面接が終われば、お礼状を出すのが基本です。
お礼は、簡潔にまとめた内容で十分です。
メール・手紙・電話など、自分に合った方法でお礼を伝えましょう。
さて、このとき、よく抱く疑問があります。
「1次面接のときにお礼状を出せば、2次面接や3次面接の後は、お礼が不要ではないか」という疑問です。
決まりとしてあるわけではありませんが、基本的に、お礼状は面接ごとに必要です。
1次面接の後だけでなく、2次面接や3次面接の後も、やはりお礼状を出しましょう。
あなたが採用担当者になって考えてみてください。
やはり面接ごとにきちんとお礼状を出す人は、しっかりしていると感じるはずです。
あなたがそう感じるように、採用担当者もそうなのです。
お礼状を出す手間が増えるのは事実ですが、それは面接官も同じです。
1次面接だけでなく、2次面接や3次面接でも、面接官は忙しい時間を割いて面接をしてくださいました。
その気持ちに報いるためにも、お礼状の1つくらい出すのは、社会人として当然のマナーでしょう。
きちんとお礼ができるのは、社会人としてのマナーが行き届いているアピールになるはずです。
面接ごとにお礼を出す場合、お礼状の文面に注意があります。
お礼状の文面がいつも同じでは、義務で送付していると思われます。
できれば、お礼状ごとに文面を少し変えて送ると、なお好印象です。
お礼をして、評価を上げることはあっても、下げることはありません。
手間を惜しむのではなく、手間をかけることです。
その手間に込められた気持ちは、面接官にも届くはずです。