退職願が正式に受理され、退職日が決まれば、次にするのは引き継ぎです。
退職が決まれば、引き継ぎをしっかりしましょう。
退職後のことで頭がいっぱいになりそうですが、無責任な態度はよくありません。
自分が辞めることになれば、上司や同僚だけでなく、取引先にも影響します。
引き継ぎが不十分では、後任者に迷惑がかかります。
退職するなら、できるだけ波風を立てないのが、退職する人の使命です。
できる範囲から、後任者に少しずつ引き継いでいきましょう。
大切な資料やファイルがあれば、すべて渡しておきます。
紙の資料だけでなく、電子データも対象です。
仕事に必要な手順や方法があれば、漏れなく教えるようにしましょう。
注意事項も含めて引き継げば、ミスを防げます。
仕事を効率よくするノウハウやテクニックも、重要な引き継ぎ項目の1つです。
「こうすればスムーズにできる」というハウツーがわかれば、後任者も助かるでしょう。
仕事の量・種類・慣れなどを考えると、意外に時間がかかります。
後任者に手取り足取り引き継ぎをして、仕事が問題なくこなせるように指導します。
しばらくの間は、付きっきりの状態になるでしょう。
特に複雑な仕事は、時間をかけて引き継ぎましょう。
きちんと後任者に引き継ぐことができれば、安心して退職できます。