退職するときに、会社から受け取るものも要チェックです。
必要なものを受け取っておかないと、転職や失業保険の手続きでつまずくことがあります。
再就職した場合は、転職先の年末調整など、税金の手続きに必要です。
自営業を営む場合や退職した年に再就職しなかった場合は、確定申告の手続きで必要です。
必ず受け取っておきましょう。
職業安定所で、失業給付の手続きに必要な書類です。
離職票には「1」と「2」の2枚があります。
離職票には、受給額算定の基準や離職理由などが記されている。
すでに再就職が決まっている場合は不要ですが、万が一のことも考えて、もらっておくほうがいいでしょう。
もし退職後、2週間経っても送られてこない場合は、失業給付の手続きに影響します。
会社に問い合わせるか、ハローワークに申し出ましょう。
雇用保険の受給手続きの際に必要な書類です。
転職先に提出する書類であるため、必ずもらっておきましょう。
公的年金の加入者に交付される手帳です。
入社時に会社に預けて、退職時に本人に返却されます。
転職先で社会保険に加入する際に必要です。
再就職が決まっていない場合は、国民年金に加入する手続きが必要です。
転勤手帳は一生使う手帳ですから、大切に保管しましょう。
厚生年金基金に加入している人は、この証書も渡されます。
基金の年金を請求するときに必要になるため、加入員証も忘れずにもらっておきましょう。
さて、注意したいのは、離職票と源泉徴収票です。
離職票と源泉徴収票は、退職してすぐ受け取れるものではなく、少し時間がかかります。
受け取る日付と受け取り方を会社に確認しておきましょう。
一般的には、退職後、10日前後で自宅に送られます。
受け取り方は、郵送が一般的です。
早めに欲しい人は、あらかじめ会社に伝えておくとよいでしょう。