面接が終わると、緊張から解放された反動で油断しがちです。
もう言葉遣いや態度を見られる心配はないと思いますが、実際はわかりません。
面接が終わった後でも、どこで社員が見ているかわかりません。
部屋から出たとたん、疲れた表情でため息をつけば、たまたま廊下を歩いている社員に聞かれるかもしれません。
緊張感のない様子を見られれば、せっかくよい印象が悪くなってしまうでしょう。
面接の後は疲れが押し寄せ、帰り道の途中にレストランで一休みしたくなることもあるでしょう。
もちろんレストランで食事するのはいいのですが、非常識な言動には注意です。
食事の態度が悪かったり、友人に電話をかけて面接官の悪口を言ったりするのはよくありません。
たまたま居合わせた社員が見聞きしているかもしれません。
帰り道の途中、信号無視や歩きたばこをすれば、社員に見られることもあるでしょう。
非常識な様子を見られると「それが本性」と思われ、評価の悪化につながるでしょう。
悪い評判は、すぐ採用担当者に報告が届きます。
気をつけたい場所は、まだまだあります。
コンビニ・歩道・駅・書店・電車の中などです。
会社の近くは、どこも社員がいる可能性があります。
面接が終わった後は、用事がある場合を除き、できるだけ無駄な寄り道は控えましょう。
家に戻るまでが面接です。
面接が終わっても「家に戻るまでは面接が続いている」と考え、緊張感を維持しましょう。