を保てないリスクもあるでしょう。
忘れてはならないのは、経営上のリスクです。
社内で働いていると、経営に関する裏事情も見えてきます。
経営の様子がよくわかると、今後の会社の成長や、それに伴う昇級や昇進も、ある程度予想できるはずです。
次に、転職するリスクを考えてみてください。
収入が低くなるかもしれないリスクがあるでしょう。
今より大変な仕事になるかもしれないリスクもあるでしょう。
しかしそうしたリスクは、しっかり企業研究をして転職先を慎重に選べば、事前に把握できることです。
表には見えないと思いがちな内部事情も、把握の手段がないわけではありません。
インターネットやOB・OG訪問などを駆使すれば、完全ではなくても、大部分を把握できるはずです。
こうした点を総合して、冷静に比較するのです。
すると、場合によっては、転職するリスクのほうが小さい場合があります。
沈没する船に乗っていても、いずれ沈没するだけです。
沈没する前に救命ボートで逃げ出したほうが、賢明と言えるでしょう。
そうとわかれば、後は行動に移すのみです。
未来が閉ざされた場所で仕事を続けていても、先が見えています。
長期的に見て、自分のためになる選択をしましょう。
どちらを選ぶかは、あなたしだいです。
つまらない見栄やプライドがあると、退職も転職もできません。
退職も転職も、かっこ悪いと思われる場面がいくつかあります。
退職を切り出すときは、上司に頭を下げなければいけません。
同僚には「逃げ出した」「落ちこぼれ」と思われるかもしれません。
思っていたより低い自分の市場価値に、あぜんとすることもあるでしょう。
転職の面接で、短所を突かれ、あたふたするでしょう。
こうしたことは、見栄やプライドがあるとできません。
強がって見栄を張っていると、行動する勇気が出なくなり、新しい行動ができなくなるのです。
しかし、気づいてください。
自分にとって大事だと思う見栄やプライドも、他人にとってはどうでもいいことです。
自分は恥ずかしくてつらくても、相手はあなたの恥を気に留めていません。
それに気づけば、頭を下げたり謝ったりすることは、さほど重大ではないとわかるはずです。
つまらない見栄やプライドのために、自分の人生が前に進まないほうが、はるかにかっこ悪いことです。
見栄やプライドは捨ててしまいましょう。
逆に「恥をかきに行こう」と思えば、退職も転職もしやすくなります。
捨てた瞬間、あなたには、勇気と自信がつくでしょう。
「親や先生に反対されたから、諦めた」
そう言って諦める人がいます。
もちろん親や先生は人生の先輩ですから、深い考えがあっての発言でしょう。
それなりの意見や理由があるはずですから、話を重く受け止める価値はあるはずです。
しかし、それはむやみに信じる意味ではありません。
親や先生の言葉は、あくまで参考です。
周りの声が、正しいとは限りません。
選んでもらった道が、正しいとも限りません。
自分が進みたい道をいちばんよく知っているのは、自分です。
親や先生の意見やアドバイスは、あくまで参考とするのが正解です。
最終的には自分が判断して、決断しなければいけません。
自分で選んだ道のほうが、諦めない力が強くなります。
困難があっても「こんなところでくじけてたまるか」と思い、踏ん張る力が出るでしょう。
あなたが今しようとしていることは、親や先生に反対されても、諦めきれないことでしょうか。
親や先生が反対するだけで諦めるなんて、意志が弱すぎます。
親や先生に反対されても、諦めないことをしましょう。
大切なのは、あなたの気持ちです。
親や先生に反対されただけで、諦めないことです。
親や先生には申し訳ありませんが、人生では、反対を振り切らなければいけない場面もあります。
たとえその道が雑草で生い茂っていても、本当に進みたい道なら、草を刈り取ってでも突き進むことが必要です。
進むのが遅くても、充実感が得られるはずです。
困難な道でも、自分にとってやりがいがあるはずです。
大変でも、自分にとって大きな価値があります。
そういうことをしたほうが、結果として、人生の後悔も少なくなります。
すべての退職が悪いとは限りません。
世の中には、違法行為を繰り返したり、労働者をひどく酷使したりする会社があります。
違法行為を助長する会社は、社会に悪い影響を与えています。
労働者を酷使する会社は、人を物として扱っているも同然です。
悪質な会社なら、退社をためらう必要はありません。
「退職が申し訳ない」「周りに迷惑がかかる」と思う必要はなく、むしろ一刻も早く退職したほうがいいでしょう。
会社に居続けることが、社会の発展を妨げていることになるからです。
重大な決断を先延ばしにすると、社会への悪影響が大きくなるだけでなく、自分の健康にも良くありません。
悪質な会社からの退職は、人生を長期で考えたとき、正しい選択であるとわかるでしょう。
「このままでは会社が倒産する」「このままでは健康を損なう」などの確信があるなら、決断は早いほうが得策です。
退職を申し訳なく思う必要はありません。
すぐ辞めて、新しい仕事を探しましょう。
無難な選択をしなければいけない場面があります。
たとえば、家や貯金を一気に失ったり、命の危険を感じたりする選択です。
取り返しのつかないことは、やはり絶対避けるべきです。
重大なことには、無難な選択が必要です。
しかし、そうした場合を除けば、たまにはリスクのある選択もいいのではないでしょうか。
無難な選択しかできない人間になっていませんか。
無難ばかりでは、刺激も興奮もない人生になってしまいます。
無難な選択肢しかできないような、つまらない人間にならないことです。
刺激や興奮することがなくなり、人生が味気なくなります。
たまにはリスクのある選択もしてみることです。
取り返しのつかないことさえ避ければ、リスクのある選択も、たまには面白い。
刺激や興奮は、少しリスクのある選択をするときに得られます。
はらはらする選択も、時には面白いでしょう。
素晴らしいことに、リスクのある選択は、人生の近道になる場合もあります。
人生には、思いきった行動をしなければいけないときがあります。
橋が落ちるリスクがあると思っていると、向こう岸には一生渡れません。
リスクを覚悟のうえ、橋を渡れば、近道になります。
自己責任なら、行動する勇気が出てきます。
たとえ選択を間違っても、刺激と興奮にあふれた時間が手に入ります。
間違ったときに、何らかの学びも得られるでしょう。
常識の範囲に限りますが、たまにはリスクのある選択をしてみると、人生を楽しめます。
今は、慎重に人生を考えましょう。
むしろ慎重でなくてはならないのです。
退職や転職は、人生に大きな影響を与える行動です。
判断を間違えると、かえって人生を悪化させることもあります。
お金・仕事・時期・将来性など、さまざまなことを総合的に考えることが必要です。
慎重になればなるほど、転職の成功率が高くなります。
退職や転職は、安易な理由ではなく、計画を慎重に立てたうえで、行動に移しましょう。
すると、今、慎重に考えている時間が、あとから思い出になります。
「あのときはノイローゼになるほど、将来を考えていたなあ。そのおかげで今がある」
後になって懐かしく感じるようになります。
慎重に考える自分を褒めてあげましょう。
「これでもか」というほど、脳に汗をかいて、あらゆる可能性を探りましょう。
慎重に考えている時間が、あとから自分らしく羽ばたく原動力になります。
「うまくいくかな」ではいけません。
「うまくいくかもしれない」でもいけません。
中途半端な意志では、退職も転職も失敗します。
弱々しい気持ちは、言葉や態度にも表れてしまい、良い結果を生みません。
何かトラブルがあると「ほら、やはり無理だった」「どうせこうなると思った」とふてくされ、すぐ諦めようとします。
「やる」と決めたら、やるのです。
心の底から、強く決意することが大切です。
退職も転職も「うまくいく」と信じて、実行に移すことです。
退職も転職も、強い決意が必要です。
根拠は「自分が決めたことだから」で十分です。
退職も転職も、自分の意志と行動しだいで、いかようにもなります。
「うまくいく」と信じている人は、いざというときに強くなります。
強い決断力が、勇気と行動力に変わるからです。
できないことがあれば、できるようにすればいい。
時間がなければ、時間をつくればいい。
うまくいかないことがあれば、うまくいかせるようにすればいい。
理由をわかってくれなければ、わかってもらえるまで説得を続けましょう。
「うまくいく」と強く信じていれば、うまくいくまで行動できるようになります。
一度動き始めたら、進めるだけ進んでしまいましょう。
勢いに乗れば、ますますうまくいきやすくなります。
人事異動を経験したことはありますか。
ほとんどの会社に、人事異動はあるでしょう。
人事異動には、社員を引き締めたり、会社の不正を防いだりなどの目的があります。
会社によっては、人事異動が早いサイクルで行われるケースもあります。
社員でいるかぎり、人事異動は避けられない運命です。
さて、そんな人事異動ですが、あらためて考えると、転職と共通点があります。
職場が変わります。
仕事内容が変わります。
上司が変わります。
職場の人間関係が変わります。
地位が変わります。
給料も変わることがあります。
場合によっては、引っ越しが伴う人事異動もあります。
さらには、県外や海外に移動することもあります。
そう考えると、人事異動は、もはや別の会社に転職するのと同じようなものです。
社名こそ変わりませんが、自分を取り巻く環境の変化では、同じです。
「転職」を「人事異動」と言い換えてみてください。
共通点が多いので、意外と自然に受け止められるでしょう。
すでに人事異動の経験があるなら、転職もさほど難しくありません。
ちょっとした人事異動だと考えればいいのです。
会社から命令されるか、自分の意志で動くかの違いです。
転職とは、人事異動のようなものだと考えましょう。
転職活動をすると、自分が受ける評価にショックを受けるでしょう。
思っていたより、自分の市場価値が低いとわかるからです。
勤続年数が長ければ長いほど、ちやほやされやすい状況になります。
仕事も熟知して、周りから「ベテランですね」と言われ、ちやほやされます。
在職期間が長いため、社内で威勢を振るうこともできるでしょう。
「これだけ周りから頼られるなら、別の会社でも、うまくやっていけるだろう」
ところが、転職活動をすると、意外な現実に直面します。
多くの場合、自分が思っているより、低い評価を受けるのです。
今までは慣れ親しんだ職場にいたからこそ、ちやほやされていただけでした。
転職活動をすると、現実の厳しい風にさらされます。
余計な飾りを取り除かれ、個人が客観的に評価されます。
そのとき、意外と低い自分の市場価値に気づくのです。
でも、本当は、それで良かったのです。
ショックを受けますが、それこそ自分の本当の市場価値です。
むしろ今まで、自分の評価を勘違いしていただけでした。
本当の自分の評価に気づけました。
自分を客観的に見ることができるようになりました。
転職先の面接官から、厳しい言葉を言われるかもしれませんが、誠実に受け止めましょう。
転職活動を通して、本当の自分の市場価値に気づき、目が覚めるのです。
退職するときは「自分の代わりはいない」と思いがちです。
「みんな、自分を頼りにしてくれている」
「自分ほど仕事のできる人間はいない」
「自分がいなくなれば、職場は大変なことになる」
悔しい思いから、職場に思いとどまろうとするかもしれません。
そんなとき、こう考えてみてください。
「後任者が現場を対応したほうが、むしろ仕事はスムーズになる」と。
本当は、自分がいなくなったほうがいいのです。
自分の負けを認めるようで、悔しいかもしれません。
見栄やプライドを引き裂かれるようで、情けなく感じるかもしれません。
本音としては、やはり「いちばん仕事ができるのは自分」「自分こそ、このポジションに適任」と思いたいでしょう。
しかし、つまらない見栄やプライドがあると、退職も転職もできません。
悔しい気持ちを抑えて「後任者が現場を対応したほうが、むしろ仕事はスムーズになる」と考えてみるのです。
すると、退職の罪悪感が小さくなります。
「自分がいなくなったほうが職場のためになる」と思えば、早く退職・転職したほうがいいと感じるでしょう。
引き継ぎでは、実際に自分より仕事ができるように、後任者を育てます。
後任者には、自分の持てる知識と技術のすべてを引き継ぎます。
最終的に、あなたより仕事ができるようになってもらいます。
そうなったほうが、職場も助かります。
あなたにとっても、退職しやすくなるのです。
上司に退職を切り出せば、退職理由を確実に聞かれます。
退職理由に曖昧な点があると、上司からすぐ引き止められるでしょう。
「適当な嘘をついて、穏便に済ませよう」と考える人もいるかもしれません。
しかし上司は、これまで退職の話し合いを何度も経験しています。
適当な嘘をつけば、すぐ見抜かれるでしょう。
上司にとって、退職するときに嘘をつかれることほど、悲しいことはありません。
たった1名の退職でも、会社にとってはダメージです。
退職するなら、せめて正直に退職理由を話してほしいと思うのです。
退職理由は、嘘をつかず、正直であることが大切です。
不快にさせる言葉遣いは避けます。
丁寧な言葉遣いを心がけながら、正直に話しましょう。
心から発せられる言葉を聞けば、上司も心を動かされます。
正直な退職理由のほうが、考えや決心がストレートに伝わるため、言葉が響きやすいのです。
面と向かって、上司とじっくり話し合うのも最後です。
最後だからこそ、誠実な姿を見せることです。
正直な理由を述べて、すっきりした気持ちで退職させてもらいましょう。
正直な理由のほうが、トラブルも避けられます。
慎重に計画を立てた。
十分準備を整えた。
これらができれば、後は行動するのみです。
計画と準備が万全の状態でも「本当にうまくいくだろうか」という不安がつきまとうでしょう。
不安を完全にぬぐい去るのは、とても難しいと考えてください。
しかし、計画と準備ができているなら、むしろうまくいかないほうが不思議です。
計画されたタイミングに、淡々と計画に沿って進めていけばいいだけです。
頭を使うのは、計画を実行する前の段階です。
計画さえきちんとしていれば、行動するときにはあまり頭を使いません。
ある程度準備もできていれば、手間も最小限に抑えられます。
自分の計画を見直してみてください。
「これなら大丈夫」という計画が立っているなら、大丈夫でしょう。
「準備が足りない」と思うなら、満たせるところまでさらに準備を整えましょう。
不安が強くなったときは、計画書を見直せば、心が落ち着きます。
頭が混乱したときも、計画書を見直せば、考えを整理できます。
退職も転職も、慎重に計画できていれば、後は大胆に行動するのみです。
何も難しく考える必要はないのです。
退職するときに手ごわいのが、引き止めです。
「理屈っぽい上司のことだから、しつこく引き止めるだろう」
「なかなか納得してくれなくて、話し合いが長引きそうだ」
上司があれこれ理屈を並べることが予想できると、説得が難しく思えるのではないでしょうか。
しかし、実際は逆です。
準備さえ整えておけば、理屈っぽい上司のほうが、実は説得しやすい。
理屈っぽい上司の弱点は、理屈です。
事情をきちんと説明しましょう。
筋を通して話しましょう。
抽象的ではなく、具体的に話しましょう。
理屈には、理屈で勝負です。
筋道を立てて話せば、上司は言い返しにくくなり、納得せざるを得なくなるのです。
上司の性格を熟知したうえで、退職理由を理屈っぽく話せば、上司をうまく説得できるはずです。
難しいようで、実は簡単なのです。
退職を切り出すときは、姿勢が大切です。
背筋です。
退職理由を述べるとき、背筋を伸ばしているかどうかで、相手に与える印象がずいぶん変わります。
退職理由を述べるとき、腰が曲がっているのは良くありません。
下を向いたり、目を見ずに話したりするのもNGです。
自信がなく、弱々しく見えてしまいます。
退職理由が合理的でも、退職への意志が固まっていない印象を与えやすくなります。
上司は「まだ説得できる余地がある」と思い、強く引き止めるのです。
退職理由を切り出すときは、きちんと背筋を伸ばしましょう。
まっすぐ前を向きます。
きちんと上司の目を見て話します。
言葉も大切ですが、姿勢も大切です。
背筋がぴんと伸びていると、退職の意志が固まった状態で発言している様子が伝わります。
堂々とした印象が伝わり、上司を説得しやすくなるのです。
「申し訳ない」と思う気持ちがあっても、態度だけは、堂々とすることです。
ぴんと伸びた背筋から、退職の固い意志が伝わるのです。
「辞めたくても、辞めさせてくれない」
信じられないことに、世の中には、辞めたくても辞めさせてもらえない事例があるようです。
退職を申し出ると、会社や上司から、理不尽な言葉で言い返されます。
「もし辞めるなら、辞めた損失分を支払え」
「仕事のできる後任者を見つけるまでは、退職を認めない」
「今辞めたら懲戒解雇にして、二度と転職できないようにしてやる」
強迫されて、辞められない状況に陥ってしまうのです。
この事例は、正社員だけでなく、アルバイトでも報告されています。
ターゲットになりやすいのは、性格の優しい人や断るのが苦手な人といわれています。
人の弱みにつけ込んだ、悪質な手口と言っていいでしょう。
よほど本人に問題がある場合は別ですが、普通に働いた状態で、損害賠償や懲戒解雇の話が出るのは疑問です。
辞めさせてくれないから諦めるのでは良くありません。
辞めさせてくれない会社なら、ますます辞めたほうが賢明です。
行き詰まったなら、行き詰まったなりの対処をしましょう。
問題を放置しても、解決しません。
解決しないどころか、悪化の一途をたどるだけです。
意地でも辞める方法を考えてください。
たとえば、頼れる友人に相談してみてはいかがでしょうか。
客観的な視点から、良い方法をアドバイスしてくれるでしょう。
労働基準監督署や労働相談センターに問い合わせてみるのもいいでしょう。
専門家が、安全で確実に辞める方法を的確にアドバイスしてくれるでしょう。
会社に泣き寝入りすることだけは、避けたいところです。
自分に、問いかけてください。
「今正直にならないで、いつ、正直になるのか」と。
入社したばかりの頃は、やりたくない仕事もしなければいけない時期でした。
新人の頃からわがままに仕事を選んでは、周りに迷惑がかかります。
新人の頃は、どんなことでも引き受ける姿勢が大切です。
自分を偽って、仕事をしなければいけない場面もあったでしょう。
「ノー」と言いたくても「イエス」と言わなければいけない場面もあったでしょう。
やりたくない仕事でも、自分の能力向上のために、引き受けなければいけないときもあったはずです。
しかし、そろそろ自分に正直になってもいい時期ではないでしょうか。
正直な気持ちにあらがって、いつまでも受け身の姿勢ばかりでは、面白くありません。
我慢ばかりの仕事では、自分らしさを発揮できません。
自分らしくない仕事を続けていても、能力の向上の限界が見えています。
実績と実務経験を十分に身につけたなら、そろそろ自分の好きな仕事を選んでもいい時期です。
自分らしい仕事をしてこそ、120%の能力を発揮できます。
十分な実績と実務経験を積めば、次の世界に移る必要があります。
今正直にならないで、いつ正直になるのでしょうか。
自分の可能性を最大限に引き出すためにも、今こそ自分に正直になることです。
今こそ、本当にやりたい仕事のために、大きなアクションに踏み切るべきです。
新しい自分に出会いに行きましょう。
「転職」という名のハードルを跳び越え、自分らしく活躍できる舞台に立つのです。
「仕方ない」と言いそうになったときが大切です。
「仕方ない」とは、いわば諦めの言葉です。
諦めれば、そこで話が終了します。
もちろん何でも意地を張ってばかりではいけません。
相手にも都合があるはずですから、完全に不可能なことは、諦めることも肝心です。
しかし、何でも妥協すればいいわけではありません。
中には、貫きたいこだわりもあるでしょう。
譲れない条件もあるでしょう。
「何としても実現させたい」と強く願うことは、すぐ諦めるのではなく、もう一踏ん張りしましょう。
「仕方ない」と言いそうになったときは「なんとかお願いします」と言い換えてください。
無理を承知で、お願いするのです。
もちろんお願いしても、やはり「無理です」と断られるかもしれません。
そんなときは「では、どうすれば可能になりますか」と、さらに一押しします。
強引な態度ではなく、低姿勢でお願いしましょう。
乱暴な言葉ではなく、丁寧な言葉遣いで説得しましょう。
相手に嫌われるかもしれませんが、夢を実現させたければ、妥協を許さない態度も必要です。
嫌われる覚悟がないと、夢は叶いません。
誠意・意欲・熱意を「これでもか」と言うほど、しっかり伝えましょう。
しばらく粘っていると、相手が妥協してくれることがあります。
なかった選択肢を、新しく用意してくれるかもしれません。
心を動かすのは、心です。
しっかり心を伝えれば、相手も人間ですから、通じるものがあるはずです。
それが「夢を叶える」ということです。
無理を承知でお願いすれば、少ないと感じていた選択肢は、思っていたより多いことに気づくはずです。