参加する企業の一覧に、聞き覚えのある大企業があれば気になるでしょう。
「おや。知っている企業がある。応募する気はないが、せっかくだから、話だけでも聞いてみようかな」
参考までに参加する人も多いのではないでしょうか。
もちろん大企業のブースでも、最初から真剣に応募する気があるなら、参加するのもいいでしょう。
一番前の席に座ったり、真剣に話を聞いたりすれば、顔を覚えてもらえるはずです。
しかし、現実はどうでしょうか。
実際のところ、大企業のブースは大混雑です。
座れれば、まだいいほうです。
立ち見になる場合も珍しくありません。
自分が気になって参加してみようと思うように、他の人も同じようなことを考えているもの。
誰もが同じことを考え、大企業のブースに集中する傾向があるのです。
そんなとき、発想を変えてみてください。
聞き覚えのある大企業でも、応募する気がなければ、最初に選択肢から外しておくのです。
余裕がないときまで無理に参加するのは、得策ではありません。
気になって参加すると、貴重な時間と体力を消費します。
合同企業説明会の時間は限られています。
名前を聞いたことがある大企業でも、最初から応募する気がなければ、あえて参加しないのも賢い選択です。
自分の軸をしっかり持ちましょう。
大企業の名前に踊らされないことです。
合同企業説明会では、志望企業に絞って効率よく回るほうが、時間や体力を有効に活用できます。