公開日:2014年9月15日
執筆者:水口貴博

履歴書を上手に作成する30のポイント

  • まず手をきれいに洗おう。
    履歴書の作成が気持ちよく始められる。
履歴書を上手に作成する30のポイント

まず手をきれいに洗おう。
履歴書の作成が気持ちよく始められる。

履歴書の作成は、手をきれいにしてから始めましょう。
手は、いつの間にか汚れているもの。
ドアを開け閉めしたり、本を読んだり、携帯電話を操作しているうちに、手には細かな汚れがたくさん付いています。

締め切りがあるか、必ず確認。

履歴書を作成するにあたり、まず注意したいことがあります。
締め切りです。
企業によっては、履歴書に締め切りが設けられている場合があります。

応募の締め切りを過ぎた企業は、諦めるしかないのか。

「志望企業に履歴書を送ろうとすると、すでに締め切りを過ぎていた」
就職活動では、提出期限の厳守が基本です。
締め切りが過ぎれば、基本的に履歴書は受理されません。

最初に手本を見てから書き始めたほうが、きれいに仕上がりやすい。

履歴書を買ったとき、見本の付録が付いていることがあります。
いきなり書き始めるのではなく、まず手本を見てから書き始めましょう。
単純な方法ですが、効果的です。

履歴書は、自分の分身。

履歴書は、自分のプロフィールを詳しく書きます。
おそらく人生で最も詳しいプロフィールの1つになるでしょう。
名前・住所・電話番号・メールアドレス・顔写真。

履歴書を作成するうえで、まず一番大切なこととは。

履歴書を作成するうえで、まず一番大切なこととは何か。
それは、応募企業に合わせて書類を作成することです。
「それくらいわかっている」と思う人もいるかもしれませんが、重要なことなので、もう一度念頭に置いてください。

書きたいところから書けばいい。

履歴書は、どこから書き始めますか。
真面目な人は、やはり最初から順に穴埋めをしていく人が多いのではないでしょうか。
名前・住所・電話番号。

集中力は、たった1回の電話やメールで、簡単に失われる。

履歴書の作成中は、携帯電話の電源を切っておきましょう。
時間の確認で携帯電話を見ると、そのままメールチェックを始めるでしょう。
メールチェックをしているうちに、いつの間にかウェブの閲覧になり、気づけば多くの時間が過ぎているでしょう。

心を込めて書いた履歴書は、読む人の心を動かす。

履歴書は、心を込めて書くことが大切です。
自分の魂を履歴書に宿らせるかのように、本気になって書きましょう。
履歴書は、血と汗と涙の結晶として、きちんと仕上げることが大切です。

誤字脱字はなくても、字のずれが目立つなら、書き直したほうが賢明。

履歴書の各項目は、無地が一般的です。
このとき、字を真横にそろえて書いているつもりが、いつの間にか上下にずれてしまうことがあります。
1文字に集中していると、全体のバランスが把握しにくくなる。

適度な余白は、自信を表す。

エントリーシートや履歴書で文章を書くとき、字を詰め込みがちです。
枠の中に書ける文字は、制限があります。
枠の大きさに限りがあれば、記入できる文字数にも制限ができます。

太字と細字が混在する履歴書は、許されるのか。

太字と細字が混在する履歴書は許されるのでしょうか。
たとえば、履歴書の名前だけ太いペンで書くと、ボリューム感が出て、堂々とした見栄えになります。
また、自己PRや志望動機は細いペンで書く一方、強調したい部分だけ太いペンで書く方法もあるでしょう。

書くことがないとき、どうするか。

能力もない。
資格もない。
実績もない。

履歴書を書くことも、希少な経験の1つ。

「履歴書を書くのは面倒」
「手が疲れる」
たしかに同じ内容を何枚も書くのは、手間暇のかかる仕事です。

全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなもの。

自己PRや志望動機は、全部書こうとしないことです。
たくさん書いたほうが、情報量も多くなり、就業意欲もしっかりアピールできると考える人もいるでしょう。
ところが、たくさん書いた割に、採用担当者には不評です。

箇条書きや見出しのルールは、統一させる。

統一させるのは、言葉遣いだけではありません。
見落としがちなのは、箇条書きと見出しです。
たとえば、ある部分の箇条書きでは「1、2、3」となっている一方、別の部分では「①、②、③」となっていないでしょうか。

力強いエピソードでも、印象が悪くなる内容なら、表現には要注意。

力強いエピソードでも、印象が悪くなる内容なら、控えたほうが賢明です。
場合によっては、好印象の評価が帳消しになる可能性があるからです。
たとえば、次のような志望動機のエピソードがあるとします。

履歴書の作成途中で、別のペンに取り換えない。

履歴書を書き始めれば、書き終わるまで同じペンを使いましょう。
履歴書の書いている途中でペンを変えると、インクの量が変わります。
字の濃さや太さなど、字の書き味が変わるでしょう。

資格学校は、学歴や職歴になるのか。

人によっては資格取得のため、学校に通う人もいるでしょう。
独学が苦手な人は、やはり資格学校に通ったほうが近道です。
一緒に勉強する仲間もできれば、大きな励みになり、モチベーションの維持・向上にもつながるでしょう。

伝えたいことが、伝わることになっているか。

「伝えたいこと」と「伝わること」。
それぞれの意味を確認してみましょう。
伝えたいこととは、応募者が採用担当者に理解してほしい内容です。

なぜ履歴書には、結婚や扶養家族に関する項目があるのか。

履歴書を眺めていると、意味のわかりにくい項目があります。
「結婚の有無」「扶養家族」「扶養義務の有無」などの項目です。
既婚か独身かを記入しなければなりません。

写真館を選ぶなら、少しでも評判のいいところ。

就職活動の写真は、写真館で撮るのが安心です。
スピード写真より、きちんとしたスタジオとプロのカメラマンによる撮影のほうが、明らかに出来栄えがよいからです。
さて、写真館を選ぶときに考えたいことがあります。

スピード写真の写りをよくする3つの工夫。

スピード写真で撮影したい人もいるでしょう。
履歴書の写真は、写真館で撮影したほうがいいのですが、事情があってスピード写真を選ぶ人もいるはずです。
もちろんスピード写真も、履歴書で使えます。

写真の切り方は、その人の性格が表れやすい部分。

履歴書で最も目立つのは、写真です。
文字より写真のほうが訴える力が強く、注目が集まります。
履歴書に貼る写真は、少しでも写りがよくなるよう、評判のよい写真館で撮影することをおすすめします。

本人希望欄には、率直な希望を露骨に書かない。

自由に希望を書けるとする、本人希望欄。
本人希望欄ということで、希望を自由に書けると思っている人がいるかもしれませんが、少し誤解があります。
希望の給料・職種・勤務時間・勤務地など、率直な希望を露骨に書くのは控えたほうがいいでしょう。

履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。

「よし。履歴書ができた。さっそく、提出しよう」
そう思ったとき、もう一度、自己PRや志望動機を確認してください。
自分は意味がわかっても、相手にとってわかりにくい部分はありませんか。

複数の応募書類で、うっかりしやすい日付のミスとは。

複数の応募書類を送付するとき、うっかりしやすい日付のミスがあります。
それぞれの書類の日付が異なるというミスです。
もちろんそれぞれの応募書類は、日をまたいで作成することもありますから、日付が別々になる状況もあり得ます。

あえて送付状を手書きで作成する方法も、時には有効。

送付状といえば、パソコンで作成するのが一般的です。
エントリーシートや履歴書は、手書きによる作成が一般的ですが、送付状はあくまで補助資料です。
送付状は、パソコンによる作成が許容されています。

最終確認は、あえて時間をあけるのがポイント。

履歴書が一通り書き終えれば、間違いがないか、見直しましょう。
誤字脱字、文法の誤り、表現の仕方などです。
意外に間違えやすいのが、連絡先です。

履歴書を面接に持参する場合、添え状は必要か。

履歴書や証明書など、必要書類を郵送する場合、添え状が必要です。
添え状とは、履歴書などを提出する際、その旨を記して添える書類のことです。
「封筒の中を見れば中身がわかる」と思いますが、やはりきちんと説明した文書が添えられているほうが丁寧です。

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