夫婦生活で、最も大きな過ちといえば、浮気です。
パートナーが自分に黙って、異性と不適切な関係を結んでしまうのです。
パートナーの浮気がわかったとき、あなたならどうしますか。
このとき考えたいことが、2つあります。
「一度の浮気も許せない。すぐ離婚だ」という人もいるかもしれません。
たしかに許せない行為であるのは、紛れもない事実です。
ただし、後先のことを考えず、いきなり離婚に踏み切るのは、あまり賢いとは言えません。
腹が立つ気持ちはわかりますが、まず気持ちを落ち着かせ、冷静になりましょう。
いきなり離婚を切り出すのではなく、よく考えます。
「離婚をすればどうなるか」です。
子どものこと、親のこと、これからのことなどです。
離婚すると、大きなことを失います。
「一度は浮気を許す選択肢もあっていいのではないか」と考える余裕が必要です。
パートナーの浮気だけを責めるのではありません。
自分にも原因がないか、探りましょう。
自分は決して悪くないと思いますが、そうとも限りません。
浮気をするのは、浮気をしてしまう原因が、自分にもある可能性があります。
たとえば、次のようなことに心当たりはありませんか。
夫婦生活が崩れていれば、パートナーが別の刺激を求めて浮気に走るのも無理はありません。
「一度は許す」という姿勢は、パートナーのためだけではありません。
自分に対しても、夫婦生活の姿勢を改める意味があります。
執行猶予は必要です。
お互いに対する改善として、姿勢を改める余裕が必要ではないでしょうか。
早まった行動はせず、一度落ち着いて、よく考えましょう。