面接が終わっても、基本的にフィードバックはありません。
どこがよくて、どこが悪かったのか。
基本的に面接の詳しい評価は、応募者に連絡されることはないのです。
フィードバックがなければ、善しあしの判断が難しく、改善も難しいのではないでしょうか。
ただし、完全にフィードバックがないわけでもないのです。
不完全ではあるものの、手がかりにできる目安なら存在します。
面接官の様子なのです。
面接中の面接官を、よく思い出してください。
面接官が深くうなずいたところはどこですか。
面接官が深くうなずいたところは「なるほど」「わかりやすい」「評価できる」などと考えた可能性があります。
その話がよく理解できたり、説得力があったりしたのでしょう。
その部分は手応えがあったと判断できるため、今後も続けていけばいいことがわかります。
一方、面接官が不満げな様子を見せた瞬間はありましたか。
不満げな様子を見せたところは「しっくりこない」「わかりにくい」「物足りない」などと考えた可能性があります。
話の内容がよく理解できなかったり、不十分だったりした部分なのでしょう。
そうした点は見直して、改善することをおすすめします。
そのほか、面接官の様子をできるだけ細かく思い出し、面接官が抱いたであろう印象を想像してみてください。
心の中は、すべてが表に出るわけではありませんが、態度から垣間見ることができます。
相手の態度とは、心を読み解く手がかりの1つ。
面接官の態度は、あなたの面接を評価する、重要なフィードバックになるのです。