合同企業説明会では、数多くの企業が参加します。
事前に回る順番を決めていても、すべて回りきれるとは限りません。
それぞれのブースの待ち時間は、当日になってみないとわからない状況もあります。
思ったより人が多くて、回りたかった企業に回れないこともあるでしょう。
特に志望企業に回れなかった状況は、致命的です。
重要な話を聞き逃し、顔も覚えてもらえず、選考で不利になる可能性があるでしょう。
さて、回れなかった企業は、仕方ないと思って、のこのこ諦めるのはもったいない。
こんなときのために準備しておきたいのは、履歴書のコピーです。
回れなかった企業には、せめて履歴書のコピーだけでも渡しておきましょう。
企業によっては、快く受け取ってくれるはずです。
名刺を渡すのもいいのですが、このぎりぎりの状況では、履歴書のコピーを渡すほうがインパクトが期待できます。
履歴書には写真も付いているので、顔も覚えてもらえます。
「説明会で履歴書のコピーを渡しても仕方ない」と思うかもしれません。
しかし、積極的に自分を売り込む様子が伝わるなら、渡す価値はあるでしょう。
実際に社員に会って話ができなくても、履歴書のコピーを通して、自分の存在を覚えてもらえるはずです。
効果のほどは企業しだいですが、数少ないチャンスを生かす準備は大切です。