「結婚してから性格が変わったね」
そんな言葉を言われたことはありませんか。
親しい友人からは、あなたの変化を敏感に感じ取ります。
ところが、自分では変化の自覚がありません。
普段と同じつもりでも、周りの人から「性格が変わった」などと言われると、少し不安になりますね。
言い方にもよりますが、どことなく不安にさせる言葉です。
この変化は、2つの状況から発生します。
1つ目の変化は、責任感です。
やはり既婚者として、身の振る舞いに気をつけようと思います。
言葉は今までより丁寧になり、態度も少し堅苦しくなるものです。
さらに子どもがいると、子どもへの影響を考え、親らしく手本を示そうとします。
こうした心がけが無意識のうちに表に出て「性格が変わった」と言われるようになるのです。
2つ目の変化は、パートナーからの影響です。
パートナーと一緒に暮らしていると、だんだんパートナーの考え方も自分に映ってきます。
もちろんいいことです。
喧嘩や衝突がないように、妥協点を見つけたり協力したりしながら、お互いが歩み寄ります。
結果として、自分の性格が相手に似ることがあります。
いずれにせよ、性格が変わったことを悪いほうに受け止めないことです。
人付き合いが悪くなる面もありますが、既婚者としての責任を重んじていると考えることができます。
既婚者としての心の変化が、きちんとできている証拠なのです。