執筆者:水口貴博

円満に退職する30の方法

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退職するとき、会社から受け取るもの。

退職するとき、会社から受け取るもの。 | 円満に退職する30の方法

退職するときに、会社から受け取るものも要チェックです。

必要なものを受け取っておかないと、転職や失業保険の手続きでつまずくことがあります。

源泉徴収票

再就職した場合は、転職先の年末調整など、税金の手続きに必要です。

自営業を営む場合や退職した年に再就職しなかった場合は、確定申告の手続きで必要です。

必ず受け取っておきましょう。

離職票

職業安定所で、失業給付の手続きに必要な書類です。

離職票には「1」と「2」の2枚があります。

離職票には、受給額算定の基準や離職理由などが記されている。

すでに再就職が決まっている場合は不要ですが、万が一のことも考えて、もらっておくほうがいいでしょう。

もし退職後、2週間経っても送られてこない場合は、失業給付の手続きに影響します。

会社に問い合わせるか、ハローワークに申し出ましょう。

雇用保険被保険者証

雇用保険の受給手続きの際に必要な書類です。

転職先に提出する書類であるため、必ずもらっておきましょう。

年金手帳

公的年金の加入者に交付される手帳です。

入社時に会社に預けて、退職時に本人に返却されます。

転職先で社会保険に加入する際に必要です。

再就職が決まっていない場合は、国民年金に加入する手続きが必要です。

転勤手帳は一生使う手帳ですから、大切に保管しましょう。

厚生年金基金加入員証

厚生年金基金に加入している人は、この証書も渡されます。

基金の年金を請求するときに必要になるため、加入員証も忘れずにもらっておきましょう。

さて、注意したいのは、離職票と源泉徴収票です。

離職票と源泉徴収票は、退職してすぐ受け取れるものではなく、少し時間がかかります。

受け取る日付と受け取り方を会社に確認しておきましょう。

一般的には、退職後、10日前後で自宅に送られます。

受け取り方は、郵送が一般的です。

早めに欲しい人は、あらかじめ会社に伝えておくとよいでしょう。

円満に退職する方法(23)
  • 会社から受け取るものを確認する。
退職願が必要ない退職もある。

円満に退職する30の方法

  1. なぜ円満な退職を目指すのか。
  2. 退職を切り出す前に確認したいのは、退職する意志の強さ。
  3. 円満退職に必要なことは2つ。
    言い方と段取り。
  4. 退職するなら、お金の試算が重要。
  5. 無職の状態では、審査が必要な契約を結ぶのは難しい。
  6. 一般的な退職に適したタイミング。
  7. 退職は、時期やタイミングを見計らうのがマナー。
  8. 退職の相談は、いつまでにすればいいのか。
  9. 退職を切り出すのは、まず誰にすべきか。
  10. 退職について話し合う、適切なタイミング。
  11. 退職を断言した言い方は、マナー違反。
  12. 退職理由を濁したまま「辞めたい」と主張するだけでは、上司の了承を得るのは難しい。
  13. 強く引き止められたとき、どう対処するか。
  14. 退職日の一方的な言い方は、反感を買う。
  15. 退職願を提出する注意点。
  16. ボーナスをもらってから退職したければ、時期が重要。
  17. 退職が決まったとたん、急に仕事の対応が悪くなっていませんか。
  18. 退職が決まれば、引き継ぎ。
  19. 早く引き継ぐことより、確実に引き継ぐことが大切。
  20. 引き継ぎ資料も作っておくと安心。
  21. 退職を周りに告げる時期や方法は、どう判断するか。
  22. 退職するとき、会社に返却するもの。
  23. 退職するとき、会社から受け取るもの。
  24. 退職願が必要ない退職もある。
  25. 業務で知り得た機密情報は、退職後も口外は厳禁。
  26. 念のため、連絡先も伝えておく。
  27. 退職が決まれば、できるだけ新しい仕事は引き受けない。
  28. 転職先を聞かれたときの答え方。
  29. 退職にまつわるトラブルは、1人で抱え込まず、労働基準監督署に相談。
  30. 退職日には、お世話になった方々に挨拶回り。

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