本来は、結婚前にすべてを明かすのが理想です。
病気のこと、人間関係のこと、お金のことなどです。
つらい過去もあれば、すべて打ち明けておくといいでしょう。
しかし、これはあくまで理想です。
実際は、やはり言いにくい秘密が、1つや2つあるものです。
結婚した後、パートナーから真面目な顔で「実はね」と、重大な秘密を打ち明けられることがあります。
借金、病歴、犯罪歴などです。
人には言いにくい、醜い過去もあるでしょう。
さて、その瞬間、あなたはどう対応するかです。
かっとなって「なぜ、もっと早く言ってくれなかったの」と怒鳴っても、仕方ありません。
怒りをぶつけると、パートナーはあなたへの信頼が半減し、余計に隠し事をしたくなります。
まず心がけてほしいことは、感謝です。
「打ち明けてくれてありがとう」と言いましょう。
打ち明けてくれただけ、まだいいのです。
あなたのことを信用している証拠です。
少し告白が遅れましたが、正直な姿勢に感謝しましょう。
次にしてほしいことは、一緒に立ち向かうことです。
夫婦なのですから、心を大にして受け入れます。
解決できることは、協力して解決しましょう。
解決できないことは、一緒に回避策を考えましょう。
夫婦ですから、協力です。
「困難を一緒に乗り切ろう」という姿勢を見せることです。
パートナーも「打ち明けてよかった。素晴らしい人と結婚できてよかった」と思います。
夫婦の結束が、より強くなるのです。