人生の教科書



転職・退職
退職日には、お世話になった方々に挨拶回り。
転職・退職
退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
転職・退職
会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
転職・退職
退職するとき、会社から受け取るもの。
転職・退職
後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
転職・退職
会社都合による退職を疑われた場合の対処法。
転職・退職

仕事を円満に辞める
30の方法

  • 一般的な退職スケジュール。
仕事を円満に辞める30の方法

もくじ

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一般的な退職スケジュール。

(数カ月前)家族への相談、お金の準備、転職活動 退職や転職は、生活と人生に深くかかわる問題です。 事前に家族とよく相談して、了承を得ておきましょう。 貯蓄は、不測の事態に備え、半年分があると安心です。 転職活動は、通常業務と並行しながら進めます。 退職の具体的な規則については、会社の就業規則をよく確認しておきましょう。 一般的には、再就職が決まってから退職を切り出すのが賢明です。 (2カ月前)退職の意思表示 直属の上司に退職の意思表示をします。 最初から退職願を提出するのではなく、まず相談から始めるのが適切です。 上司と退職の話し合いを進めていることは、周囲に気づかれないよう注意しましょう。 (1カ月半前)退職願の提出 上司との話し合いを繰り返して、退職日が決まれば、退職願を提出します。 退職願は、会社が指定する書類形式がある場合は、そちらを利用しましょう。 (1カ月前)引き継ぎ 退職願が受理されれば、その後、引き継ぎを行います。 引き継ぎのスケジュールをきちんと立てて、後任者に引き継いでいきます。 早く引き継ぐことより、確実に引き継ぐことが大切です。 (10日前)取引先への挨拶回り、挨拶状の手配 10日前になれば、取引先へ挨拶回りに向かいます。 後任者がいれば、同伴させて、紹介しましょう。 取引先の都合で直接会えない場合は、挨拶状を作成します。 挨拶状には、きちんと後任者の名前を紹介しておきます。 自分宛ての郵便物があれば、後任者や部署など、送付先を変更しておきましょう。 会社に返却するものがあれば、コピーを取ってから返却します。 退職に必要な手続きや書類作成があれば、漏れなく対応しておきます。 いらないものは、少しずつ処分していきましょう。 (退職日当日) 会社から借りているものをすべて返却します。 会社から受け取るものは、事前にチェックリストを作成して、きちんと確認しておきましょう。 上司や同僚に最後の挨拶をして、職場を後にします。 送別会がある場合は、羽目を外しすぎないように要注意です。 (退職後) 源泉徴収票・離職票は、退職してから受け取ります。 必要書類を受け取れば、退職後に必要な手続きをすみやかに行いましょう。 退職のスケジュールを把握しておこう。

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家族に無断で退職を強行するのは危険。

退職とは、生活と人生に深く関わるイベントです。 上司に退職の意思表示をする前は、家族とよく話し合いましょう。 独身者なら、両親です。 既婚者なら、パートナーです。 収入が減る可能性があれば、今度の人生設計にも大きく影響します。 既婚者の場合、転職によって職場が変われば、パートナーとともに引っ越しをしなければいけない事情も発生します。 学校に通う子供がいれば、転校する必要もあるでしょう。 子供にとって友達と離れるのは、大きな負担に違いありません。 近所付き合いも、がらりと変わるはずです。 一言で「退職」とはいえ、その影響は大きなものです。 会社都合で突然解雇される場合は別ですが、相談のない身勝手な退職は、後から夫婦関係に影響する可能性があります。 転職に失敗して、仕事だけでなく、パートナーまで失っては悲惨です。 家族とよく話し合い、了承を得ることが大切です。 了承がスムーズに得られなければ、納得がいくまで話し合いましょう。 家族の同意が得られれば、精神的な安定が得られるため、転職活動に集中しやすくなります。 家族からの励ましがあれば、さらに意欲が強くなり、転職活動にも身が入るでしょう。 結果として、転職の成功を後押しする効果があるのです。 上司に退職の意思表示をする前に、家族とよく話し合い、同意を得ておく。

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退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。

退職時期の参考にしたい1つが、退職金です。 退職金の金額に応じて、退職時期を決める判断も変わるでしょう。 「退職するなら退職金の支給が普通」と思うかもしれませんが、退職金のない企業も数多く存在します。 「退職金があるはず」と思い込まず、きちんと確認することが大切です。 退職金制度があれば、退職金制度の詳しい内容を確認です。 一般的には勤続年数に応じて退職金の金額も変わりますが、細かい条件は企業によって異なります。 退職金の算定方法は、法律で定められているわけではないため、企業ごとに差があるのです。 退職金の算定に「ポイント制」を採用している企業もあります。 社員の能力や実績に応じて、退職金額を算定する方法です。 はたまた、リストラの一環として「早期退職制度」を設けている企業も珍しくありません。 早期退職制度を利用するなら、通常の退職金に、金額が上乗せになるはずです。 上乗せされる金額については、やはり制度によります。 退職時期がたった1年ずれるだけで、退職金が大きく変わる場合もあります。 さまざまな条件が絡むため、退職金規定をきちんと確認することをおすすめします。 電卓を持って、しっかり金額の計算です。 退職金は、退職するときだけのチャンス。 あくまで参考ですが、退職時期を考える材料になるはずです。 退職規定を、詳しく確認して、退職時期の参考にする。

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働きながら転職活動をするのがいい。

転職活動をするとき、2つのパターンがあります。 (1)退職してから転職活動 (2)働きながら転職活動 退職してから転職活動をすれば、自由に時間が使えます。 転職活動に専念しやすいメリットがありますが、実際は慎重な判断が必要です。 一度仕事を辞めると、収入が途絶えます。 再就職が決まる時期もはっきりしません。 不可能ではありませんが、生活上のリスクがあるため、退職してからの転職活動は慎重になるのが賢明です。 貯金があったとしても、無職の時期に事故や病気で入院にもなれば、余裕は一気になくなるでしょう。 とりわけ既婚者や子持ちの場合は、慎重になったほうがいいでしょう。 事情がなければ、働きながら転職活動をするのが得策です。 仕事と並行して転職活動をするのは、大変忙しくなりますが、働いている間は給料があり、生活も保障されます。 内定が決まれば、安心して退職できるでしょう。 多忙なスケジュールになりますが、そもそも転職活動は多忙なスケジュールが当たり前です。 確実に転職を成功させたければ、事情がないかぎり、働きながら転職活動をおすすめします。 事情がないかぎり、働きながら転職活動をする。

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退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。

退職を避けるべき第一の時期。 それは、繁忙期です。 たった1人の退職とはいえ、上司や職場にとっては負担になるイベントです。 1人が退職して、代わりに新しく人を入れるなら、求人募集と面接が必要です。 上司は、通常業務と並行しながら求人募集と面接をしなければいけないため、スケジュールがさらに切迫します。 そのため退職手続きも、不注意による漏れやミスなど、不備が発生しやすくなります。 自分にとっては、後任者への引き継ぎも難しくなるでしょう。 丁寧に引き継ぎをしたくても、慌ただしい職場では落ち着いてできません。 また、別れと言えば送別会ですが、業務に余裕がなければ、送別会が開けないこともあり得ます。 お互いにとって、すっきりしない別れ方になるに違いありません。 退職は、できるだけ繁忙期を避けたほうが、会社にとっても自分にとっても好都合です。 どうしても避けられない場合は仕方ありませんが、できるだけ配慮したほうが円満に退職できます。 あなたの職場で、最も忙しい時期はいつですか。 繁忙期は、企業や業種によって異なります。 退職は、繁忙期を考慮したタイミングを考えておくといいでしょう。 退職は、できるだけ繁忙期を避ける。

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上司を納得させる退職理由のポイント。
「ポジティブな根拠」と「強い意志」。

退職を直属の上司に切り出せば、退職理由は確実に聞かれます。 「給料が低いから」「転職したいから」「キャリアアップをしたいから」など、単純な理由は要注意。 意志の弱い理由を答えると、すぐ切り替えされ、強く引き止められるでしょう。 上司を納得させる退職理由には、次の2つのポイントが重要です。 (1)ポジティブな根拠 (2)強い意志 根拠がなければ、厳しい指摘が入るのは確実です。 強い意志が感じられなければ、上司から強く引き止められるでしょう。 当然ですが、職場や人をけなすような退職理由は厳禁です。 退職を切り出すなら、ポジティブな根拠と強い意志を感じさせる退職理由であることが大切です。 たとえば、次のような言い方ができます。 ▼退職を切り出すときの例 今の仕事には満足しています。 上司や同僚にも恵まれ、給料にも不満はありません。 しかし、今後のキャリアを考えると「そろそろ別の環境でスキルを磨きたい」という思いを抱くようになりました。 私としては、もっと新しいことに挑戦したい気持ちがあります。 今の職場でもスキルアップは可能だと思いますが、会社の規則や環境を考えると、難しいのではないかと感じます。 ずいぶん前から考えていたことであり、悩み抜いた末、新しい環境に移るべきだと決意しました。 身勝手な考えかもしれませんが、何卒、ご理解のほどお願いいたします。 ▲ 退職理由は、出だしが肝心です。 しっかり考え抜いた上での決断と分かれば、上司も引き止めにくくなるでしょう。 退職理由は、退職がスムーズに行くかどうかを決める重要ポイントの1つです。 退職理由はじっくり時間をかけて、十二分に準備しておきましょう。 退職を切り出すなら、ポジティブな根拠と強い意志を感じさせる退職理由を準備しよう。

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上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。

法律では、事情がある場合を除き、労働者が退職を申し出れば、使用者は拒めないとされています。 民法上では、退職を申し出てから2週間後には、退職が可能になります。 しかし、最初から法律うんぬんで話を進める方法は避けるべきです。 権利を振りかざした言葉遣いでは、反感を生みやすくなります。 退職はできても、人間関係が悪くなり、後味の悪い状況になるでしょう。 できるだけ円満になるよう、まず話し合いから進めるのが得策です。 退職を切り出すのは、まず直属の上司です。 いきなり社長や同僚には話さず、上司と2人で話し合いましょう。 ある程度は時間がかかることを覚悟の上、じっくり話し合います。 ところが何度相談しても、上司が一向に聞き入れてくれない状況があるとします。 そうした場合は、さらに上の上司や人事部に相談しましょう。 より権限の強いところへ訴えれば、申し出が通りやすくなるはずです。 それでも改善しないときは、労働基準監督署に相談します。 会社には申し訳ないのですが、聞き入れてくれなければ、別の手段に頼るしかありません。 法に訴える手段は、最後の手段と考えましょう。 そのほか、強攻策もおすすめしません。 突然出社しなくなったり、退職願を内容証明で一方的に送ったりなどの方法では、見苦しい対立が生まれます。 円満に退社できるよう、できるだけ話し合いによる解決を心がけるのが得策です。 直属の上司が退職の申し出を聞き入れてくれなければ、さらに上の上司や人事部に相談する。

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退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。

退職願が受理されれば、正式に退職が決まります。 束縛からの解放感があり、ほっと一安心するところでしょう。 その職場で働く終わりが見えれば、名残惜しい気持ちも出てくるかもしれませんね。 さて、そんな解放感とともに、甘い考えを抱きがちです。 「どうせ辞めるのだから、遅刻してもいいだろう」 「退職願が受理されたのだから、自由に欠勤してもいいだろう」 退職が決まってから、遅刻や無断欠勤が目立ち始めるケースです。 たしかに退職願が受理され、退職が正式に決まりましたが、遅刻や無断欠勤をしていいわけではありません。 退職前に遅刻や無断欠勤をすると、上司や同僚と揉める可能性があり、退職がスムーズにいかなくなる可能性があります。 「どうせ辞めるのだから」という投げやりな態度は、社会人らしくありません。 上司や同僚と揉めながら退職するのは、後味が悪くなります。 こうしたトラブルを避けるために、退職願が受理されても、退職日までは遅刻や無断欠勤などを避けましょう。 有給休暇の消化や体調不良の場合は仕方ありませんが、事情がなければ、普段どおりの真面目な勤務態度を心がけます。 退職日までは、社員です。 仕事中は、給与も発生しています。 投げやりな態度にならず、最後まで職務を果たす姿勢が大切です。 むしろ退職日が近いからこそ、いっそう気合を入れるようにしましょう。 退職が決まった後の、遅刻や無断欠勤には注意する。

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上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。

退職や転職の際、上司と転職先の都合がぶつかることがあります。 たとえば、上司に退職を切り出したところ「今は忙しいから、退職は2カ月後に延ばしてほしい」と言われた。 その一方で、転職先からは「人手が足りないから、1カ月後に来てほしい」と言われるなどの状況です。 上司と転職先のどちらの都合を優先させるべきか、迷うところですね。 実際はさまざまな条件が絡むため、一概には言えませんが、あくまで一般的な状況で考えるとします。 この場合、転職先の都合を優先させるのが賢明です。 転職先の都合を後回しにすると、せっかくの内定が取り消される可能性があるからです。 たしかに勤めている職場の迷惑を避ける配慮は大切ですが、そのせいで転職が失敗しては意味がありません。 上司には少し迷惑をかけてしまいますが、転職が成功しかけている段階です。 転職の絶好のチャンスを生かすためにも、転職先の都合を優先させたほうがいいでしょう。 退職日までは、職務を果たす約束をすれば、上司も理解を示してくれるはずです。 引き継ぎは、スケジュールが混み合うことが予想されます。 非常に忙しくなるのを覚悟の上、最後まで責任を持った対応を心がけましょう。 上司と転職先の都合がぶつかれば、できるだけ転職先の都合を優先させる。

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後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。

退職を切り出したとき、上司は、ある一言を申し出ることがあります。 「後任者が決まるまで、退職は待ってくれないか」という提案です。 上司の言い分にも、一理あります。 後任者もいない状態で強引に退職するのも、職場に迷惑がかかるでしょう。 もちろんすでに再就職が決まっているなら、上司の提案を振り切る必要もあります。 しかし多くの場合「仕方ない。少しは待ってもいいかな」と、妥協する人も多いのではないでしょうか。 もちろん上司の提案を受けるのもいいのですが、1つ、注意があります。 後任者が見つかるまで退職を保留にするなら、必ず期限を設けておきましょう。 期限がないと、退職がうやむやになりやすいからです。 上司は「忙しい」「時間が足りない」などを理由に、求人や退職手続きを後回しにすることがあります。 数週間待っても後任者が決まらないと、自分もだんだん退職の気持ちが冷めていくでしょう。 そうこうしているうちに、いつの間にか退職の話が消えてしまい、会社に残ることになる場合があるのです。 はっきりした口調で、期限の話し合いをしましょう。 「待つことはできますが、期限を作らせてください」 「最終期限は○月いっぱいでお願いしたいのですが、いかがでしょうか」 「3週間は待ちます。それ以降は、状況にかかわらず、退職手続きをお願いいたします」 最終的な期限の設定は、上司との話し合いになりますが、いずれにせよ、必ず期限を作っておくことです。 退職計画をうやむやにしないためにも、明確な姿勢に出ることが大切です。 後任者が決まるまで退職を保留にするなら、必ず期限を決めておく。

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スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。

退職が決まれば、引き継ぎのスケジュールを立てましょう。 スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部です。 手当たり次第に引き継ぐこともできますが、後任者に迷惑がかかるでしょう。 引き継ぎの漏れが出たり、無理なスケジュールになったりなど、前任者としての常識が疑われます。 最悪の場合、退職日までに間に合わない可能性もあるはずです。 引き継ぎの完了は「退職の3日前まで」が一般的です。 退職日から逆算してスケジュールを立てましょう。 まず、引き継がなければいけない仕事のリストアップです。 仕事の進行状況、仕事の種類、手順、方法、段取り。 引き継ぎ作業を細かくリストアップして、方法や優先順位を考えます。 営業職なら、顧客名簿に担当者の詳細情報も書いておくとよいでしょう。 取引先に後任者を紹介する必要があれば、取引先の都合を考える必要があります。 大切な書類があれば、格納場所も教えます。 暗証番号が必要なら、セキュリティーに注意しながら伝えます。 暗証番号に関しては、メモで伝えるより、口頭のほうが適切である場合もあります。 大きな引き継ぎは、一度に教えるのではなく、細かく分けて1つずつ教えたほうがいいでしょう。 なかなか理解してくれなくても、腹を立てず、分かるまで優しく何度も教えます。 引き継ぎの主役は、後任者です。 あくまで後任者の立場に立ち、後任者が無理なく仕事を覚えていけるスケジュールを考えましょう。 後任者にとっても、引き継ぎのスケジュール表があったほうが、安心するはずです。 スケジュールの組み立て方が、引き継ぎの質を決めます。 引き継ぎのスケジュールを立てよう。

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後任者がいないのは、自分のせいではない。

退職が受理されたものの、退職日まで後任者が見つからない場合があります。 思うように求人がない場合もあれば、面接が間に合わなかった場合もあるでしょう。 直接対面して引き継ぎができなければ、仕方なく引き継ぎ資料を作ることになるはずです。 「後任者が見つからないのは、自分のせいだ」 そう思って罪悪感を抱く人もいるかもしれませんね。 しかし、考えすぎるのもよくありません。 後任者が見つからないのは、上司や経営者の責任と考えるのが妥当です。 上司と話し合った上で退職願が受理されているなら、後任者を見つけるのは上司の仕事です。 後任者が見つからなくても、退職者の責任ではないため、自分を無理に責める必要はありません。 罪悪感を抱く時間があれば、引き継ぎ資料の作成に専念したほうが、はるかに現実的です。 ただし、自分は悪くないとはいえ、態度には注意です。 自分は悪くないと言わんばかりの態度を出せば、上司や同僚からひんしゅくは買うでしょう。 退職日までは、人間関係の摩擦が起きやすい時期です。 「ご迷惑をおかけして、申し訳ございません」と、低姿勢になっておくほうが得策です。 素直に謝っておくほうが、職場の人間関係はスムーズになるはずです。 退職日まで後任者が見つからなくても、自分の責任だと責めすぎない。

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引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。

引き継ぎも、いつかは終わりを迎えます。 順調に進めば、引き継ぎが予定より早く終わることもあるでしょう。 教えるべきことはすべて終わり、後任者もスムーズに仕事ができるようになれば、自分はすることがなくなります。 暇そうにぼうっとしていると、同僚の中には不快に思う人もいるでしょう。 職場の雰囲気が悪くなり、周囲も気を遣います。 だからとはいえ、同僚と雑談ばかりするのも、仕事の邪魔になるでしょう。 さて、こういうときに心がけたいことがあります。 雑務です。 「何かお手伝いできることはありませんか」と言って、周りに声をかけてみましょう。 短時間で済むような軽い仕事なら、引き受けやすいでしょう。 仕事の手助けをすれば、同僚も仕事が軽くなり、助かります。 雑務とはいえ、仕事をしているわけですから、職場にいづらくなることもありません。 そのほか、雑多な事務作業を手助けするのもいいでしょう。 ごみの片付け・書類のコピー・郵便物の受け渡しなど、雑用を自発的に対応するのもよい方法です。 少しでも職場を手助けする姿勢を見せれば、退職日まで円満に過ごせます。 引き継ぎが終わってすることがなくなれば、同僚の雑務を引き受けよう。

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折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。

初出勤の日までまったく連絡がないのは、転職先としては不安です。 「退職手続きで、何かトラブルでも起こっているのだろうか。きちんと出勤してくれるだろうか」 そんな不安をかき立てるでしょう。 連絡がなければ、その状況が分かりません。 再就職が決まっているなら、退職の進行状況を転職先に連絡しておきましょう。 こまめに連絡するのは、仕事での基本ですね。 退職の準備が順調に進んでいる連絡があると、転職先も安心します。 もちろん守秘義務があるので、具体的な状況の説明は不要です。 あくまで順調だと分かる内容なら、十分です。 もし退職の進行が遅れているなら、念のため、連絡しておくといいでしょう。 定期的に連絡をしておけば、入社時期が遅れることになっても、寛容に受け入れてもらえる可能性があります。 退職だけでなく転職をスムーズにさせるためにも、折を見て、退職の進行状況を連絡しておきましょう。 ただし、転職先へメールを送るとき、会社のメールアドレスの使用は厳禁です。 あくまで業務外の活動ですから、会社のメールを使用するのは不適切です。 また、転職先と電話をするなら、社員が聞こえる場所では控えるようにします。 退職するのは分かっていても、業務中に仕事と関係ないやり取りを見るのは、気持ちのいいことではありません。 退職するまでは、社員の一員です。 転職先と電話でやり取りをするなら、社員が聞こえない場所でするようにしましょう。 退職の進行状況を、転職先に定期的に連絡する。

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外野からの野次の対処法。

あなたが退職すると分かれば、外野からいろいろな言葉が飛んでくるでしょう。 「絶対うまくいくよ」「次の職場でも頑張ってね」などの励ましだけとは限りません。 中には、野次ってくる人もいるはずです。 「退職するなんて、間違っている」という否定。 「あなたが転職なんてうまくいくはずがない」という悪口。 「退職できるなんて、いい身分だね」という嫌み。 「恩を仇で返すつもり」という批判。 「この時期に退職するなんて迷惑」という不平不満。 「次の職場は、もっとつらいと思うよ」という陰湿な言葉。 聞いてもいないのに、あれこれ小言を言ってくるのです。 中には理にかなった言葉もありますが、真面目に受け止めていると、だんだん精神が病んでいくでしょう。 せっかく決心した退職が、外野からの野次のせいで、気持ちが揺らぐことも考えられます。 では、どう対処すればいいか。 外野からの野次は、激励として受け止めましょう。 実はみんな、あなたを応援しているのです。 居心地のいい場所から抜け出て、新しく挑戦しようとする様子が、かっこよくて仕方ありません。 新しい人生を歩もうとする決意に、周りの人はしびれています。 厳しい野次も「大変だけど、頑張ってくれ」という意味として受け止めます。 そうすれば、無駄に元気を奪われるどころか、元気が出てくるはずです。 外野からの野次は、激励として受け止める。

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取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。

退職10日前後になれば、取引先に退職の挨拶をしに行きます。 このとき、後任者がいれば同伴させ、後任者の紹介も行いましょう。 さて、取引先には、後任者の紹介の仕方が重要です。 取引先に後任者を紹介するときには、次の一言を添えて紹介するといいでしょう。 「私より頼りになる人材です」という一言です。 取引先の心理として、担当者が別の人に代わると、やはり不安があるでしょう。 「きちんと仕事をしてくれる人だろうか。新しい担当者とうまく付き合っていけるだろうか」と思うに違いありません。 そこで「私より頼りになる人材です」という一言を添えて紹介すれば、取引先の不安を軽くできます。 後任者にはプレッシャーになる一言ですが、取引先にとっては、安心できる紹介です。 そのほか、後任者に素晴らしい点があれば、一緒に紹介するといいでしょう。 高い能力や資格などがあるなら、アピールの1つとして伝えておきます。 社交辞令でもかまわないので、言っておきたいところです。 後任者にとっても、前任者や取引先から期待されていることが伝わり、仕事への気合が入るはずです。 取引先には「私より頼りになる人材です」という一言で、後任者を紹介する。

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会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。

「いつか役立つかもしれない」 「少しくらい持ち帰っても、分からないのではないか」 そう思って、業務資料や顧客データを、こっそり持ち帰る。 これは法に触れる行為です。 退職するタイミングで、会社の所有物を持ち逃げするのは厳禁です。 悪質な行為であり、謝るだけでは済まない問題に発展することがあります。 会社の所有物を持ち逃げするのは、立派な泥棒です。 一度に信用を失い、転職先にも影響することがあります。 顧客情報が流出して大きな問題に発展すれば、損害賠償を請求される可能性もゼロではありません。 会社の書類や顧客データは、すべて会社の財産です。 たとえ使わなくなった古い資料であれ、会社の財産であることに変わりありません。 「どうせ捨てるものだろう」と思うものでも、それは自分が判断することではなく、会社や上司が判断することです。 持ち帰ろうとは考えず、すべて会社に返却するようにしましょう。 「会社のお金で買ったものは、すべて会社の所有物」と考えれば、区別しやすくなります。 たったボールペン1本でも、会社の所有物なら、返却対象です。 持ち帰るのは「仕事で身につけた知識や経験」だけにしておきましょう。 会社の所有物は、持ち帰らない。

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一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。

一度受理された退職願は、取り下げることができるのでしょうか。 これは、退職手続きの状況によるでしょう。 後任者が決まり、引き継ぎも終わった段階で取り下げるのは、さすがに現実的ではありません。 退職手続きが進んだ状態で引き戻すのは難しいでしょう。 しかし、退職手続きが着手されていなければ、取り下げが認められる可能性があります。 あくまで上司との相談しだいですが、比較的、取り下げやすい状態ではあるでしょう。 上司としても、会社に残ってもらったほうが、面接の手間が省けたり戦力が維持できたりなど、助かるはずです。 ただし、退職願を取り下げるなら、よく考えた上で判断したほうがいいでしょう。 社内に残ることはできても、以前とは少し違った雰囲気を覚悟する必要があります。 退職願を取り下げても、社内では、上司や同僚から「退職予備軍」というレッテルを貼られるはずです。 その結果、社内の人間関係や昇進などに影響する可能性があります。 退職を取り下げた後、再び退職を切り出すのは、さすがに社会人としての常識を疑われるでしょう。 退職するのも迷惑がかかりますが、一度提出した退職願を取り下げるのも、迷惑がかかります。 退職願を取り下げるなら、こうした懸念を覚悟した上で判断することが必要です。 退職手続きが着手されていなければ、退職願の取り下げができる可能性はあると考える。

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処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。

退職するときは、整理整頓をするのがマナーです。 使わない資料や電子データは、残しても仕方ありません。 必要な書類はシュレッダーで処分します。 会社から借りているパソコンがあれば、返却するとき、不要なファイルを削除します。 共有フォルダに置かれているファイルも、不要なものは削除しましょう。 さて、このときによくあるトラブルがあります。 処分のしすぎです。 不要な書類を片付けていると、大事な契約書までシュレッダーにかけてしまった。 不要なメールを削除していると、取引先の重要なメールまで削除してしまった。 引き継ぐべきものまで処分してしまい、引き継ぎに支障が出る場合があるのです。 紙の書類は、シュレッダーに掛けると、元に戻せません。 電子データは、一度完全に削除すると、復元するのは困難です。 謝って済めばいいのですが、謝って済まないケースもあるはずです。 会社の重要な財産まで捨ててしまえば、責任問題の話し合いになります。 場合によっては、弁償や賠償に発展する可能性もあります。 不要なものの処分は必要ですが、処分のしすぎには注意しましょう。 本当に必要ないことをよく確認してから、処分することが大切です。 判断に迷ったら、自分だけで判断せず、上司に相談するのがベストです。 本当に必要ないことをよく確認してから、処分する。

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退職で判断が難しい場面の考え方とは。

退職では、判断が難しい場面があります。 たとえば、取引先に退職の挨拶をするときです。 重要な取引先には、退職の挨拶をして当然ですが、関係が薄い取引先には、挨拶すべきか迷うところでしょう。 「わざわざ挨拶するほどではない」と思ってしまいます。 退職で整理整頓の際には不要なものを処分するわけですが、処分すべきか判断が迷う書類もあるでしょう。 「重要書類をうっかり処分してしまうと、大変なことになる」と心配になります。 さて、こんなとき、どうしますか。 基本的にすべて、丁寧な選択を選べば間違いありません。 関係が薄い取引先でも、お礼をする分には無駄にならないでしょう。 退職の挨拶がきっかけでやりとりが再開して、重要な取引先に発展する可能性があります。 処分すべきか迷うものがあれば、残しておくのが無難です。 破棄やシュレッダーをした後では、間に合いません。 念のため残しておくほうが、取り返しの付かない失敗は避けられます。 最終的に判断が難しいものだけ、上司に相談です。 上司には少し手間をかけますが、大きなトラブルは確実に避けられます。 ただし、上司に相談するなら、1つずつ相談するのはよくありません。 相談内容を分かりやすくまとめて、相談回数を減らす工夫をしましょう。 判断に迷ったときは、丁寧な選択をする。

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退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。

退職日まで有給休暇を消化する人もいるでしょう。 普段は忙しくて有給休暇が使いにくくても、退職が決まるとなると、別です。 たまった有給休暇を、一度に消化できるベストタイミングの1つです。 有給休暇を使って、転職活動を進める人も多いのではないでしょうか。 さて、退職日まで有給休暇を消化するのもいいのですが、1つ心がけておきたいことがあります。 最終日くらいは、職場に挨拶してはいかがでしょうか。 休暇を取得しているため、義務はありませんが、自発的な配慮はあっていいでしょう。 最終日までまったく連絡がないのは、上司や同僚も心もとなく思うでしょう。 最後のけじめとして、最終日くらいは職場に顔を見せて、退職の挨拶をするだけでも、印象はずいぶんよくなります。 かしこまった挨拶は必要なく「お世話になりました。ありがとうございました」という一言でいいのです。 職場に行けない用事があるなら、メールだけでもかまいません。 できるだけ美しい別れ方を心がけるのが、立派な社会人です。 きれいな別れ方ができれば、次のステップにも気持ちよく進めるでしょう。 職場に行く際に、簡単な贈り物も持参すれば、なお好印象です。 細やかな気遣いと心配りができるなら、きっと次の職場でもうまくいくはずです。 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしておく。

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退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。

退職をする際は、今までお世話になった方々にお礼を伝えましょう。 挨拶では、退職の報告はもちろんですが、今までお世話になった感謝も伝えましょう。 大げさな言葉ではなく、簡単な一言で十分です。 「退職することになりました。今までお世話になりました。ありがとうございました」 感謝を伝えて、迷惑になることはありません。 言えば言うほど、律義な印象が強くなり、気持ちのいい余韻になります。 退職の挨拶をしすぎることはありません。 しかし、逆はあるのです。 職場の人に退職の挨拶が足りない状況には要注意です。 「私に挨拶がなかった。お礼を言ってくれなかった。無視された」となれば、退職後の印象が悪くなります。 挨拶すべきか迷ったら、挨拶しておくほうが無難です。 たった一言でも、わざわざ声を掛けてくれるのは嬉しいものです。 挨拶すべきか迷う取引先があれば、ひとまず挨拶をしておいたほうがいいでしょう。 突然の連絡に最初は驚かれるかもしれませんが、退職の報告と感謝を伝えるぶんには迷惑にならないでしょう。 しばらく関係が浅かった取引先でも、退職の挨拶がきっかけで、取引が再開されるかもしれません。 場合によっては、転職先の取引先になったり、個人的な付き合いに発展したりすることもあるでしょう。 人の縁は、どこでつながっているか分かりません。 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはないのです。 退職の挨拶は、できるだけ多くの人に伝える。

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退職では、できれば贈り物をする。

退職の際は、お世話になった方々に贈り物をしてはいかがでしょうか。 必須ではありませんが、お世話になった感謝を形として表現する心配りは、きっと喜ばれます。 退職すると、社員ではなくなりますが、上司や同僚と個人的に付き合いが続くこともあるでしょう。 次の職場で取引先になる可能性も、ゼロではありません。 取引先とも、職場は変わっても接点を持つ可能性は十分あり得ます。 退職の贈り物をきっかけに、疎遠になっていた関係が戻るかもしれません。 お礼の意味だけでなく、今後の関係を深める意味も込めて、贈り物は無駄にならないでしょう。 贈り物の種類は、自由です。 生活に役立つハンカチやタオルでもかまいませんし、お菓子も喜ばれます。 お菓子は、上司や同僚の好みも考えて選ぶといいでしょう。 甘いものが苦手な人がいれば、おせんべいが無難です。 贈り物をするタイミングは、出社の最終日がいいでしょう。 もちろん都合が悪ければ、ほかの日でもかまいません。 さらに余裕があれば、メッセージカードも添えると感動的です。 小さな心配りですが、これをするかどうかで、退職のイメージに大きな差がつきます。 あなたの印象がよくなり、美しく職場を去ることができるでしょう。 退職後も、ずっとあなたのことを覚え続けてくれるに違いありません。 退職するときは、できればお世話になった方々に贈り物をする。

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退職時には、取引先の名刺も返却対象。

退職時には、会社から預かっているものはすべて返却しましょう。 社員証・健康保険証・制服・名刺などです。 会社から支給されたものは、常識として返却が必要だとすぐ分かるでしょう。 ところが、返却を忘れやすいものがあります。 取引先の名刺です。 自分の名刺は返却できても、取引先の名刺は会社から預かっている意識が希薄であるため、返却を忘れやすいでしょう。 しかし、取引先の名刺も、返却対象です。 取引先から名刺は、仕事を通して取得した名刺です。 取引先は、個人との取引ではなく、あくまで会社との取引のために名刺を渡しました。 そのため、取引先の名刺は会社の所有物ということになるため、退職時に返却が必要になるのです。 取引先の名刺は、上司によっては扱い方が異なります。 あとあと面倒なトラブルを避けるためにも、返却するのが無難です。 もし、上司から自分で処分するように指示されたときは、責任を持って処分しましょう。 名刺とはいえ、立派な個人情報です。 シュレッダーなど、復元できない手段で処分するのが適切です。 退職時には、取引先の名刺も会社に返却する。

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会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。

退職書類の受け取りについて、揉めることがあります。 「受け取った」「受け取っていない」という食い違いです。 たとえば、転職するときには、源泉徴収票が必要です。 退職後に必要だと気づきますが、いくら探しても見つからない。 「まだ受け取っていない」と思って会社に問い合わせると「すでに渡した」と言われる。 もらっていないと証明できるものがないため、八方ふさがりの状態になります。 再発行してもらうことになれば、会社に迷惑がかかるでしょう。 せっかく円満だった退職が、後になって印象が悪くなるのです。 会社から受け取ったものを、記憶だけに頼るのは危険です。 記憶は、時間が経てば経つほど曖昧になるため、後から確認しにくくなります。 トラブルを避けるため、退職の際は、会社から受け取るものを紙にリストアップしておきましょう。 受け取ったものは、何月何日に誰から受け取ったのかを書いておくと、後から確認しやすくなります。 退職してから受け取るものは、受け取れる時期も確認しておきましょう。 受け取ったものは、重要書類です。 紛失することがないよう、慎重に管理しておくようにしましょう。 会社から受け取るものは、チェックリストを作成して、確認しておく。

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最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。

退職日前後に行われるのが、送別会です。 省かれることもありますが、労をねぎらって、幹事が送別会を開いてくれることが多いでしょう。 主役なら、断るわけにもいきませんね。 みんなで飲み食いしながら、仕事の思い出話をして、最後のひとときを楽しむといいでしょう。 さて、この送別会で気をつけたいことがあります。 羽目を外した言動です。 送別会では「もう最後だから、すべてさらけ出してしまおう」と考えやすい。 お別れの解放感と酔った勢いのせいで、大胆な発言をしやすいのです。 「最後だから言いますけど~」 「前から思っていたんですが~」 最後だからとはいえ、露骨な発言をすれば、上司や同僚を驚かせたり傷つけたりするでしょう。 酔った勢いであっても、失礼な言動には注意です。 せっかくの送別会の雰囲気が険悪になり、別れ際の印象が悪くなります。 また、ひどく悪酔いすると、理性を失った行動に発展することもあります。 酔った勢いで、上司や同僚に乱暴でも働けば大変です。 送別会で事件を起こすと、退職や転職に悪影響が及ぶことがあります。 刑事事件にでもなれば、転職先の内定取り消しもあり得ます。 最後だから、すべてをさらけ出すのではありません。 最後だからこそ、最後まで気をつけるのが大人です。 送別会で楽しむのはいいのですが、適度の範囲を心がけましょう。 送別会で、羽目を外しすぎないように注意する。

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退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。

退職するときに避けて通れないのが、退職のスピーチです。 退職日に職場でスピーチすることもあれば、送別会のときにすることもあります。 「スピーチは大の苦手」「スピーチほど嫌いなものはない」という人もいるでしょう。 しかし、スムーズに話せる必要はありません。 言葉に詰まったり、大恥をかいたりしても、その場限り。 もう明日から職場に来ることはないのですから、思いきってスピーチをしましょう。 人付き合いが苦手でも、最後くらいは愛想よく振る舞いましょう。 さて、スピーチで気をつけたいのは、内容です。 退職のスピーチでは、何を話せばいいのでしょうか。 包み隠さず話すのはいいのですが「もう最後だから」と思って、会社や同僚の悪口は厳禁です。 スピーチにふさわしい内容は、やはり会社や同僚への感謝です。 これまでお世話になったことを思い出しましょう。 テンプレートには頼らず、多少不自然でもいいので、自分の言葉で話すことが大切です。 苦労した思い出話を交えながら、心からの感謝を伝えれば、印象的なスピーチになるでしょう。 また忘れがちなのが、後任者への激励です。 自分がいなくなった代わりにも、きちんと対応することをお願いしましょう。 周りからの期待が感じられれば、あなたがいなくなってからも、責任を持って仕事を対応してくれるでしょう。 退職のスピーチでは、悪口や批判は言わず、感謝を素直に伝える。

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退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。

退職後に、返却し忘れたものに気づくことがあります。 すべて返却したつもりでも、やはり人間ですから、うっかりがあるものです。 さて、こんなとき、どうしますか。 「今さら返却するのも気が引ける」 「返却し忘れていることに、誰も気づかないだろう」 「もう社員ではないのだから、捨ててしまってもいいのではないか」 会社の誰かが気づいて「返せ」という連絡があることも考えられます。 返却を渋って毎日を過ごすのは、おすすめできません。 会社から返却の連絡がいつあるか分からない状態で毎日を過ごすのは、精神的によくないでしょう。 その一方で、自己判断で処分するのも怖い。 退職後であれ、会社の所有物であることに変わりありません。 後で会社から返却要請があったとき、トラブルになります。 退職後に返却し忘れたものがあれば、きちんと返却しましょう。 気乗りがしなくても、会社まで届けに行くのがマナーです。 どうしても時間が取れなければ、配送で送るのもいいでしょう。 突然会社に荷物が届くと、社員を驚かせますから、事前に一言連絡を入れてから配送したほうがスムーズです。 退職後に返却し忘れたものに気づけば、きちんと返却しよう。

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退職後、前の職場の悪口は言わない。

「退職すれば、前の会社とは関係ない」 そう思って、悪口を言いたい放題になっていませんか。 たしかに社員でなくなれば、会社の看板を背負っているわけではなくなります。 会社から離れた状態になれば、どんな発言をしても直接、前の職場に伝わることはないと思うでしょう。 ところが、そこが要注意です。 会社と直接の関係はなくても、人間関係は、思わぬところでつながっているものです。 業界は、意外に狭いと考えることです。 どの業界も、知り合いを3人たどれば、ほぼ全員に到達できると言われています。 ちなみに知り合いを6人たどれば、世界中の人に到達できるとも言われています。 ある人に漏らした悪口が、人づてをたどり、前の職場まで伝わる可能性は十分考えられるでしょう。 せっかく円満に退職できても、後から恨まれることがあるのです。 退職後もよい関係を保つためにも、退職しても、前の職場の悪口は言わないことです。 さまざまな事情があったにせよ、人生の一時期を共に過ごした人たちです。 大変な仕事を共有した仲間であることは変わりありません。 言うなら、悪口ではなく、感謝にしましょう。 悪口が人づてで伝わるなら、感謝も人づてで伝わります。 退職後、あなたが感謝していることが前の職場に伝われば、退職後も、よい人間関係を保てます。 むしろ退職後のほうが、もっと仲良くなれる可能性もあるのです。 人も財産です。 利害損得は関係なく、個人的な人間関係として、退職後の大きな財産になるでしょう。 社会人としてのマナーというのもありますが、あなたの今後のためにも、感謝を言っておくほうが得策です。 退職後は、前の職場の悪口は言わず、感謝を言う。

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退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

退職後も、前職との人たちと定期的に連絡を取りましょう。 仕事をしてしばらく会っていないと、だんだん疎遠になっていきます。 連絡を取っていないと、せっかくの縁も切れてしまいます。 今さら関係ないと思いますが、一緒に仕事をしてきた仲間です。 定期的に連絡を取り合えば、末永く関係を保て、人生を豊かにする存在になるでしょう。 上司でもいいですし、同僚でもかまいません。 相手から連絡が来るのを待つより、自分から連絡してみましょう。 「久しぶりにお会いしませんか」「飲みに行きませんか」と声をかければ、すぐ反応があるでしょう。 連絡をしてはいけない事情があれば別ですが、余裕があれば、定期的に連絡すると喜ばれます。 昔話に花を咲かせながら、楽しい時間を過ごせるでしょう。 関係が続いていれば、思わぬ仕事が舞い込んでくるかもしれません。 前の会社が、取引先になる可能性もあるでしょう。 人間関係を保つのは、努力が必要です。 せっかくの財産なのですから、定期的に連絡を取り合って、仲を保つといいでしょう。 人間関係は、ワインのようなものです。 時間が経てば経つほど、味わい深くなります。 10年後・20年後には、かけがえのない人になっているでしょう。 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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