あってはならないことですが、違法な面接を行う企業が一部存在します。
病気や障害などを理由に、面接を断られた。
結婚や出産などを理由に、就職を断られた。
セクハラにつながる質問を答えるように強要された。
著しい差別発言をされ、個人の尊重を傷つけられた。
採用に関係ない個人情報を拒んでいるにもかかわらず、無理やり聞き出そうとする。
こうしたことは、明らかに違法です。
我慢して終わりにするのもいいのですが、違法な企業を放置すれば、自分と同じ苦しみを味わう人がさらに増えるでしょう。
違法な面接を行う企業は、我慢だけで終わりにするのではなく、適切な対処も必要です。
たとえば、知人や友人などに被害を報告して、広く知らせるといいでしょう。
悪質な出来事があったことを、大学の就職課に報告して、今後のアドバイスに役立ててもらいます。
各都道府県に設置されている労働局に相談し、改善を求めるのもいいでしょう。
違法かどうか判断が難しい場合は、ひとまず就職課や労働局に報告するだけでもかまいません。
手間暇がかかるのは事実ですが、適切な対処をすれば、自分と同じ苦しみをする人が減るはずです。
面接は、公平に行われたいですね。
あなたが通報することで、公平な社会を促す一助になるはずです。