退職が決まったとたん、急に仕事の対応が悪くなっていませんか。
「辞めるのだから、後のことはどうでもいい」
「自分が失敗しても、誰かが責任を取ってくれるはず」
「やり掛けの仕事があっても、後任者が何とかしてくれるだろう」
退職日が近いとわかれば、解放感があり、気持ちが緩みやすくなります。
しかし、油断は禁物です。
退職するまでは社員です。
退職する日まで、給与が発生しています。
投げやりな仕事をしていると、職場の人に迷惑がかかります。
職場の人から嫌われ、気分の悪い別れ方になるでしょう。
給与を受け取っているかぎり、最後まで責任を持って職務を果たすのが、社会人としての品格です。
退職日までは、今までどおり全力投球で仕事に当たりましょう。
引き継ぎも、責任を持って、最後までやり遂げます。
たとえ退職日まで有給休暇を消化している状態であっても、退職日までは社員である自覚を持つことです。
会社の看板を背負っているわけですから、その会社の社員としてふさわしい言動を心がけます。
退職後も守らなければいけない守秘義務は、徹底して守りましょう。