「企業説明会に出席する」
この一言には、どことなく受け身の姿勢が感じられます。
一方的に話を聞き、場合によっては評価される。
もちろん貴重な時間を割いて、社員から話を直接聞かせていただくわけですが、大事なことを忘れていないでしょうか。
「自分も選ぶ立場である」という点です。
たしかに企業説明会は、選考の一部としての役割を担っている点があります。
企業はさまざまな学生と接して選ぶ立場でありますが、実際は、学生も選ぶ立場であることを思い出してください。
評価される側ではなく、評価する側でもあります。
選ばれる立場だけでなく、選ぶ立場でもあります。
自分が選ぶ立場であると考えると、話の聞き方も、より真剣になるでしょう。
企業説明会に参加するときは「どんな企業なのだろうか」とわくわくしながら、話を聞かせてもらいましょう。
さまざまな企業を調べたり、比べたりして、より自分に合った企業を選ぼうではありませんか。
社員のほうが、キャリアも年齢も高いわけですが、弱気になる必要はありません。
自分も企業を評価する立場であると考え、積極的に話を聞かせてもらいましょう。