結婚すると、急に独身者が輝かしく思えるものです。
独身者には、大きな自由があります。
家庭を背負っていないため、一人の時間がたっぷりあります。
稼いだお金は、すべて自分の好きなように使えます。
すべてを自分の都合で、判断したり行動できたりします。
そんな自由奔放な独身者を見て「羨ましい」と思ってしまうのです。
さて、こんなときどうするか。
「独身者が羨ましい」と思う前に、独身者と自分とを比べるのがよくありません。
他人との比較は、人生の悪い習慣です。
独身者が羨ましく思う気持ちはわかりますが、まず独身者のことは忘れましょう。
既婚者が、独身者と比べても意味がありません。
そもそもステージがまったく違うのです。
今は「既婚者」というステージに移ったのですから、独身者と自分とを比べることはナンセンスです。
では、どうするのかというと、既婚者である自分の特権に目を向けましょう。
既婚者だからこそ得られる幸せがあります。
夫婦で生活できること。
子育てを楽しめること。
結婚記念日を一緒に祝えること。
出かけるとき「いってらっしゃい」と見送ってくれる人がいること。
家に帰ったとき「おかえりなさい」と迎えてくれる人がいること。
どれも、既婚者だからこそ得られる幸せです。
既婚者ゆえの幸せに目を向ければ、独身者のことは気にならなくなります。