執筆者:水口貴博

合同企業説明会の30の心構え

8

予約を締め切った企業説明会は、諦めるしかないのか。

予約を締め切った企業説明会は、諦めるしかないのか。 | 合同企業説明会の30の心構え

単独の企業説明会では、定員制や予約制である場合があります。

やはり大手企業や人気企業の場合は、多くの人が殺到します。

予約を開始してから短時間で定員に達してしまい、早々に予約を締め切る場合があります。

申し込みが遅くなり、満員で登録できないこともあるでしょう。

特に第1志望の企業説明会に出席できないのは、要注意。

企業説明会は、事実上、1次選考の場合があります。

そうしたとき「仕方ない」と、簡単に諦めるのは得策ではありません。

無理を承知で試したい方法が、3つあります。

  1. 企業のウェブサイトの問い合わせからお願いする

予約が締め切られても、企業のウェブサイトの問い合わせからお願いをします。

「予約を締め切っているのは承知ですが、何とか参加させていただけないでしょうか」などの文面です。

応募者の熱意に押され、特別に配慮してもらえるかもしれません。

  1. 企業のウェブページを定期的に確認する

予約を締め切った後、出席枠が追加され、予約が再開されることがあります。

席が追加される場合もあれば、日程が追加される場合もあります。

企業としては、やはりできるだけ優秀な人材を採りたいのが本音です。

定員で制限を設けると、企業としても損失につながります。

できるだけ多くの人が参加できるよう、予約を締め切った後に出席枠が追加され、予約が再開されることがあります。

予約が再開されても、気づかなければ意味がありません。

予約を締め切った企業でも、ウェブサイトを定期的に確認して、空き状況を確認することをおすすめします。

特に辞退者が出やすい開催日の直前は、狙い目です。

  1. 予約が取れなくても、当日開場に向かう

予約がなくても、当日、企業説明会に向かいます。

無理を承知で、次のようなお願いをしましょう。

「予約はありませんが、立ち見でもかまいませんので、参加させてください」

「開場の端でもかまいませんので、参加させてください」

採用担当者も、人間です。

応募者が強い意欲と熱意を示せば、積極性に押され、特別に参加させてもらえる可能性があります。

もちろんもともと出席できない前提ですから、うまくいかなくても、感情的にならないのがマナーです。

合同企業説明会の心構え(8)
  • 予約を締め切った企業説明会でも、無理を承知で、別の方法を探る。
資料ばかり見続けない。
話が始まれば、顔を上げる。

合同企業説明会の30の心構え

  1. パソコンの手入れをして、いざというときに備える。
  2. 企業説明会の情報を入手する、5つの手段。
  3. 企業説明会の雰囲気は、参加前に確認できる。
  4. 案内資料を当日もらうのでは、遅い。
  5. 企業説明会では、隣の人に話しかける。
  6. 志望企業が企業説明会を開くなら、できるだけ出席したい。
  7. 学内企業説明会とは。
  8. 予約を締め切った企業説明会は、諦めるしかないのか。
  9. 資料ばかり見続けない。
    話が始まれば、顔を上げる。
  10. クリップボードがあれば、何かと便利。
  11. クリップボードは、真剣な印象をアピールする道具でもある。
  12. ノートに書き写すより、案内資料に直接記入したほうがいい場合もある。
  13. 合同企業説明会は、社員との接点として、最大限に生かす。
  14. 目上の人と接する場で手足を組むと、悪気はなくても、横柄に見えやすい。
  15. 合同企業説明会は、動きやすさと疲れにくさを重視。
  16. 顔は、記憶に残るだけ。
    名刺は、物として残る。
  17. 「第1志望」と言わなくても、社員にしっかり伝えられる方法。
  18. 企業説明会では、薬の持参が必須。
  19. 休むより1社でも多く見て回りたい人は、栄養ドリンク。
  20. あえて大企業のブースに向かわない選択もあっていい。
  21. すいているブースが、運命の出会いということもある。
  22. 必要ないと思う資料でも、ひとまずもらっておく。
  23. 企業と縁がなくても、知識や見識が深まるだけで価値がある。
  24. 余裕があれば、イベントブースを活用する。
  25. 聞き逃したことは、恥を忍んで、隣の人に聞く。
  26. 自分も選ぶ立場である。
  27. 質問したいことが見当たらない原因のほとんどは、研究不足。
  28. 質問で自己PRをしない。
  29. 企業説明会で、その企業の悪い点を尋ねてもいいのか。
  30. 回れなかった企業のために準備しておきたいものとは。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION