「ワインは高価だ」
本当にそうでしょうか。
少し考え方を変えてみましょう。
ワイン1本で考えると、どれも高価に映ります。
しかし、ワインはごくごく飲むためではなく、ちびちびと飲む飲み物です。
コーヒーでいう「エスプレッソ」に近い存在です。
エスプレッソは、少量です。
しかし、ほんのわずか一口で、風味が口全体に広がります。
少量ではありますが、コーヒーらしい風味が見事に凝縮されています。
ワインの場合も同じです。
たとえば、1本1万円のボトルがあるとします。
客観的に、ほかのアルコール飲料と比べれば、たしかに高い。
しかし、ちびちびとした飲み方なら、ボトル1本の消費には時間がかかるはずです。
室温なら、10日前後は楽しめます。
冷蔵庫やワインセラーなどを使って適切に保存すれば、最低でも1カ月、最長でも1年は持ちます。
それくらい長期間楽しめることを考慮に入れれば、高いとは言えません。
ワインの価格を時間で割れば、高くはないでしょう。
むしろ安いと言えませんか。