執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

6

上司を納得させる退職理由のポイント。「ポジティブな根拠」と「強い意志」。

上司を納得させる退職理由のポイント。「ポジティブな根拠」と「強い意志」。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職を直属の上司に切り出せば、退職理由は確実に聞かれます。

「給料が低いから」「転職したいから」「キャリアアップをしたいから」など、単純な理由は要注意。

意志の弱い理由を答えると、すぐ切り替えされ、強く引き止められるでしょう。

上司を納得させる退職理由には、次の2つのポイントが重要です。

  1. ポジティブな根拠
  1. 強い意志

根拠がなければ、厳しい指摘が入るのは確実です。

強い意志が感じられなければ、上司から強く引き止められるでしょう。

当然ですが、職場や人をけなすような退職理由は厳禁です。

退職を切り出すなら、ポジティブな根拠と強い意志を感じさせる退職理由であることが大切です。

たとえば、次のような言い方ができます。

退職理由は、出だしが肝心です。

しっかり考え抜いたうえでの決断とわかれば、上司も引き止めにくくなるでしょう。

退職理由は、退職がスムーズに行くかどうかを決める重要ポイントの1つです。

退職理由はじっくり時間をかけて、十二分に準備しておきましょう。

仕事を円満に辞める方法(6)
  • 退職を切り出すなら、ポジティブな根拠と強い意志を感じさせる退職理由を準備しよう。
上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION